先月31日、ハワイ沖で実施した日米共同開発の迎撃ミサイル」「ブロック2A」の発射実験はあえなく失敗しました。日本政府は米政府からブロック2Aを4基、150億円で購入する契約をしています。米トランプ政権に言われるまま、すでに2基を2000億円で購入予定の「イージス・アショア」に、ブロック2Aを搭載して敵ミサイルを迎撃するシステムの本体総額は2150億円に達しています。その他、見当がつかない数字ですが、イージス・アショアを運用するための人員も100名程度必要とされています。
このように膨大な血税が失われるわけですが、政府は企業のように費用対効果を検証しようともしません。常識で考えればこの使い物にならないシステムは断念することが理にかなっているのですが、政府はそれさえも放棄したままです。どれだけカネを使えば気が済むのか。そして私がいちばん知りたいのは、日本がいつから米と兵器を開発する国になり下がったのかということです。
このように膨大な血税が失われるわけですが、政府は企業のように費用対効果を検証しようともしません。常識で考えればこの使い物にならないシステムは断念することが理にかなっているのですが、政府はそれさえも放棄したままです。どれだけカネを使えば気が済むのか。そして私がいちばん知りたいのは、日本がいつから米と兵器を開発する国になり下がったのかということです。