大阪市交通局に昨年5月採用された、非常勤職員が偽造した文書が「維新の会」市議に渡り、それを根拠にネオコン橋下市長は市労組を盛んに攻撃してきた。この出来過ぎたシナリオは自作自演の茶番劇ではなかったかとの思いを強くしている。
偽造文書は平松前市長の後援会への参加を、市労組が職員に徹底させるという内容のものだった。入庁間もない職員が不正を働き、市政を混乱させた背後には、ダーティーな組織が蠢いたものと推測できる。組合つぶししたい、橋下の意を受けた組織でなければいいのだが。文書を偽造した職員は、「誰にも指示されず自分が作った」と語ったが、誰が信用するだろうか。
不誠実な橋下の態度も理解できない。偽造文書の真偽も確かめず、議会に持ち込んだ維新市議をたしなめることもしないで、擁護しているからだ。謝罪が先だろう。
これら一連の混乱劇は、戦後の混乱した時期にGHQなどが気に入らない相手をおとしめるため、使った常套手段と酷似している。それが息を吹き返したような大阪市政。いかにも異常な雰囲気であることが手に取るようにわかる。混乱する大阪市政。今後を暗示しているようだ。
偽造文書は平松前市長の後援会への参加を、市労組が職員に徹底させるという内容のものだった。入庁間もない職員が不正を働き、市政を混乱させた背後には、ダーティーな組織が蠢いたものと推測できる。組合つぶししたい、橋下の意を受けた組織でなければいいのだが。文書を偽造した職員は、「誰にも指示されず自分が作った」と語ったが、誰が信用するだろうか。
不誠実な橋下の態度も理解できない。偽造文書の真偽も確かめず、議会に持ち込んだ維新市議をたしなめることもしないで、擁護しているからだ。謝罪が先だろう。
これら一連の混乱劇は、戦後の混乱した時期にGHQなどが気に入らない相手をおとしめるため、使った常套手段と酷似している。それが息を吹き返したような大阪市政。いかにも異常な雰囲気であることが手に取るようにわかる。混乱する大阪市政。今後を暗示しているようだ。