小さな川がはしり護岸に店が並ぶ。夕方は涼しくなるから子供達はバスケートボールで遊び、夕涼みにやってくる人も多く、各家々は夕飯の支度があるから野菜やお惣菜の店や行商の店が並ぶ橋詰め広場界隈といったらアーバンデザイン的好ましい風景であるが・・・。ここの子供達に言わせれば泥棒街であり誘拐事件も起きたそうだ。つまり生活はそんなに豊かではないエリアだろう。だが私はここに何回も撮影に足を運んだ。そして陽が沈む頃、長い田舎道を足早に家に帰った。
さて日本で血液検査の結果異常はなかったが、貧血であるという医者の指摘だった。貧血というと動悸、息切れ、めまい、倦怠感、頭重などが挙げらるが幸いに私はこうした症状はない。ただ疲れやすく気力が乏しい。食事療法なのだろう。これは次第に栄養をつけて行くほかない。
だから少し仕事をすると疲れてベッドに横たわって休息。いつもの体調に回復しない毎日が続く。歳をとると回復が長引くとする説もある。帰国後の静養もたしかに時間がかかる。といってかたづける仕事が山積みであり、昨日は法務局から、書類を1枚作成してくださいと電話があり、タクシーで往復した。
今日もまたかたづけるべき仕事ででかける。毎日少しずつ片付けながら、体力の回復を期待しているのだが・・・。
画像:フィリピン・ブラカン州ブラカン