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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE567. PENの存在価値

2013年01月30日 | Shinkansen commuting
 普段は、このレンズ1本でいいかなと思いたくなる。ここまで写れば、これで十分だ。何と言っても軽いので、機材を肩から担いでいても、軽すぎてずり落ちてしまうのと地味なのが難点(笑)。
 PENのレンズと同じ大きさなのがライツ・ライカのレンズである。ただしライツはガラスがたっぷり使ってあるから少しズシリとくるけど。
 私の15年前のフィルム時代の経験では、このあたりが使いやすい交換レンズの大きさだと思う。というのもこの時期に最も使いやすかったのが、ミノルタCLEにライツ・エルマリート28mmの組み合わせだった。このレンズのためにこのボディがあるといってもよいぐらいの好相性だった。これにテレ・エルマリート90mmを予備に、あとは明るい標準レンズのついたレチナ3Cをセットにしていた。このうえなく大変重宝な高解像度なシステムだったがCLEの電子回路が寿命となり、残念ながらボディを廃棄した経験がある。その後ボディは、ライツM4-Pに変わったが。
 だから心あるフォトグラファー達は、今でもフィルムライツ・ライカだろう。予備にデジタルM9あたりを使うものと推測。だってライツで撮影された美しいフィルム画像の媒体がデジタルに変わっただけで、それ以上に写真は、進化しているわけではないからね。だからライツに始まりライカで終わるという不文律は21世紀も生きているわけだ。
 それにしても最近、ライツレンズをあまり見かけなくなった。あの名レンズの数々は、どこにいったのだろう。とにかくライツのレンズが容易に付けられるPENの相性の良さは、便利この上ないのだけど。そこに私のPENの存在価値があるのだろう。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月22日
OLYMPUS PEN E-PM2, M.ZUIKO DG17mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f7.1,1/500.
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