活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

米議会慰安婦問題非難決議で迷走する安倍首相

2013-02-19 09:58:28 | Weblog
稀代の歴史修正主義者として名を馳せる安倍晋三首相。従軍慰安婦問題でも盛んに、「河野長官談話」を見直すと、ことあるごとに発言していた。

先ごろ、米ニューヨーク州議会上院で「人道に対する罪。20万人におよぶ若い女性が日本軍の売春システムを強制されていた」と非難決議され、立ち直れないほどの「ショック状態」にあるのではないかと推察される。

安倍は衆院での共産党志位委員長の質問についても、「この問題を政治、外交問題化させるべきではない」(2/1:朝日新聞)とちんぷんかんぷんに答弁した挙げ句に、この問題をすっかり封印してしまった。

余程、慰安婦問題には確たる自信がないのだろう。侵略した中国や韓国に対しては高飛車に構え、差別意識丸出しだが、一方の米国には相変わらず平身低頭する従属ぶりである。この落差は一体、何なのだ。

はや暗雲立ちこめる袋小路状態の安倍と、その側近修正グループ。歴史を都合よく曲げ、もて遊びしないことが賢明というものだ。


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