
美希ねえちゅんと直人君の札幌のアパートも、寒波がおそった。
だから夕べは、直人君と組んずほぐれつの夜だった。さっすがに毎晩というのは若くても疲れるようだ。
美希ねえちゃん「やっと晴れた」。
直人「これで明日からは授業がはじまる」。
美希ねえちゃん「仕事も休みだったし、随分籠もっていた感覚だよ」。
直人「だって地下鉄は途中までしか動かないし、バスは運休だったもん。それで大学も休校が続いたさ」。
美希「籠もっていたからセックスやり放題と最初は喜んだが、三日も続くとやっぱ飽きるよなぁー。私股間が痛いよ・・・」。
直人「僕もう、萎んでたちません」。
美希「(*^▽^*)、じゃあワインで乾杯しよう。冬が終わったというので・・・」
直人「うん、家ごもりの酒が少しあったな」。
美希「冬の終わりにワインで乾杯」。
赤いグラスが太陽の光でキラリと輝く。
美希「写メ撮っておこう!、冬ごもりの祈念に」。
・・・
最後の寒波がいってしまったから2月の最後の週も、そろそろ冬が終わる予報だ。
街の中は、排雪できない雪が空地に山になっている。
融けてなくなるまでに、随分と時間がかかりそうだ。
そんな冬の終わりの街であった。
アパートの外も人通りが増えたみたいだ。
人々の声が弾んでいる。
やっと冬が通り過ぎた!!!・・・。
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