Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編201. 滑稽

2015年09月17日 | diving
 私は、環境デザインが専門分野だから、人間を取り巻く環境には職業柄一応人並みに関心をもたざるを得ない。
 そんな環境の中でも成層圏以上と水中は、酸素タンクを持参しないと近づけない世界だ。そしていずれも地上とは比較ならない別環境なのである。成層圏へ行くのは無理だが、水中ならば訓練次第で行くことが出来る。そこがダイビングの魅力だ。
 水の造波抵抗を最小にするように、魚の形態はできている。だから理に適っていて大変美しい。いかにも水の中で暮らす生物の形態だ。それしても水の中では、逆に陸上に住む人間の形態が大変ユーモラスで滑稽だ。もっといえば間抜けな形態である。それは水の抵抗を受けないで暮らしているのだから無理からぬ話でもあるが。つまり水の中では美の基準が違う。
 なんだ俺も今日の画像のように滑稽な動作をしているのか。我ながら笑っちゃいますね。せめて潜るときはもう少し魚的にスマートゆきたいのが理想ですね。撮影しているとどうしても上体が起き上がってくるので、これって結構格好が悪い姿勢なんだよな。身体を水平に中性浮力、これがなんとか魚に近い形態なんだけど、撮影したいという欲望の方が強くてね(笑)。

沖縄県恩納村山田
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4mm,露出補正0,f/4.11/800
コメント
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