Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

大相撲賭博

2010-07-03 07:36:13 | 未分類
相撲が国技と多くの人に浸透していますが(国技館の名称のおかげ?)、一瞬にして崩壊しました。
国技としては、「剣道」「空手」「なぎ刀」「柔道」等も自称しても良いと思います。

参議院選挙公示日に、大相撲賭博で「逮捕者」が出たと、大々的に報道されました。
僕は本来へそ曲がりですから、「何故、公示日に?」と。
選挙報道の過熱に水を注すためだと考えます。

選挙報道がヒートアップすると、もっとも負の影響を受ける政党または国の機関の意思を忖度したのでは?
選挙報道のヒートアップをもっとも恐れているのは、誰かな。

昨日(6/28)調査委員会の報告があり、相撲協会、理事会、調査委員会の名古屋場所開催への予定調和が見られました。

調査会座長の伊藤滋は都市計画の専門家ですが、何者か調べてみました。

財団法人社会安全研究財団の理事長(H8.03.26就任)をしており、理事はパチンコ台メーカーの社長連中と伊藤一実(元警察庁警察大学校長)、林則清(元警察庁刑事局長)、松原洋(元警察庁中部管区警察局長)、専務理事田 正文(警察庁中部管区警察局長)とそうそうたる警察官僚の天下り先です。(同財団HPより)

また、父は『チャタレイ夫人の恋人』の翻訳で、最高裁まで猥褻と芸術で争った伊藤整です。

歴史の皮肉を見てしまいます。


仲良く(?)晩御飯

今後の展開で見物は、NHKが放送を中止か継続するかです。
国技としての相撲の観点からではなく、経営上の判断をすると思います。
どっちにしろ、受信料収入にはね返りますからね。

リンクしています晴走雨読氏は、NHKの報道スタンスを批判しています。

『相撲や芸能と興行、暴力団との関係は、深い歴史があることくらい百も承知で国技として中継してきたはずである。初めて知ったような顔をした報道姿勢には疑問がある。』(サブプライムから世界恐慌へ 新自由主義の終焉とこれからの世界 その2 10.06.20)

座長伊藤滋が、相撲協会を断罪し、元検察官僚村山弘義を理事長代行に就任させるのは、警察・検察の出来レースであり、この出来レースにNHKも加担、と勘繰ってしまいます。