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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE577. 感性腕

2013年02月13日 | Shinkansen commuting
 今日、明日と大学院修士課程の最終試験=論文発表会である。途中でのぞいたが、今ひとつ興味がわかない。明日はうちの研究室の番だ。それも朝一からである。もう5時半起きだね。
 そんなわけで、こちらは、たまっている仕事が手につかない。だから今日は、気分転換にデスクの片付けをした。様々な書類や道具がデスクの上に積み重なり、そして散乱していたからだ。それは、半日仕事位の散らかりかただと思った。全部かたづけてみたら、スッキリ感である。
 その勢いで一ヶ月ぶりにクロッキー教室へ出かけた。久しぶりに手と感性を動かすと、忘れていた爽快な気分を取り戻したようである。手の中には、脳細胞が詰まっているのだ(笑)。今封切りの映画「脳男」の反対概念だからなんだろうか。さしあたり、「感性腕」とでもよんでおこか。
 明日は、画材屋で黒ケント紙と白い芯の鉛筆を調達しておこう。綺麗に片付いたデスクの上には、プリズマカラーとニューパステルだけが置かれている。絶筆宣言をしてドローイングに没頭する。邪魔すんなよ!!!。

米原市柏原,2013年1月29日
OLYMPUS OM-D E-M5, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/640.
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PEN LIFE576. 打ち止め宣言

2013年02月11日 | Shinkansen commuting
 ブログも忙しいときには、書きだめをしておく。でっ、当日になったら書き溜めた原稿をつかうかというと、実は使わなかったりすることが多々ある。というのも意識が、すでに書き溜めた原稿を使うようには働かないのである。そう考えれば、そのときの意識でブログを書いている、つまり日記に相応しいわけだ。今日も、今日の私の意識の書き下ろしである。
 それぐらい人間の意識は、日常の多彩な出来事に刺激されて、変わってゆくのだろう。他方でそうでない原稿もある。論文がその典型であり、データベースから読み取れる範囲を超えて語ることはありえないので、いつ書いても同じ原稿になる。だから真理には近いかもしれない。
 そういう原稿を何回か書かされると、書く側は退屈である。そんな原稿がまだ片付かずにPC上に残っている。これを片付けて早く楽になりたいといつも思うが、どういうわけか、次から次へと論文テーマが登場し、終わる機会がない。
 そうなると、もうこれ以上は書きませんという打ち止め宣言が必要になる。そろそろ溜まっている論文を片付けて打ち止め宣言を出そうかと思う。
 実をいうと私はデッサンを描きたいのだよ。それにCGを用いた都市デザインとか、あるいは昔少しだけ勉強しただけですが、カーデザインとか少々。PCには、ムルシエラゴとかアベンタドールの画像がおいてあるのが・・・。
 
米原市柏原,2013年1月29日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f6.3,1/1000.
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PEN LIFE575. 途中下車

2013年02月09日 | Shinkansen commuting
 いつも車窓からの撮影ばかりでは、つまらない。たまには途中下車だ。さすがに外気温1°はすこぶる寒い。中山道60宿目の宿場町柏原を、ライツ・ライカレンズを付けたオリンパスシステムを持って散策した。
 今回の寒波は、雪が少なかったようだ。昨日はよく降っていたのだが、今日は時折晴れ間がのぞいている。一寸来るのが遅かったか。それに街道筋の道路は融雪装置が働いているので雪がない。従って寂しい雪景色であるが、地元の人からは大降りになららなくてよかったね、という声が聞こえた。
 以前この宿場街を訪れたときに、土壁の土蔵が二つ並んでいた風景が記憶にあり、雪の中でこれを撮影しようと目論んでいたが、土蔵は1棟だけとなっており、ブロック塀などができ、あまり絵にならない。風景は、少し時間を置くと変わってゆく。皮肉なことに私にとっては、前より悪くなる方向へ動くようだ。
 雪の街を散策するというのも、エイやっと出かけてしまえば結構面白い風景に出会える。やはり雪の街を散策するならば、新潟以北だろう。
 京都も寒いが、三連休でもあり新幹線の人手は多い。京都駅のスタンドで、いつものようにホットティーを調達しながら、店の叔母はんと、「こんなに寒いのにどこへゆくんだろうね」、そんな会話をしていた。
 冬の街の徘徊をすると、身体がカロリーを欲するためか俄然食欲が出てくる。冬の街の徘徊は、ある種冬の健康法なのかもしれない。

