幻のいかなごのくぎ煮

近畿に春を告げるいかなご料理。青の洞門恒例の「いかなごのくぎ煮」が、今年は提供出来ません。
大阪湾のいかなご漁は、僅か三日で終了しました。地球温暖化に伴う自然界の変化を、いかなご漁も受けたのでしょうか。
明石のいかなごはまだ手に入るようですが、何せ高価格のため手が出ません。いかなごは本来庶民の保存食、青の洞門も高級品としては提供は出来ません。
地球の環境変化で、色んな生き物の生存が脅かされています。人類が生き残るためにも、地球にやさしい思いやりと行動が必要です。
さて、今朝はみぞれ交じりの天気でした。寒くて、また厚い衣類を引っ張り出しました。
東大寺二月堂のお水取りが終わると、奈良にも本格的な春が訪れると言われています。しかし、今年は一瞬の間、春が立ち止まっているような状況です。
天気予報によると、来週は暖かい気候のようです。早く春がいっぱいの気分を味わいたいものです。
※写真は、昨年の青の洞門の「いかなごのくぎ煮」です。