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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE929. ディーゼル特急

2014年05月04日 | Shinkansen commuting
 今日の画像は何を撮したかったというと、小さなディーゼルカーである。このアングルで撮影すると、どこかNゲージの鉄道模型をみているみたいだ。
 中学の頃鉄チャンに誘われて、少しばかり鉄道の世界に興味を持った。その時特急電車並みに走るディーゼル特急に最大の関心があった。それは電化区間であろうと非電化区間であろうと、オールマイティで高速で駆け抜ける世界を想像していたからだ。
 だから函館から網走まで走り抜ける国鉄のキハ82系ディーゼル特急など一度は乗って、高速運転を堪能したいと言うのが当時の夢だった。そしてこの車両の1/80ペーパーモデルまで制作したことがあった。その後そんな機会もなく大人になり忘れていた。
 民営化後に憧れのキハ82系に乗る機会があったが、各駅停車のように大変のろい特急であり、騒音がすごいのであった。設備もお粗末というほかない。大体非電化区間というのは、ローカル線だから線路規格が貧弱で高速運転などできるはずがない。それに後日キハ82系というのは、故障続きでメンテナンスが大変であり、最高速度に近い95kmで走れるのは5分だけという、名ばかりの特急であったことを思い知った。
 その後この画面に写っているワイドビュー飛騨という新型ディーゼルカーキハ85系に乗る機会があり、高速運転というアナウンスに期待はしたが、なんか一般道を走る自動車と同じ速度だし、場合によっては郵便屋さんのバイクと併走したり、ようやく線路規格の上等な幹線にはいり高速運転かとおもいきや、燃料を節約するような実にノロノロとした走り方であり夢はついに打ち砕けた。
 だが鉄道模型をつくった技術は、その後建築模型をつくるときには大いに役だったし、いまはその建築を教えて生業としている。今はそんなディーセル特急より格段に速い、新幹線でフェラーリ並みの速度で通勤している。プロダクトデザインとりわけトランスポーテーション・デザインとしてみると、今でも鉄道車両はそれなりに面白いと思うけど。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-P5,LEICA MACRO ELEMARIT45mm/F2.8
ISO1000,露出補正-0.3,f2.8,1/8000
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PEN LIFE926. 隠れ里の小さな旅

2014年04月29日 | Shinkansen commuting
 遅咲きの桜!、ではなく拾い忘れていた画像である。ペンもボディが複数あると、画像を入れっぱなしにしていて自分でもそれを忘れてしまうためだ。日付を見たら4月17日になっていた。
 最近、PCのメンテナンスであまり撮影する機会もない。どこか出かけたいと思い、関西の写生地という本を広げると、結構大阪周辺によさげなところがある。
 夕陽丘、伝法漁港、平野、石切、安堂、止々呂美(とどろみ)と知らない地名には興味をそそられる。能勢電鉄などという鉄道が今時あるのかしらんと思ったりと、小さな旅人には興味が尽きない。いや撮影機材ではなく、いっそスケッチブックに持ち替えての写生旅だろうか。
 連休中は、大阪郊外の隠れ里の小さな旅をして、民族の大移動をかわしたい。連休が開けてから四国とか九州だな。今日は激しく雨が降り続く1日だった。明日も雨予報だ。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f1.8,1/8000
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PEN LIFE892. ニコンの真骨頂

