３日は、この秋一番の冷え込みとなり、実は朝から、ほくそ笑んでいた。
だって、江の島のRydeenでは、今年の“初”湯豆腐の日なのだから。
牡蠣流青唐辛子派の宗家ＭＴ先生をお招きしての、公式湯豆腐会である。
朝６時に起きて、１号機から一本ずつ弾きながら、今日はどのウクレレで行くか
を決める。それほど気合が入っている。
今日の気分は１０号機ロン・ヤスダ、オータサンモデル。
江の島への途中、稲村ケ崎から、江の島と富士山がくっきりと見え、
まるで、風呂屋の看板のようだ。
いつも思うけど、稲村ケ崎の崖の間から見える富士山は、とても大きく見え、
崖を抜けて七里ガ浜にくると、小さく見える。錯視である。
この上下の写真は、倍率が違うのだけど、このくらい違ってみえるのだ。不思議。
旧「メイン」。開店前のガラス窓の拭き掃除って、いいよね。
本日の湯豆腐会のメンバーは、会長、副会長、ＭＴ氏、そして私の４名。
三々五々Rydeenに集合。
コックピットでのメザシ焼きからスタートです。
そんで、そこからキャビンへ移って。どんどんエンジンが加速して行きます。
牡蠣の香りと、青唐辛子醤油の香りでいただくこの湯豆腐。
冬場のRydeenの風物詩です。
しみじみ呑めば、しみじみと～
日本酒が合うのですが、日本酒は要注意。いつも失敗は日本酒からです。
今回は、途中で水を入れて飲んだりしてみました。
そして、いよいよ朝からの選抜に勝ち残った、１０号機の登場です。
ハワイから届いた時は、ブリッジのニスがまだ乾いていなかったこのウクレレも
４回目の日本の冬を迎えるにあたって、相当に乾燥しきってきていて、実は
よく見ると、いっぱい小さな亀裂が塗装に走っています。
しかし、その分、音も乾いてピッチまで安定してきていたのが、今朝私の眼鏡に
かなったという訳です。
星の三部作“スターダスト”“見上げてごらん夜の星を”“星に願いを”
そして、ジャパニーズヒット大全集がキャビンに忘れてあったので、
それを開いて、何曲かやったのだろうと思いますが、記憶にありません。
そして、また「ジャパニーズヒット大全集（上）」を船に忘れ来てしまいました。
途中、水を飲んだりしたのですが、マダラに記憶が飛んでいるようです。
そして、秋の陽はつるべ落とし。いつのまにやら、太陽から月に舞台の主役が
交代しておりました。
