防衛次官人事大荒れ、政府の先送り方針に小池氏が猛反発(読売新聞) - goo ニュース
小池防衛相が国会開会中に自身のパフォーマンスのためとしか思えない訪米をして、ゲーツ国防長官やチェイニー副大統領ら有力者と意味のない会談をしたことが問題になっています。挙句の果て、民主党小沢代表がテロ対策特別措置法の延長に反対していることに「時計の針が止まっている」と痛烈に批判しましたが、そこまでして米国の歓心を買おうとした小池氏の防衛相としての資質を問わなければなりません。
今回また、防衛省内の人事に対して、小池氏は現職の事務次官に相談をしないまま、警察庁出身者を後任の事務次官に勝手に決めたため、それに反発した現職次官が、首相官邸を訪れ、塩崎官房長官らと直談判する異例の事態に発展したのです。省庁幹部の人事は大臣と現職事務次官が相談して、人事検討会議を経て閣議決定されるとのことですから小池氏の完全な脱線人事といえるのです。
現職次官も自衛隊イラク派遣などに貢献したようですが、5年の長期在任に対して批判もあるようです。それでも本人は留任を希望しているようですから、余程おいしいポストなのでしょう。現職次官、辞任の潮時を誤れば、晩節を汚すかもしれません。小池氏と現職次官とのゴタゴタ、当分、納まる気配なしです。
そして、一番大切なのは権力の座を得た小池氏が防衛相として適任なのか非常に疑わしいことです。米国による原爆投下を「しょうがない」と発言した、おバカな久間前防衛相同様、程度が低すぎるように思えるのです。一時、思うとおりにならないことから辞任したいこと表明したそうですが、やはり、防衛相には不向きといえるでしょう。首相の任命責任が問われることでしょう。
日本の役人は都合が悪くなると、大臣に責任をとらせ、自分らには何の影響もないようにする。
役人根性丸出しである。
今回は、大臣が言い出したことである。次官はやめて当然である。
それを、こともあろうに、次官自らが政治問題化した。
こんな次官は即、首である。自分を何様だと思っているのか。
役人は人事を仲間内の秘め事にしてはダメ。
ここから、公務員改革が始まる。
小池さん、ガンバレ。
ルールに則り人事を決めればよいのです。塩崎官房長官も今回人事に首を傾げていることは、やはりおかしいのでしょう。
今後ともよろしくお願いします。