パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

北朝鮮の偽札

2005-11-06 00:08:54 | Weblog
 久しぶりに「すき家」の豚汁が食べたくなって行ってみたら、すき家でいつも注文する「キムチ豚丼豚汁セット」(「牛」より「豚」のほうが好きなのだ)が発売中止となっていた。中国、韓国産キムチに回虫の卵発見のニュースを受けてだろう。「全キムチの三割の率で発見」とかあったし、まあ、しょうがない。納得である。私も、「ワンダフル」で買った一瓶百円のキムチを即廃棄にしたし。(すき家のキムチは結構おいしい)

 ところで、昨日、北朝鮮で偽一万円札発見というニュースを見たが、「すかし」や「ホログラム」のできが悪く、使い慣れている日本人には通用しないが、そうではない(北)朝鮮人にはわからないのだろう、とか説明していた。……ということは、朝鮮人どうしが「偽一万円札」で商売をしているということなのだろうか? ……????……でも、報道内容では、実際、そうらしい。

 ところで、スーパーKとかいう極めて精巧な偽ドル札が有名だけれど、これらの北朝鮮名物とも言える「偽金づくり」は、もしかすると、アメリカや日本の富に憧れた朝鮮人が、その富への「憧れ」として作り、使っているのかもしれない。
 「まさか(笑)」な話だけれど、朝鮮人に限り、決して「まさか」な話じゃない。

 日本統治時代、反日運動の嫌疑をかけられ、警察で取り調べを受けたある朝鮮人が日本人警察官の扱いに怒り、翌日、「伊達眼鏡」をかけて出頭したという話を以前、読んだことがある。眼鏡をかける→知識人に見える→鄭重に扱ってもらえる、という「珍三段論法」だ。最初、まさかと思ったが、大統領が人気回復のために一重まぶたを二重にする手術を受けてちいっとも怪しまれない国なのだもの、日本円やアメリカドルに憧れて、その偽札を作って、自分達で使うことは充分にあり得る。

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5 コメント

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北朝鮮 (うさぴょん)
2005-11-06 01:15:18
子供銀行、ですか・・・(苦笑)。
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まったくその通りで…… (ナンバラ)
2005-11-06 13:45:19
 まさに「子供銀行」なんですよ。そのニュースでは、「偽一万円札」を「つかまされた」のは中国人の商人だったけれど、その「偽札」を別の支払いにあてることができるのなら、「偽札」でもそれなりに機能していることになる。もちろん、その価値は、一万円のせいぜい十分の一くらいだろうけど。で、流通を重ねる間に価値がさらに下がったりして(笑)。

 実際、デフレ対策として、「期限付き紙幣」というアイデアがあるという話は聞いたことがある。期限を過ぎると価値がなくなるので、早いとこ使わなければならず、それがデフレ対策になるというわけです。もっとも実行した国はないらしいけど。
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期限付き貨幣 (うさぴょん)
2005-11-06 20:43:36
かなり究極にババ抜きみたいな・・・。

考え自体は面白そうでも実行した国はその国の経済自体の信用が地に落ちてしまいそうですね。

北の国の偽札はそれでもそれなりに機能\してしまったら、それって地域流通貨幣?

でも北の国の経済自体が子供銀行みたいなものなのかも。

あの国は元々は普通に国民生活レベルだと「お金のいらない国」だったのでわ?お金がいらないというよりも「お金に価値が無い国」。

お金が無くてもいい国って、これだけだとなにやらパラダイスチックですね。(苦笑)
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期限付きは紙幣。 (うさぴょん)
2005-11-06 21:45:35
硬貨は期限付きでないので、その国では硬貨が喜ばれ紙幣は嫌われる。

お金持ちはこぞって硬貨を箪\笥貯金にして・・・。預金、期限付きシステムだとどうなるんだろう?は、ともかく、ナンセンスユーモア小説で誰か仕立てませんか?

寡聞にして知らぬが、もうなっていたりして(笑)。
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「期限付き紙幣」おまけ (おお)
2005-11-15 07:11:26
厳密にはちょっと違うのですが、「減価する貨幣」そのものはオーストリアのヴェルグルで1930年代に実施されていましたね(今で言うところの「地域通貨」のモデルと見なされています)。

これは月一回、市が発行する少額のスタンプを裏面に貼ることで額面通りに流通するというもので、スタンプ分が「マイナス利子」となるというもの。

ブラック・マンデー以降の大恐慌時代の失業者対策としてかなりの成果を上げたものの、「国の通貨政策に反する」という理由で禁止されたとのことですが。



「減価する貨幣」というアイディアは一見、銀行の「ゼロ金利」に近いものに見えますが、銀行が金融機関の安泰を計りつつ、今日的な「金融商品」で発行量以上の金額を流通させる市場のツケを小口利用者に転嫁しているだけなのが実情であるのに対し(これへの制限策として「トービン税」等の導入も一部では検討されています)、「減価する貨幣」のアイディアはコミュニティ・ベースの消費回復と利息による債務超過を軽減させる対抗策として注目され、一般に「地域通貨」と呼ばれ各地で実験が続けられています。

特にカナダのLETSや南米の交換リングなど、地域経済の基盤を確立したものもよく知られているようです。



ところで個人的には、「貨幣」の意義を見直し、自分たちの手で経済のグラウンド・デザインを作るというこのアイディアは、そこいらへんのアートなどとは較べモノにならないくらい創造的で非常に面白いと思っていますが、ほかの皆さんはどうなんでしょうね?

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