米原市柏原,2013年1月29日
OLYMPUS OM-D E-M5, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/1600.
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PEN LIFE573. 東京へ

2013年02月07日 | Shinkansen commuting
 昼過ぎに一週間ぶりに修理が終わり、再び研究室にエアコンが入るようになった。ようやく自分の部屋に戻り、エアコンフル稼働。だが冷えきっていた部屋は、足下がなかなか暖かくならない。これでは正月あけと同じだ。夕方ようやく部屋全体が暖まるころには、帰宅。いつもの始動タイマーをセットして帰ってきた。今日は、冬の風が吹き抜ける寒さである。間一髪といったところだった。
 こういうときに、エアコンのありがたさを感じる。やはりエアコンなしでは、名古屋はとても寒いのである。それは、もちろん東京以上の寒さである。私に言わせれば、東京なんか暖かいぐらいだ。
 その東京へ、週末はでかけざるをえないかな。お袋のお見舞いで。ついでに泊まって、東京の居酒屋へ行くとか。さて東京に飲み友達はいなかったかと、頭をめぐらせる。
 今年は、東京の古い居酒屋を徘徊ついでに、PEN持参で東京の街を撮りあるこうかと思いついた。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年2月6日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO400,露出補正−1/3,f9,1/1000.
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PEN LIFE570. 密の効果

2013年02月02日 | Shinkansen commuting
 電柱をみると右側だけに雪がこびりついている。右側つまり北西方向から吹雪いていたことがわかる。そういう気候に対して集落は密に固まり、厳しい風雪をしのいでいるようだ。個々の民家は、作業小屋を除けば母屋は北西方向を開口部のない土壁とする構えかたをしている。それは屋根の棟方向が同じなことからもわかる。
 調度それは、雪の中に群れで固まるペンギンのようでもある。ペンギンは群れのかたまるた 体温で暖まりながら、外側の風除けの役割を、中側と交代しながら冬の厳しい気候を乗り越えるのである。どちらも冬を耐えしのぐ本能といったらよいのだろうか。
 群れの固まりによる、密の効果が高いのは都市であり、都市自体の気温が高いので、冬は田舎に比べればすごしやすいほうだ。おかげて、過密の効果があり雪も降らなくなった。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月27日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正−1/3,f4.5,1/1000.
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PEN LIFE569. エアコンが故障

2013年02月01日 | Shinkansen commuting
 さて大学の卒業制作の締め切り日もあと4日と迫ってきた。各馬一斉にラストスパートの頃である。まあ今日は、スタジオにかれこれ一月近く泊まり込んでいる学生達も、元気に夕飯を食べていたけど(笑)。風邪でダウンしないことを祈る。幸い名古屋や京都は、東京のような流行病がない。多分相対的な湿度が高いのだろう。
 関ヶ原はほとんど雪は融けてしまった。それだけ比較的暖かい日が続いている。そんなときに私の研究室のエアコンが故障。コンプレッサーが止まっているようだ。部品調達やら(15年前の機種だぜ・・部品があるかい!?)で、しばらくは暖房なしという本当にお寒い話になってきた。さて明日からは、ホッカイロをしこんでコートをかぶりながら、黙々と仕事かいな。
 今日の車窓撮影には、パナのマクロ・エルマリートを持参した。なんか写りが今一よくない。新幹線の窓ガラスが曇っているせいだろうか。結局PHOTOSHOPで加工した。こちらもさえない話だ。
 さて今日は、エアコンのトラブルがあり、それに実家の雑用も多々あり、元気がないね。疲れた週末です。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月31日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正−1/3,f4.5,1/1000.
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PEN LIFE568. 6時起き!

