東電福島第1原発から外洋への放射性セシウム汚染問題では、事業者東電によるずさんな測定がされていたため、放射性セシウムは「検出せず」との測定結果が公表されていたことを東京新聞が明らかした。
東京新聞によれば、東電は海水や海底土の汚染状況を調べるには、最低でも10時間以上の時間を要するが、放射性物質が検出されないようにと、短時間の15分程度で済ませているとのことである。検査データを手抜きして、国民をだます手口は昔も今もまったく変わらない。
安倍晋三首相が昨年9月、ブェノスアイレスでのIOC総会で福島原発港湾内では、「汚染水は完全にブロックされている」と世界に向け発信したが、東電もまた安倍発言を積極的に補強する役割を担ってきたのである。
社会的責任を放棄した東電を破綻させなかったツケはあまりにも大きすぎる。
東京新聞によれば、東電は海水や海底土の汚染状況を調べるには、最低でも10時間以上の時間を要するが、放射性物質が検出されないようにと、短時間の15分程度で済ませているとのことである。検査データを手抜きして、国民をだます手口は昔も今もまったく変わらない。
安倍晋三首相が昨年9月、ブェノスアイレスでのIOC総会で福島原発港湾内では、「汚染水は完全にブロックされている」と世界に向け発信したが、東電もまた安倍発言を積極的に補強する役割を担ってきたのである。
社会的責任を放棄した東電を破綻させなかったツケはあまりにも大きすぎる。