2014年03月21日 | Shinkansen commuting

 京都は氷雨、名古屋は強い風。あらしのような春分の日であった。というわけでもないが少し真冬の画像でもアップさせておこう。クレジットには12月28日とあったので、滋賀県に雪が降っていた頃であり、雪の車窓を見ながら年末の大学へ出勤していた。画像とともに、あの頃のキーンと冷え切った寒さを少し思い出す。
 LIFEという映画の予告編をみたとき、これは幻想イリュージョンの世界かなと早合点していたら、なんとアメリカの写真雑誌ライフ廃刊にまつわるお話だった。後半に登場するフォトグラファーが撮影していたボディにテーピングされた機材はニコンF3チタンとモータードライブであった。ニコンはヒマラヤだとか森林だとか砂漠だとか、或いは宇宙といった厳しい環境のフィールドに持ち出すと実に信頼性高く、そして実に絵になる機材である。世界の人跡未踏のフィールドこそがニコン活躍の場所なのである。
 当然ライフ誌でも相当の名場面がニコンやライツで撮影された。こんど手元のライフ写真全集などをじっくりみてみよう。
 言い換えればニコンは、都市の中で持ち歩くには、いささか大げさな機材でもある。だから、世界の酷寒のフィールドを歩かない軟弱な私は、オリンパスで十分でございますとニコンに敬意を表したい。手元のFや F3は、多分今でも使えるだろうと思う。世界の厳しい気候環境をフィールドとする機材、それこそがまさにニコンの真骨頂なのである。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PENE-P5 LEICA ELEMARIT45mm/F2.8
ISO2500,露出補正-0.3,f2.8,1/8000

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PEN LIFE853. 旅の急ぎ虫

2014年02月09日 | Shinkansen commuting
 京都は、雪の影響もなく朝から快晴である。東京では空港に泊まらされたりと、なにかと騒がしい話をニュースが報じていた。毎日新幹線で通勤していると、旅の急ぎ虫に遭遇することがある。
 つまり列車や飛行機が遅れたりすると、「満室でホテルがとれない」、「どうしても今日帰らなきゃならんのですよ」、「結婚式に間に合わない」、「猫に餌やらなきゃ」、「仕事の打合せが入っている」、「明日の準備のため今日帰らなきゃ」といった類の乗客の愚痴である。
 つまり大して急ぐ用事でもないのに時間通り動きたいがための愚痴が急ぎ虫である。しかし本来交通機関というのは、例えば中国やユーラシア大陸の鉄道や飛行機を思いおこせば、時間通りに動くことはないというのが私の認識だ。日本国内でも気候が変われば突然動かなくなるのに、いつも時間通り動くと信じるのも旅の急ぎ虫が原因である。
 急ぐ用事というのは、例えば「摘出した心臓を運んでいる、5時間以内に病院へ搬送しなければならない」といった具合に物理的に急がざるを得ない場合である。それ以外は、個人的な理由というよりは、単なるわがままの急ぎ虫のなせる技である。
 交通機関が遅れるのも旅の余興である。だから遅れたときにどうしようかという装備とアイデアがわくのが旅だろう。
 私は、いつも特製のスケッチブックをリュックにつめている。以前はアメリカから帰るときに機内食も食べずにスケッチに没頭し、気がついたら成田だったということもある。それに文庫本も必携である。 これらで半日は過ごせるだろう。もっと遅れたら街でも見て歩こう。だから撮影機材も必携。当然小さく軽く本格的に撮影できるオリンパスの撮影機材一式である。 これら必携3点はいつもリュックに入っており、毎日持参している。
 以前通勤途上で人身事故を起こして、私の新幹線は途中駅で止まっていた。しばらく必携3点セットで時間をつぶした後、時間をもてあましている車掌さんに「半日ぐらいは止まっていますかねぇー」と尋ねたら、「いや!、そっ!、そんなには止まってないですよ!!」と笑い話になった。

新幹線・米原-岐阜羽島 
OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO1000,焦点距離11mm,露出補正-1/3,f4.5,1/8000.
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PEN LIFE852. 素晴らしい1日

