G8、石油高騰に「強い懸念」表明へ(朝日新聞) - goo ニュース
米のサブプライムローンの不良債権化で、世界的株安が嫌気して、原油先物市場に大量に資金が流れ込んだ結果、天井知らずの物価高が、各国市民の生活を直撃しているのに、先進国首脳は「急激な上昇に強い懸念」と、いかにも弱々しい表明をするようですが、これが先進国の対応とは聞いてあきれます。
産油国に供給量を増やすよう要請したところで、却って原油価格高騰を招いたことの教訓がまったく生かされていません。また、省エネや代替エネルギーを促したところで根本解決など程遠いのです。連携できないG8の経済無策、ここに極まれりです。
いますぐ取り組むべきは、巨額の利益をたくらむ投機マネーに対して、監視を強める必要があるのに、これを放任する無策は責められるべきでしょう。金融機関やファンドに流れる犯罪資金を制限できなければ、混乱するばかりで世界恐慌も懸念されます。
また、投機マネーの資金の4分の1が日本から調達され、原油高に拍車がかかっていることも、世界経済混乱の一因となっています。あまりにも金利が低すぎるためです。いつまでも続けることは、経済犯罪に加担することになります。
こんごもG8表明とは関係なく、価格だけが一人歩きすることは確実です。経済の混乱に歯止めすらできないようでは、G8のどこが先進国なのでしょうか。
米のサブプライムローンの不良債権化で、世界的株安が嫌気して、原油先物市場に大量に資金が流れ込んだ結果、天井知らずの物価高が、各国市民の生活を直撃しているのに、先進国首脳は「急激な上昇に強い懸念」と、いかにも弱々しい表明をするようですが、これが先進国の対応とは聞いてあきれます。
産油国に供給量を増やすよう要請したところで、却って原油価格高騰を招いたことの教訓がまったく生かされていません。また、省エネや代替エネルギーを促したところで根本解決など程遠いのです。連携できないG8の経済無策、ここに極まれりです。
いますぐ取り組むべきは、巨額の利益をたくらむ投機マネーに対して、監視を強める必要があるのに、これを放任する無策は責められるべきでしょう。金融機関やファンドに流れる犯罪資金を制限できなければ、混乱するばかりで世界恐慌も懸念されます。
また、投機マネーの資金の4分の1が日本から調達され、原油高に拍車がかかっていることも、世界経済混乱の一因となっています。あまりにも金利が低すぎるためです。いつまでも続けることは、経済犯罪に加担することになります。
こんごもG8表明とは関係なく、価格だけが一人歩きすることは確実です。経済の混乱に歯止めすらできないようでは、G8のどこが先進国なのでしょうか。