8/27 老人と海を見る

家人と二人で伊勢佐木町の「横浜ニューテアトル」という映画館に行って
「老人と海」を見た。ＭＴ氏が銀座で見たという話を聞いていたので、どんな映画か
興味があった。

　　　　　


昔風の町の映画館で、持合いのロビーもなく、映画が始まる20分前までは入場も
できない。事前に切符だけ買って（夫婦でどちらか50歳以上であれば＠1000円）
一旦映画館を出て時間をつぶす。
伊勢佐木町といえば、有隣堂本店です。本屋さんを覗けば時間はあっという間。

沖縄、与那国島の老漁師が、サバニという小舟で、カジキマグロを採るという
ドキュメンタリー映画です。
彼の舟より大きなカジキを見事釣り上げ、小舟の舷側に抱いて帰る姿は、まさしく
ヘミングウェイの“老人と海”そのものでした。
だから、サメに食べられてしまうのではと、はらはらしました。
大きな獲物を腹に抱えて、サファイアのように碧く澄んだ沖縄の海で、小舟は
波に乗り上げ乗り上げ、母港を目指します。
小さなエンジンは甲高い声で悲鳴を上げつづけます。

無事に港に帰れるかは、実際に映画をご覧ください。

ふと横を見ると、家人も舟を漕いでいました。

夕方、家に帰って、娘と３人で近所のステーキ「くら」に。


ここは海岸に面していて、隣のイタリアンや渚橋珈琲と同じ系列の店。花火のスポンサー。
昨日の逗子海岸花火大会があんなに盛大なのも、ここのおかげなのです。
というわけで、昨日の感謝の気持ちも込めます。