2014年02月08日 | Shinkansen commuting
 太平洋側を通過している低気圧が呼び込んだ寒気団の影響で東京では17cmの雪が降っているようだ。京都は、朝方車の上に積もるぐらいで、雪は積もらなかった。さて週末出勤。名古屋のほうが雪が多いではないか。
 素晴らしい、新幹線は大いに遅れちょる。当然徐行運転の空いているこだま号に乗り、行きつけの売店で調達したレモンティーと二台の撮影機材をテーブルに並べ、雪見撮影である。まあ15分程度の遅れで名古屋に着いたけど。東京から来る新幹線は、1時間半遅れのようだ。これは、いつもと違う素晴らしい1日だ。
 ニュースでは、早く帰ろうとする人々が新幹線に殺到している様子が撮されていた。今日帰らないと困るんですよといった具合に愚痴をたれている。そんなに早く帰って何すんだろ。
 海外にいても予定日までに帰らないと翌日から仕事があるんでよー、という日本人が多いのにはまいった。予定通りに帰らなきゃならんほど、重要な仕事をしているのかしらん。私が観察するには、下っ端ほど律儀なようだ。
 海外を旅すると、飛行機が遅れた、乗れない、などというのは日常的な話である。或いは今日は欠航、次は三日後ですなんていうのも、よく経験することだ。
 そうなるともう少し街を楽しんで素晴らしい三日間を見つけようという具合に私の頭は働く。旅だから何が起きるかわからない。なにかが起きたら別の時間のすごし方なり素晴らしい時間をつくりだす方向へ頭を切り換えるというのが旅である。
 さて帰りの新幹線、1時間半は遅れている。のぞみ号は相変わらず混んでいる。あれにゃー乗りたくない。そう思っていたらすんなりひかり号がやってきた。あきれるぐらいに空いているではないか。だから帰りも夕方の雪見撮影をしながら帰った。寒かったけど、大変素晴らしい1日であった。

新幹線・岐阜羽島-名古屋 稲沢市明蔵寺
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO2000,露出補正0,f2.8,1/8000.
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PEN LIFE849. 本気で寒いは!

2014年02月05日 | Shinkansen commuting
 今日は本気で寒い1日だった。新幹線は雪で徐行した。大学は朝から晩まで学部生達の卒業研究発表会だった。これは明日も続く。それ位学生が増えた。帰りの名古屋駅の夜のホームは、シンシンと冷え込んでいた。明日の気温予報は零下だ。こりゃ本気で寒いは!。この程度で寒いなんていっていたら、雪国の人に言わせたら笑われるか。
 珍しく土曜日は雪予報だ。こりゃ京都の街の撮影にゆける、いや、午後から大学で打合せが入っているか。
 もう文字を打つ気力もない。
 
新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO2500,露出補正0,f28.,1/8000
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PEN LIFE848. 本日の教訓、血迷い

2014年02月04日 | Shinkansen commuting
 今日は比良山系が靄とからまり綺麗だった。また寒い冬なのだが、12月の頃に比べると耐えられる寒さだ。
 気温が1°増す毎に体感温度は1°下がるが、その算式は私の実感と異なる。それに直達日射量を加味して判断しなければならない。耐えられない寒さの12月よりも現在の方が直達日射量は増えているから、同じような体感気温でも耐えられる寒さなのだと断言しておく。
 話題は変わるが、労働時間と言う概念もおかしい。それは肉体労働で生まれた概念だから、現在の知的生産性社会では当てはまらない。7時間働いても肉体労働ならば成果になるが、他方ダラダラとすごし何も知的生産をしなければ、それは働き方が間違っている。今ならば、労働集中時間というべきだろう。論文を書くときは3時間位集中力が持続するが、それが限度である。F1レーサーも3時間以内にレースが終わり、やはり意味がある時間だと思う。たいして頭脳労働を必要としないリーマンにしても集中する時間は断片的だろうが、足し合わせても1時間以内だと推測する。
 なんでこんなことを思いついたかというと、今朝は二度寝したためか起きたのが朝8時であった。それから町内の仕事を片付けゆっくり出てきたら大学に着いたのは昼前だった。昼食後は、朝から1日いても片づかなかった昨日の仕事が効率よく片づいてしまった。なんでも朝から馬鹿みたいに出ていったって仕事が片付くわけではないのだという本日の教訓である。
 さらに話題は変わり、オリンパスOM-D E-M10が登場する。ボディは少し小さくなりバッテリーも初期のPENシリーズと同一だ。3軸手ぶれ補正はスペックダウン、それ以外は現在のE-M5と同等だ。であれば現在のE-M5は大切に使っていよう。それに消費税が上がる前に上位機種のE-M1でも調達しよう。
 システムのポイントはバッテリーの互換性だ。バッテリーが違うといちいち充電器もそれ用のモノを持参するなんていうのはいやだよ。E-M1ならば、手元のE-M5、PENE-P5とバッテリーが統一できる点がよい。
 さてレンズは、12-40mm/F2.8ズームレンズにすると、やがて登場予定の40-150mm/F2.8ズームの二本あると随分万能システムになるのだが、あまりズームに依存したくない。であれば、LEICA DG25mm/F1.4だな。これだと単焦点レンズシステムが揃うことになる。どたらのシステムにするか迷うところだ。
 こちらは本日の血迷いだ。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO200,露出補正0,f3.51/2500
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PEN LIFE847. 冬が戻ってくる

