Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

二羽の白鳥

2012-04-19 08:12:27 | 未分類
夜明けとともに起き出して、雑読と妄念と珈琲と煙草とのひととき。
やがて起きて来た愛犬とともに、朝靄の中の散歩。

白鳥の鳴き声に頭上を見上げると、二羽の白鳥が西に飛んでいきました。
明らかに迷っています、それとも北帰行からドロップアウトしたのかも。

昨日は、某大学の用事を済ませた後、紀伊国屋書店に直行しいつもの大量買いに興じ、彼女に頼まれた本は忘れないようにしました。



今朝はそのうちの一冊「般若心経」(中村元 東京書籍)を、サンスクリット(梵字)の訳と解釈から始まって、様々な訳に対しての考察が書かれています。

読み終えて、愛犬との朝靄の中の散歩。

自由、平等、互助に直結する概念は書かれていませんが、その基底そのものが書かれています。(考え尽くされています。)

また、フォイエルバッハの「キリスト教の本質」から止揚されたマルクスの「経済学・哲学草稿」に書かれている「類的存在」(人と人との関係における人間的本質)の人間的本質そのものが書かれています。(考え尽くされています。)

等々が頭の中を駆け巡りながらの、愛犬との朝靄の中の散歩。

さてと、これから彼女のお気に入りの家具が九州から届くとのこと、受け入れの整理をしなければ、その前に彼女との朝食の準備です。

(2012.04.19記)