Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

私の小さな旅60. デジタル水準器

2011年09月02日 | field work

 私が使用しているオリンパスペンのE-P2とE-P3には、デジタル水準器がついている。これが便利なので、いつもファインダーに表示させている。ゆっくり構えてファインダーを確認すれば不必要だと思われるのだが、撮影に夢中になっていると、気づかないうちにボディが傾いていることがよくある。そんなことを気づかせてくれる水準器は、大変便利だ。
 時には、この画像のように被写体が傾いている場合もある。日本の古い民家は、長い風雪に耐えてきたのだから、どこかしら傾いているのが普通である。私などは、むしろ親しみをこめて眺めている。
 だから水準器で確認しながら撮影すると、そうした微妙なことが解るわけである。建築の撮影では、必須の機能といってよい。
 もう一つ建築撮影に必須の機能がある。それがシフト機能である。OM時代には、24mmの超広角シフトレンズがあったので、建築撮影にはオリンパス有利といいたい位のシステムであった。
 今回はシフト機能がない24mmが発売されている。これも広角ズームの写りが良いという評判のため、少し迷いの種である。これにシフト機能がついていたら即購入なのだが、それはあてのない待ちを余儀なくされそうだ。さてどうするか。
 そのかわりエルマリート45mmで建築物のアップ撮影をしている。この90mm相当の画角は、案外使いやすい大人の画角であることを実感する。建築物にもアングルによってはだが、使えるレンズである。
 
小浜市,2011年8月27日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f4,1/200,i-Finish

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