安倍晋三首相を持ち上げて根拠のない「南京大虐殺はなかった」と自己の売名に余念がない、NHKの経営委員に就いた作家の百田尚樹。
今月はじめには都知事選の応援で、田母神俊雄候補に肩入れ、田母神以外の候補者を「人間のくず」呼ばわりして、多くの国民からひんしゅくを買った。
人間のくず発言だけで、不偏不党の立場にあるNHKの経営委員としてはアウトである。ところが安倍政権は、この発言を「問題視しない」というから、その無神経ぶりにあきれるしかない。
このようにNHK経営委員としてまったく不適格な百田を、読売グループの日本テレビが先日の11日、夜のゴールデンアワー「全日本仮装大賞」にゲスト出演させたことは、政権と退廃日テレが一体であることを印象づけた。
巨大メディアとして最低限持つべきプライドを捨て去って、安倍の広報機関に成り下がった日テレであるが、これには以下のような理由がある。
それは今年1月に特定秘密保護法の秘密指定の基準を議論する、「情報保全会議」がスタートしたが、信じられないことに座長として読売会長の渡辺恒夫が就任した。秘密法制定を念願とする安倍と渡辺の思惑が一致、起用されたものである。
安倍の重用に報いたい渡辺が「妄言作家」百田尚樹を露出させ、安倍の欲求不満解消に手を貸した、と考えるのが普通である。百田を居座らせる安倍政権、国民も甘く見られたもので、現段階では受信料を払う必要はないと考える。
今月はじめには都知事選の応援で、田母神俊雄候補に肩入れ、田母神以外の候補者を「人間のくず」呼ばわりして、多くの国民からひんしゅくを買った。
人間のくず発言だけで、不偏不党の立場にあるNHKの経営委員としてはアウトである。ところが安倍政権は、この発言を「問題視しない」というから、その無神経ぶりにあきれるしかない。
このようにNHK経営委員としてまったく不適格な百田を、読売グループの日本テレビが先日の11日、夜のゴールデンアワー「全日本仮装大賞」にゲスト出演させたことは、政権と退廃日テレが一体であることを印象づけた。
巨大メディアとして最低限持つべきプライドを捨て去って、安倍の広報機関に成り下がった日テレであるが、これには以下のような理由がある。
それは今年1月に特定秘密保護法の秘密指定の基準を議論する、「情報保全会議」がスタートしたが、信じられないことに座長として読売会長の渡辺恒夫が就任した。秘密法制定を念願とする安倍と渡辺の思惑が一致、起用されたものである。
安倍の重用に報いたい渡辺が「妄言作家」百田尚樹を露出させ、安倍の欲求不満解消に手を貸した、と考えるのが普通である。百田を居座らせる安倍政権、国民も甘く見られたもので、現段階では受信料を払う必要はないと考える。