活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

都議選敗北の責任取らずに続投する蓮舫・野田執行部では党存続の危機からの脱出はできない!

2017-07-06 21:10:55 | Weblog
7月2日の都議選で自民党は大敗を喫しました。翌朝行われた自民党臨時役員会で安倍晋三は、「きびしい結果だったが一致結束して頑張ろう」と抽象的言葉で語っていました。敗因分析さえしませんでした。やはり、「安倍一強」政治が5年も続いていたため、傲慢、おごりが党全体に蔓延、一朝一夕には改まらないことを印象づけていました。

自民執行部でも責任問題にしないで落着させるようですが、この無責任体質救いようがない病的症状といえないでしょうか。

この自民党の体質に輪をかけるように、野党民進党は衰退が激しく今回選挙では議席数を7議席から5議席に減らしました。自民と同様、執行部の責任を問うこともしないで蓮舫・野田が続投し、体制を維持するということを早々と決めています。

おととい4日には藤末健三政調会長代理が憲法問題で「民進党は反対するだけ。議論がされていない」と、不満を募らせ離党届を提出しています。要するに憲法改正の主張をしているのです。こういう跳ね上がり分子を野放しにしているのが、民進党の実態ではないでしょうか。

自民の受け皿になるべき民進がこのような体たらくでは話にもなりません。執行部はいったいどうするつもりなのでしょうか。前回の都議選では民進党は69万票を獲得しましたが、今回のそれはわずか38万票でした。30万票も落とせば勝てっこないですよ。戦略のない蓮舫・野田のせいで民進党は存続の危機に立たされているといっても過言ではありません。

連合とはきっぱりと決別することと、原発問題でもあいまいな態度から脱却することで、立ち直りのきっかけにできるはずです。それをしないのですから本当に救いようがありません。まあ民主党崩壊の「戦犯」野田佳彦が幹事長という職に就いていること自体、浮上は無理だと思いますが。蓮舫も安倍晋三と同じですね。もう少しましだと思っていたのですが期待はまったくできないですね。


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