フィリピンの家は彩度が高く、ほどよい色相でペインティングされているので、街が汚くても画僧の写りが良い。撮影する立場では容易な環境だ。そして乱雑に積み上げられたコンクリートブロックなどモノクロ画像向きだ。だから映像も静止画を組み合わせてというスタイルを時々行っている。
そんな撮影作業に没頭していれば幸せだったが、今年度の学術論文の締め切り日が2月14日と早めに設定されてしまった。あと1ヶ月かよ。ならば気分を切り替えてフィリピンで明治期小樽の話を書こうか。今年は全部はかけないから二部に別けようと執筆構造は早々に決まったが、意欲がねぇー・・・、なのだ。もちろんフィリピンで執筆することは覚悟していたから準備はしてあるが。
(記:2025年1月15日)
追記:プーチン大統領とトランプ大統領の電話会議
フィリピンで伏せっている時に両氏の電話会議に着目していた。電話会議の内容は、ホワイトハウスとロシア大統領府から発表された。どちらも発表前に調整されているから内容は同じである。ロシア側は協議項目を全てについて具体的に発表しており、アメリカ側は概略的発表という違いがある。世界のメディア評価はともかくイギリスBBCと私は、この電話会議を歴史的成果と評価している。
トランプ大統領は30日間停戦というコンセプチュアルな提案に対して、プーチン大統領は「では、そのために、いくつかの課題がありますよ」と提案を前進させたことも興味深い。これは双方が今後協議してゆく議題を提案している。つまり交渉は進展したのである。
これまでEU各国がウクライナ紛争解決が試みたが成果はなかった。ここにきてようやく紛争解決に向けた新しいステージに到達できたわけである。それにしても欧州委員会委員長フォン・デア・ライエンの過去の発言にあった「ウクライナが敗れたらロシアはヨーロッパまで進軍してくる」によってEU諸国とバイデンアメリカは武器供与を続けてきたが、そうした論拠なき発言にこんなにも簡単に従う国家の無知さに私は唖然とした。
電話会議で興味深いのはアメリカとロシアで、NHLとKHLでプレーするロシアとアメリカの選手によるアイスホッケーの試合を開催するというプーチン大統領の提案があった。友好関係はスポーツから始まることを過去の幾つかの例が教えてくれる。
全ての項目ついてわかりやすいのでロシア大統領府の発表を以下にあけだ。
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ロシア大統領府の発表
プーチン大統領はアメリカのトランプ大統領と電話で会談した。
(2025年3月18日午後8時15分)
両首脳はウクライナをめぐる情勢について詳細で率直な意見交換を継続した。
1)プーチン大統領は、戦闘行為と人的損失の停止という気高い目標の実現のため奮闘するトランプ大統領に謝意を示した。
2)プーチン大統領は、紛争の平和的解決に向けた基本的な取り組みを再確認し、包括的かつ確実で持続可能な解決策となる可能性があるものについて、アメリカのパートナーらとともに徹底的に検討する用意があると述べた。これは当然ながら、危機の根本原因を取り除くことの絶対的な必要性と、ロシアの安全保障上の正当な利益を考慮に入れるべきだ。
3)トランプ大統領による30日間の停戦案に関して、ロシア側は、すべての前線で攻撃を停止した場合の有効な監視の確保、ウクライナでの強制的な動員や軍の再軍備の停止の必要性といった、多くの重大な点を指摘した。
4)また、到達した合意をたびたび妨害し破ってきたウクライナの政権の強情さについて深刻なリスクを指摘した。
5)(ロシア西部)クルスク州の民間人に対し、ウクライナの戦闘員が野蛮なテロ犯罪を行ったことも強調した。
6)紛争の激化の防止と、政治・外交的な手段による解決に向けた取り組みのための重要な条件は、ウクライナに対する国外からの軍事支援と情報提供の完全な停止だと強調した。
7)先日、トランプ大統領がクルスク州で包囲されたウクライナ兵の命を助けるよう呼びかけたことに対して、プーチン大統領は、ロシア側が人道的な見地に基づいて行動する用意があり、ウクライナ軍の兵士が投降して捕虜となる場合には、生命と、ロシアの法令や国際法の規定に沿った相応の取り扱いを保証することを確認した。
8)会談の中でトランプ大統領は、紛争当事国の双方が30日間、エネルギーインフラへの攻撃を控えるよう提案した。
9)プーチン大統領はこの呼びかけに肯定的に応じ、対応する命令を直ちにロシア軍に下した。
10)プーチン大統領は、トランプ大統領が述べた黒海水域の航行の安全に関する呼びかけを実現したいという考えに対しても、前向きに反応した。
11)合意の具体的な内容の検討のため協議を開始することを決定した。
12)プーチン大統領は、3月19日にロシアとウクライナの間で、175人対175人の捕虜交換が行われると伝えた。さらに、善意の表示として、重傷を負ってロシアの医療機関に入院中のウクライナ兵23人が引き渡される。
13)両首脳は、上記のトランプ大統領の提案を含めたウクライナ情勢の解決に向けた努力を、二国間の枠組みで続ける意思を確認した。このためロシアとアメリカの専門家のグループを設置する。中東や紅海の情勢など、その他の国際問題にも触れた。
14)危機の現場の情勢を安定させ、核不拡散や世界の安全保障に向けた協力関係を確立するため、共同の取り組みが行われる。これはまた、ロシアとアメリカの関係の全体的な雰囲気の改善を促すことになる。
(よき一例は、ウクライナ紛争に関する国連決議で同じ票を入れたことだ。)
15)ロシアとアメリカが世界の安全と安定の保証に対して負う責任の観点から、二国間関係の正常化に双方が関心を示した。
16)この文脈において、われわれの国が関係を築くことのできる幅広い分野が検討された。経済とエネルギーでの互恵的な協力の将来的な発展に向けたさまざまなアイデアが議論された。
17)トランプ大統領は、アメリカとロシアで、NHLとKHLでプレーするロシアとアメリカの選手によるアイスホッケーの試合を開催するというプーチン大統領のアイデアを支持した。
両大統領は、言及されたすべての問題について連絡を取り続けることで一致した。
会議内容の出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250319/k10014753961000.html
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