Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング225. 小説:小樽の翆156. 鍵穴

2020年08月28日 | Sensual novel

 

 先週水曜日に、小樽公園でツカモッチャン家の小春にあった。

そう思っていたら、やはり小春がやってきた。学校からの帰り道なんだ。

小春「あっ、また絵をかくオジサンだ。あのねぇー・・・、また一太郎お兄ちゃんと美容師さんのシーンをみちゃったの」

シーン!?。

小春「昨日ね、また女の人のサンダルがあったの。お兄ちゃんの彼女が来ていたのね。だから音をたてずに二階へあがったの。今回はさすがにドアは閉まっていたわ。でも洋服がすけるような音が微かにするの。それで鍵穴からのぞいたの。なんか悪いことしているみたいだけど、何がみえるかなって好奇心が先よね」

やはり・・・。ということは、小春のお兄さんの一太郎君や美容師の彼女は火曜日が休みなんだ。

小春「そしたら、美容師さんの裸がみえるの。やっばりと思った。その美容師さんの胸からおっぱいのあたりがとても綺麗なの。感激しちゃった」

それは悪趣味だけど・・・・、感動はあった。

小春「私も見ちゃいけないと思ったけど、美容師さんの胸からおっぱいのあたりに見とれちゃった。私もああなりたいなって」

彼女は、お兄ちゃんと同じ歳なの?

小春「美希姉ちゃんがいってたけど、お兄ちゃんより、二つ年上なんだって。それで、美希姉ちゃんに教えてもらった知識を復習していたの。下の方はよくみえなかったけど、多分、座位よ!」

突然リアルな話になるじゃん。

小春「悪いから、そおーーっと、音をたてずに外へいったの」

そのあたりは、良心的だね。

小春「だって、あの綺麗な胸からおっぱいに、私だって抱かれてみたい・・・・」

多分王女様のようにみえたんだろう。

小春「そうなの、とても優しそうで素敵な王女さまよ!」

もう初潮を経験すると一気に女になる、いや女になる準備が急ピッチで進んでゆくといったらよいか・・・

小春「ここだけの話ね、パパ達には内緒よ

ひとしきり話し終えると、小春は夕飯のお手伝いがあるからといって帰っていった。

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