2013年01月31日 | Shinkansen commuting
 これを書いている今日は、まだ水曜日。明日は忙しいので早出ししておこう。といってブログ用の話題を思いつかない。そういうときは、過去ログをみたりして思い出すのだが、それも面倒くさい。
 こういうときは天気の話題が常套手段なのだが、今日は寒さも緩み少し冬のなかだれという感じであり、書くようなこともない。明日、いや今日も暖かいようだ。こんな調子で5年間もブログを書き続けたものだと思う。
 確定申告の書類作成で追われていて、あまり頭が回らない。つまり、疲れているわけだ。これを片付けて、次のCG制作、それから難問の論文執筆に取りかからねば、気はあせるが、いかんともしがたい。それらが終わらないと春は来ない。春の楽しみ、それは暖かいところで、なにもしない、何も考えないで終日寝ていることだな。
 まあ明日も6時起き!、なので、今日はこの辺で失礼しよう。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月27日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO250,露出補正±0,f8,1/800.
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PEN LIFE567. PENの存在価値

2013年01月30日 | Shinkansen commuting
 普段は、このレンズ1本でいいかなと思いたくなる。ここまで写れば、これで十分だ。何と言っても軽いので、機材を肩から担いでいても、軽すぎてずり落ちてしまうのと地味なのが難点(笑)。
 PENのレンズと同じ大きさなのがライツ・ライカのレンズである。ただしライツはガラスがたっぷり使ってあるから少しズシリとくるけど。
 私の15年前のフィルム時代の経験では、このあたりが使いやすい交換レンズの大きさだと思う。というのもこの時期に最も使いやすかったのが、ミノルタCLEにライツ・エルマリート28mmの組み合わせだった。このレンズのためにこのボディがあるといってもよいぐらいの好相性だった。これにテレ・エルマリート90mmを予備に、あとは明るい標準レンズのついたレチナ3Cをセットにしていた。このうえなく大変重宝な高解像度なシステムだったがCLEの電子回路が寿命となり、残念ながらボディを廃棄した経験がある。その後ボディは、ライツM4-Pに変わったが。
 だから心あるフォトグラファー達は、今でもフィルムライツ・ライカだろう。予備にデジタルM9あたりを使うものと推測。だってライツで撮影された美しいフィルム画像の媒体がデジタルに変わっただけで、それ以上に写真は、進化しているわけではないからね。だからライツに始まりライカで終わるという不文律は21世紀も生きているわけだ。
 それにしても最近、ライツレンズをあまり見かけなくなった。あの名レンズの数々は、どこにいったのだろう。とにかくライツのレンズが容易に付けられるPENの相性の良さは、便利この上ないのだけど。そこに私のPENの存在価値があるのだろう。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月22日
OLYMPUS PEN E-PM2, M.ZUIKO DG17mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f7.1,1/500.
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PEN LIFE566. センチメンタルな冬

2013年01月29日 | Shinkansen commuting
 寒波が通り過ぎたので、関ヶ原は名残雪だろうか。明日からは少し寒さも緩んでくる。それでもまだ、冬だ。
 今週は、自分の仕事に専念できると思っていたら、来週は卒業制作の締め切り日であることを思い出した。学生達は毎晩徹夜で仕事をしている。次第に生活感が漂うスタジオになってきた。
 そう思っていたら確定申告の催促が来た。あっ、そうかこの時期は、いつもこれに追われていた。あわてて領収書の整理から始めた。明日は、これから始めなきゃ。
 寒くなると逝去する人も多い。昨日は一軒先のおばあさんが急逝した。二週間前迄は、朝の市場でみかけたのだが、あれが最後の姿だった。私が京都に来て、最初に挨拶してくれた人だけに思い出深い。今年は寒かったのがたたったのか急逝する人が私の周りには多い。
 そうこうしていると、遠来からの来客もある。そんなこんなで、結局忙しくなった。
 いろんなことが、くりかえされて、やがて冬が終わるのだろうか。とてもセンチメンタルな冬である。
 さて、話題が暗いのでエルマリートの冬と読み替えようか。今日は、グレートーンの綺麗な画像がゲットできた。しばらく気候も緩むので、明日は軽いE-PM2でも持参しよう。気分次第で持ち歩く機材が変わるというのも、オリンパスならではの世界である。
 軽い!という言葉で思い出したが、私にとって重いというのは、バッテリーグリップがついたOM-Dにライツのレンズを付けた場合である。それ以上重い機材は、持ち歩けません。それでもまだ、世の中にはヘビーメタル級の重量機材が大挙してばっこしているのが、私には驚きである。
 高画質なデジタル重量機材がどうしても必要なのは、出版社などから写真集などの印刷物をつくる場合である。そんなにみんな出版社から写真集をだすんだろうか。それにしては、売れた撮影機材台数の割には、あまり書店で写真集を見ないけどね。
 私なんか雑誌に論文発表ぐらいだと、まあ200万画素もあれば十分です。何か今はすごいオーバースペック背伸び時代なんだね。そんなの、いずれ崩れるよ。