2014年02月03日 | Shinkansen commuting
 さて今日は節分、大学の帰りに吉田神社に直行し、お火焚ぐらいは見たい。だが定食屋で夕飯を食べたらもう動く気力がない。今日の大学の仕事はあまりたいして進まなかったのだが、その不完全燃焼がかえって疲れたのだろうか。今年の節分はお終いです。
 今朝、通勤途上で石山あたりから岐阜羽島にかけての新幹線の車窓は深い霧であった。平凡な風景も霧で少しばかり幻想的な雰囲気となる。車内で信号を受ける新幹線は、スピードを落とすこともなく定刻に名古屋に着いた。もう霧がでるなんて、やはり春の始まりか、それにしちゃ今年は少し早いぞ、と思っていた。
 今日は卒業作品の提出が終わった。これで第一段階終了。明後日は第二段階の発表会。その後は作品展と続く。まだまだ難関が続く。
 明日は立春であるが、冬が戻ってくるようだ。今週は京都に雪が降るんだろうか。少し期待したいが、あまり今年は雪の降らない京都である。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO2000,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f4,1/4000
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PEN LIFE837. ポッポ屋の書いた本

2014年01月16日 | Shinkansen commuting
 今は新幹線も雪がない。明後日から大学入試センター試験の監督だから名古屋に泊まり込みだ。私の経験では、入試の時に雪が降ることが多かった。そうすれば新幹線は遅れるし、第一朝の5時起きはかなわん。
 本屋でこんなのが新潮文庫かと手にしたのが、ポッポ屋の書いた新幹線の本。だいたいポッポ屋の本はつまらないものがおおいのだが時間つぶしに良いか。
 結局ポッポ屋の本はつまらなかったのだけど、新幹線にはなにかと注文をつけるクレイマーが多いという話は共感する。特に芸能人が多いという話しだ。突然の成り上がり根性でよせばよいのにとくだらん注文つけたくなるという奴だな。いるいる、そういうのが。列車に乗ると話し声がうるさいとか、窓が汚れているとか、普段気にもしないことが突然吹き出す症候群がいる。私も降りるときにUTという俳優と軽く接触して無視して歩いていたら、非常識やなぁーと私の肩をたたく。その肩のたたき方が自信なさげなんだな。俳優ってこんなもんか。
 さて、明日から名古屋泊まり。明後日は早朝からトホホの試験監督だ。本日の朗報は、お稲荷さんの榊が遠くのスーパーまで買いに行ったおかげて調達できたので、京都人としての使命は果たして一件落着。それは、大げさか・・・。明日からもしばらく大学人としての使命がたっぷり続く。だからブログもお休みです。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DG35mmF1.8
ISO1000,露出補正-0.3,f2.8,1/8000
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PEN LIFE834. 諸事に忙殺

