青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

富雄の案山子(かかし)

2018-09-13 15:33:21 | Weblog
今週は天気が不順のせいか、青の洞門も活気がありません。暑い夏から一気に10月並みの天気になったりと、健康的ではない季節です。
曇り空の下、今日も杵築神社まで自転車を走らせました。富雄川沿いの田んぼの稲も色づき始め、まもなく収穫の時期になります。
今年もこの田んぼの守護神である、富雄の案山子(かかし)が登場しました。毎年衣装替えをする、お洒落な案山子です。
収穫前のお米の天敵、雀たちに威厳を放つのが案山子の役割です。今年も、その大事な役目を充分に果たすことでしょう。
雀といえば、日本古来の鳥だと思っていました。ところが雀が日本に登場したのは、大陸から米が伝わった時期と重なるそうです。
稲穂を摘んだ船の中に、雀は紛れて渡ってきたようです。どこにでもいる雀は、今でいう外来種なのでしょう。
人類がアフリカ大陸から渡ってきたように、純粋な日本古来のものはないようです。あまりに伝統に拘り過ぎると、思い込みで排他的になるので大変です。
最近スポーツ界では、ボクシング・体操・駅伝・重量挙げ等でパワハラ問題が続出しています。今の時代に於ける、結果重視に偏った指導体制を見直すべきと思います。
これは政治の世界にも、当てはまることだと思います。今、行われている自民党の総裁選は、スポーツ界以上のパワハラがあるようです。


コメント
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