活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

安倍首相は戦没者式典で諸外国に「加害と反省」を語らなかったがイメージ重なる小池都知事の朝鮮人虐殺追悼文取りやめ

2017-09-02 20:23:10 | Weblog
日本の首相安倍晋三と首都東京の知事小池百合子。ふたりは日本の「負の遺産」となる歴史を競い合って、「なかったことにしたい」と歴史を塗り替えることに余念がありません。

安倍は戦後72年を迎えたことし8月15日の戦没者追悼式典で、侵略して迷惑をかけた中国をはじめとする諸外国に、「加害と反省、を述べることはありませんでした。次世代にいつまでも謝罪を押し付けるわけにはいかないという屁理屈からです。

小池にいたっては1923年9月1日に発生した関東大震災で、日本の官憲の手で朝鮮人が虐殺されたことへの「お詫びと反省」から、歴代都知事が寄せていた追悼式への追悼文をことしから取りやめてしまったのです。朝鮮人虐殺は覆すことができない事実ですが、小池はこのことをなかったことにしたいのか、「事件は歴史家にまかせる」として、歴史認識の欠如までさらけ出し記者会見をしていました。

安倍と小池。似た者のふたりは日本の歴史を改ざんする排外主義勢力「日本会議」の枢要メンバーに名を連ねています。歴史に忠実に向き合わないふたりは「日本の恥、東京の恥」といっても過言ではないのです。


post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。