2014年01月13日 | Shinkansen commuting
 最も寒い日が続いている。京都の朝は0度である。さらに今週は、土・日がセンター試験で出勤となっている。休みのない長いロードが続く。
 それに今週から来週にかけて4っつの授業が終わるので、レポートやらの採点と成績付けが残っている。これがまた提出遅れの学生が必ずと言ってよいほどいて、ややこしいのだ。つまり泥縄の2週間である。さてどうしたもんかとため息が出てくる。
 明日は私の原稿の締め切り日か、1週間程で企画から執筆までするという離れ業だ。そんな苦労は、誰にもわからんだろう。あとは明日最後の校正をして提出だな。その後に論文の解析と執筆がくるという慌ただしさだ。
 最近私が公開しているスケジュール表に研究・執筆と入れた。そしたら、この時間は私が大学にいると勘違いしているお目出度い学生がいるのにはまいった。研究と入れたら、学外でフィールド調査をしたり打合せをしたりと結構多忙であり、大学にいるときもいないときもあるのですよ。
 それに学生が私の研究室を訪れる用事というのは、制作中の作品の相談ならば大いに時間をあけるところなのだが、大概は事務書類に私のサインが必要なときだけであり、そんな事務的な話ならば10秒もあればすむでしょう。だから外から私の研究室の灯りがついているかどうかで判断すれば良いのに、わざわざメールで執拗に打診してくるはずれた発想には、まいった。付き合いきれないというのは、こういうことをいうのだろう。
 週の始まりになると愚痴が多くなる。やれやれという気分で諸事に忙殺される毎日が明日から始まる。2週間休みなく続くというのが、嫌気がさすもとだ。とても寒いし・・・。こういうときこそ、前向きに行きたいのだが、それも適わぬとなると、気分転換できる方法がないかなぁー。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO200,露出補正0,f2.8,1/8000
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PEN LIFE832. 微気候のエリア

2014年01月11日 | Shinkansen commuting
 昨日は、京都と滋賀県の県境のトンネルを抜けると雪だった。川端康成の小説「雪国」、国境の長いトンネルを抜けると雪国だった、の一説のようだ。もともと線路際には融雪装置がついていないところなので朝の新幹線も大いに徐行してゆく。朝の気温も京都は氷点下だった。今年一番の寒さという予報だ。関ヶ原にさしかかると雪はなく快晴だった。
 今日の滋賀県は、昨日の雪も全部融けてしまい、冬の晴天だった。しかし関ヶ原にさしかかると空はにわかに曇りだし雪が積もっていた。雪の降るエリアが変わったようだ。10分も走らないうちに天候が全く変わるというなんとも微気候のエリアを走っていることになる。だだし寒いことに変わりはない。それも後一月の辛抱だ。そうすれば、冬の寒さが懐かしくなるだろう。
 さて原稿も大詰めになってきた。まったくやれやれの仕事なのだが、今週は随分仕事をしたような気分だ。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO500,露出補正0,f2.8,1/8000
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PEN LIFE826. RURAL SCAPE

2013年12月31日 | Shinkansen commuting
 今年の1月7日からアップさせた1秒間に70mは走る新幹線車窓からのルーラル・スケープも、雪の風景で始まり雪で終わった。
 1年間モノクロームで撮り続けていると、やまり季節毎の変化があり、それによって景観の見え方も随分違ってくるようだ。この沿線は、特に法律で地区指定されたエリアではなく、至極普通の日本の集落なのだが、それでも生活風土と日本建築の関わり合う美しさを垣間見せてくれた。
 そういう風土的日常の美しさは、刺激と変わりもの好きでオブジェクト志向の現代人が関心持つとは思われないが、まぎれもなく日本の生活風景なのである。
 そして東京人が京都にやってくるときに必ず眼にする風景であるが、京都の風景は愛でても、こうした風景が話題になることはまずない。そう彼らは、スマホで京都のお店の予約したり居眠りしている間に、通り過ぎてゆく風景でもある。
 司馬遼太郎の長編紀行「街道を行く」の始まりは滋賀県小松であった。伝統的な風景が点在する程度にしか残されていない京都と比べれば、マザーレイクをようする滋賀県にはまだ連続する景観、そして風土と生活とが関わり合う景観が残されているところが多い。
 また機会があれば、RURAL SCAPEを訪ねてみたいと、京都に棲む美意識がそう思わせるかなぁー(笑)。そんなことを思いながら、2013年が過ぎてゆく。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO6400,露出補正0,f3.2,1/8000
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PEN LIFE824. 冬の通勤風景

