政府・東電は21日、福島第一原発1~4号機を廃炉にするための工程表を発表した。1期から3期に分けて、最終的に廃炉が完了するまで、30~40年の期間が必要だとした。
米スリーマイル島事故では、燃料取り出しまで10年を必要としたことから、単純にこのような期間が設定された。ちなみに、スリーマイルは原子炉は1機だけだった。
福島が30~40年の期間で、廃炉が完了するという、学問的・技術的根拠はどこにもない。政府・東電が発表するものは楽観的であり、信用することはできない。
福島の現状は世界でも経験したことのない、極めて困難な作業を迫られているため「打つ手なし」の状態が続いている。廃炉にするまでの費用もいくらかかるか、見当もついていない。
政府・東電はこの費用を賄うため、近々のうちに電気料金を値上げする予定でいる。放射能の放出がいまも続いている中、野田政権は不真面目にも「冷温停止を確認した」からと、事故の「収束宣言」をした。誰が信用するのか納得させるものはない。
根拠のない「国際公約」をでっち上げ、無理やり収束宣言に走る野田政権。このことを見ても、いかにデタラメな政治が、横行しているかがよくわかる。国民をだまし討ちするために誕生した、野田政権の退場を強く求めなければならない。
米スリーマイル島事故では、燃料取り出しまで10年を必要としたことから、単純にこのような期間が設定された。ちなみに、スリーマイルは原子炉は1機だけだった。
福島が30~40年の期間で、廃炉が完了するという、学問的・技術的根拠はどこにもない。政府・東電が発表するものは楽観的であり、信用することはできない。
福島の現状は世界でも経験したことのない、極めて困難な作業を迫られているため「打つ手なし」の状態が続いている。廃炉にするまでの費用もいくらかかるか、見当もついていない。
政府・東電はこの費用を賄うため、近々のうちに電気料金を値上げする予定でいる。放射能の放出がいまも続いている中、野田政権は不真面目にも「冷温停止を確認した」からと、事故の「収束宣言」をした。誰が信用するのか納得させるものはない。
根拠のない「国際公約」をでっち上げ、無理やり収束宣言に走る野田政権。このことを見ても、いかにデタラメな政治が、横行しているかがよくわかる。国民をだまし討ちするために誕生した、野田政権の退場を強く求めなければならない。