パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

共産党、あんたはエラい!

2011-07-05 23:23:07 | Weblog
 松本復興大臣が辞職したが、そもそも私が松本復興大臣の「発言」を知ったのは、例によって2ch経由なので、松本龍という政治家が解放同盟の副委員長(元)であることも、併せて知ることになってしまった。

 もちろん、彼がそういう「議員」であるため、あのような恫喝的な発言が習い性になっていた、かどうかは……わからない。

 あの恫喝的発言は、本人が言う通り、「北九州の出身でB型性格なので」ということかもしれないが、いずれにせよ、私は、松本龍なる政治家が、解放同盟の副委員長の経歴を持つ政治家であることを知ってしまったのだった。

 私のような人間は、おそらく数百万単位に上るにちがいないが、では、「私のような人間」は、今後、どうしたらよいのだろう?

 私は、民であることを知って、「やっぱり……!」と思ってしまうような環境で育った人間ではないことをお断りした上で言うのだが、「やっぱり」と「!」を除いた「……」で終始するしかないのだろうか?

 それも、やはり、おかしい。

 いや、絶対におかしい。

 問題は、多くのマスコミ人が、少なくとも政治部の記者ならばほぼ全員が知っていることを、「知らぬふり」でやり過ごそうとしていることだ。

 そういう「曖昧さ」が、日本社会の閉鎖性を増し、独善性を助長し、福島原発事件(もう「事故」とは言わない)を起こしてしまったのだ。

 そもそも、松本の「今のはオフレコだぞ。書いた社は、おしまいだと思え」発言は、マスコミにとって、まさに自らの生命に関わることではないか。

 それを、「被災者の心を傷つける」とか、なんだ、この脳天気なバカは。

 「傷ついた」のは、「被災者」だけではないぞ、ちあきちゃんも、元ホンジャマカのめぐみが司会するお昼のニュースショー番組で、松本大臣の態度を伝える映像に、「酷いショックを感じた」と語っていた。

 そもそも、私がこの件を知ったのは、冒頭に書いた通り2chを通してだったのだが、フラッシュプレイヤーが古くて、映像で知ることが出来なかった。

 それで、翌朝のニュース番組を注意してみてみたのだが、どこも触れていない。

 おかしいなと思いながら、元ホンジャマカのめぐみが司会するお昼の番組ではじめて映像を知り、番組メンバーのちあきちゃんと同じく「酷いショック」を受けたのだった。

 その前は「知りたがり」とかいう、フジの番組を見ていたのだが、「松本問題」にはまったく触れずじまいで、チャンネルを変えたら、やっていたのだった。(朝日新聞のネット版では触れていたが、「活字」だけで、「映像」が流れなければ、ここまで大きくはならなかったに違いない。)

 ところで、今、ウィキペディアで調べたら、唯一共産党の小池晃がツイッターで今回の、特に「対マスコミ恫喝」に触れ、「元解放同盟の地金が出てしまったのでしょう」と明記したらしい。

 共産党、あんたはエラい!