2013年12月29日 | Shinkansen commuting
 昨日は、外気温0°、 ついに平野部にも大粒の雪が降りだした。新幹線も徐行運転であり、立派な冬の通勤風景だ。名古屋も昼頃から雪が舞いだしたが、こちらはすぐにやんでしまった。そんな関ヶ原も今日は、晴れていた。あら1日で終わりかよ。
 いつもならば12月の初めぐらいまでは、コートなど着なかったのだが、今年は早くからコートをきるなど、防寒していたので、それが寒がりを促進してくれたようだ。従っものすごく寒さを実感する毎日だ。つまり身体が慣れていないまま、冬に突入した。
 それに今年は仕事場に空気清浄機などをいれ、空調をたっぷり効かせているので、もうどうしようもなく、冬に慣れない。毎日1リットルの水を消費する加湿器付きのおかげて、喉が痛くなることを防げたのは幸いだったかもしれない。
 そんなわけで、雪が積もったらフィールドへ出かけようという元気はなく、むしろ少しでも暖かいところへ逃げだそうという算段がはたらく。いや、今年は冬が早く寒いのだという昨今の気象事情があるのかもしれない。
 さてプレッシャーとなっている町内会の新年拝賀式のお供え物の買い出しをしなきゃ。これが終われば、ようやく京都を脱出して、正月休暇を堪能できるわけだ。
 人混みにまぎれて買物をしていたら、 寒さを感じなくなった。 身体のスイッチが寒冷地仕様に切り替わったようだ。どうも暖房に依存しすぎていて、身体が冬の寒さになれていないようだ。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO4000,露出補正0,f2.8,1/4000
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PEN LIFE823. 太陽が弱くなった!?

2013年12月26日 | Shinkansen commuting
 人にたずねても 秋が短かった故足が冷たく感じられ 今年は寒いという。私だけではなかった。昼の気温は10°近くまであるが、何故か外の空気がやたらと冷たく、寒いのである。
 冬の陽射しを思い起こしてもらいたい。縁側などの日差しのあるところでは、冬でも少し暖かく心地よい場所なのだが、今年は日差しに太陽の暖かさを感じることがない。日差しはあっても、むしろそれは弱いといえ、一息つくまもなく風の冷たさが勝る。だから身にしみてくる寒さなのだろうと推測した。つまり太陽が弱くなった!?、というような案配といったらよいのだろうか。
 今日は、朝一番から寒い実習室で終日授業だった。明日も続く・・・。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG 75-150mmF4.5-6.7
ISO200,露出補正0,焦点距離75mm,f11,1/8000
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PEN LIFE822. 寒い師走の日

2013年12月25日 | Shinkansen commuting
 最近の京都は、外を歩くと底冷えのする寒さと冷たさ。それは昨年よりも随分厳しく、今年の冬は本気で寒い。ついにやってきたか。多分1月15日頃から節分までの一番寒い期間は、どうなることやら。
 明日から編集工学の集中実習で三連投。朝から晩まで続くので自分の研究は進まず、超ハードワーク、寒さ、単位が欲しいだけの15人の無気力学生達と三拍子揃っているから、こちらも嫌気がさす。実習の成果があがったという報告はないから、来年からこの授業は辞退しよう。
 明日は自分の担当する講義のダブルヘッダーなのだ。一つは他学部から先生を招いているので、なんとか消化できるのだが、それにしても朝一番で出かけるというのがつらいですねぇー。5時半起きだもんね、と自分でわらってしまう。外気温1°だからね。
 今朝撮影した車窓画像も朝の寒々とした風景でしょう。今日は、1日大学内を動き回っていた。愚痴が多くなりがちな、寒い師走の日です。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG 75-150mmF4.5-6.7
ISO200,露出補正0.75mm,f4.8,1/8000
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