青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

「シコふんじゃった」

2012-03-26 14:53:40 | Weblog
映画「シコふんじゃった」は、廃部寸前の大学相撲部を復活させる学生たちの様子を、コメディタッチで描いた名作でした。相撲に興味がないひとも、この映画で相撲界に目を向けさせられました。
この「シコふんじゃった」は、何度かテレビでも放映されましたが、いつ見ても笑いが抑えられない物語でした。でも、この映画のようにアマ・プロを問わずに、日本相撲界は時代の流れの中で日本古来の伝統が薄れてきています。
大相撲は、今場所も横綱白鵬が逆転優勝しました。同じモンゴル出身の鶴竜も、よく頑張ったのですが、最後は力の差が出ました。外人力士でいっぱいとなった番付表には、上位の日本人力士は数えるばかりです。
寂しいことですが、これが現実です。相撲界が再び日本人横綱を土俵に立たせることは、今後最も難しい課題です。もっと対外的にPR活動を続けて、相撲界をもう一度盛り上げて欲しいものです。
今年はロンドン五輪の年ですが、あのお笑い芸人の猫ひろしが、カンボジアのマラソン代表に選ばれました。海外の国籍を取得しての五輪参加には賛否両論ありますが、猫ひろしの日々の頑張り具合には敬意を表します。
相撲界も五輪も国籍意識が薄れれば、もっと世界は平和になるのでしょうか。五輪スポーツは元来国と国との闘いですが、国籍や人種の意識がなくなれば世の中からは争いもなくなるでしょう。外人ばかりの相撲界も、今は良しとすべきなんでしょう。
弥生三月の青の洞門の営業も、今週で終わりです。まだまだ寒い日が続き、春とは名ばかりです。暖かい日差しの中で、早く咲き誇った桜の花が見たいものです。

コメント (1)
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