Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

デジャヴ 3/3 

2009-08-21 06:49:45 | 未分類
再掲
『器物破損で逮捕され、動揺した家族、そして母親が留置所に行くシーンが続きます。
その母親の「まだ若いからやり直せるし、やり直してもらいたい。」と話すシーンで終わっています。』

1972年2月22日9時過ぎ吉野雅邦の母が説得を始め、9時20分に吉野は母に向けて発砲しました。

吉野雅邦は一人の人間として自立した瞬間である、警察の親の情を策したことに逆上した等さまざまなことが言われていますが、この映像は脳裏に焼きつき、奇妙な感覚に襲われました。

難解な言い方になりますが、子が母に発砲しなければ、子であり母であることができない瞬間であり、この一瞬に、類としての存在への不条理を見たのかもしれません、僕の裡に。

逮捕された斉藤君と母と父との関係は、いま鋭く立ち上がろうとしているならばと、考えます。



番組の後半では、街宣右翼の大日本神民塾・五十嵐博臣塾長(38歳)を紹介していました。「クリスマスの夜にアパートで、一人で過ごす奴も珍しいだろうな。」と自嘲気味に語っていました。
五十嵐塾長に指導されている仮名シゲキ(19歳)の独白。

とりたててメモすべき印象は、ありませんでした。

最後に大谷昭宏は「いまの法大の学生たちに、かつての学生運動のような明るさはない。疎外感を持つ若者が右翼や左翼に引き寄せられるのでは。」とまとめていました。
このコメントは、何も語っておらず、単にTV朝日のマスゴミに加担しているだけのことです。

*このメモを書くにあたって、何点かの資料を参照していますが、資料名は明記しないことを追記します。