新幹線京都-米原,2013年1月29日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/800.
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PEN LIFE565. 真冬の感傷的な気分

2013年01月28日 | Shinkansen commuting
 今日も京都は晴れており、寒風すき込む寒さだったが、米原は多いに雪模様である。といって新幹線は、私が乗る頃には10分程度の遅れまで回復していた。朝方の情報だと35分遅れだったとか。
 でっ、いつものレモンティーを抱えこだま号の窓側に陣取り車窓の撮影にいそしむ。岐阜県だけが積雪地帯で、京都や名古屋は、朝方のマイナス気温という大変冷たい1日だったが天気はよかった。明日以降は、そうした雪を降らせた寒波も遠ざかる。次は節分以降に寒波がやってくるのかなと想像している。
 今が一番寒い季節だ。そんな季節も暦の上では節分で終わることになっている。そうありたいような、或は冬が通り過ぎて行くのが寂しいような今日この頃である。光だけがどこか明るくなりかけているようにも見える。真冬の感傷的な気分になる1日であった。
 今日ようやく大学院の論文の提出日であった。これが終わると次は学部の卒業制作だ。そのあとは審査やら試験。それに入学試験もある。何かとイレギュラーな日程が続くが、今週だけは自分の仕事に没頭できそうだ。さて、やりかけのCG!!!、にとりかかろうっと・・・。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月28日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO1000,露出補正±0,f8,1/1000.
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PEN LIFE564. 今朝の車窓風景

2013年01月27日 | Shinkansen commuting
 昨日は、予報通り名古屋は夕方から雪になった。岐阜県が一番積雪があった。だが京都市内は、おこぼれにすらあずかれなかった。
 今朝も米原付近だけにわかに曇り吹雪いていた。吹雪くのはこのあたりだけである。少しだけ雪景色を楽しみ本日の画像にアップさせた。今日も京都市内に雪予報が出ているが朝方晴天であり、はたして今夜も雪が降るだろうか。新幹線も10分程度の遅れで運行されている。京都市内は、寒い割にはたいした天候の変化もなく期待外れ。
 外に出なくてすむという車窓からのズボラな撮影も、結構外れ画像がある。何と言っても新幹線沿いに架線がやたらと多いのである。新幹線自体の信号ケーブルもあるが、周辺道路の架線なども目障りなほど多い。車窓の景観を尊重してくれる自治体などあろうはずはなく、だから車窓を楽しむというわけにはゆかない。当然撮影カットも場所が限られてくるようだ。
 さて今晩の京都は随分冷え込んできた。明日起きると雪だったなんて風景があるといいなと思いながら、まあそれは無理か。多分晴れているだろうね。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月27日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0.3,f8,1/320.
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PEN LIFE563. オルセー美術館のCG

2013年01月25日 | Shinkansen commuting
 気象庁の予報では、明日は京都市内にも雪マークが出ている。期待の雪が降るのだろうか。そんなわけで、今日は午後からすこぶる冷たい空気が漂っている。北の方は既に雪である。そのお流れを頂戴できるか。
 そんな期待をしながら、今日は、エルマリートを付けていつものゆったり出勤である。
 目下オルセー美術館のCGの制作に取りかかり始めた。この西洋建築は、なかなか難易度が高い。いくつかモデルをつくりながらテストをしていて、細部をはしょれば、ようやくできるかもしれないというところまでこぎつけた。CGのとっかかりというのは、できるのか、あきらめるのか、の瀬戸際であり一進一退で悩むことが多い。従って遅々として作業が前に進まない。
 これがつくり始めると今度は超没頭の世界で熱中し、寝るのも忘れて1週間ぐらいアッというまに通り過ぎて行く。CGが完成すると、今度は一気に超脱力感で何もしたくないという気分になる。CGは、本当に体力を消耗させてくれる。
 それを何に使うかというと、次年度からの3年生のインテリアデザインの実技課題で使おうというわけだ。でっ外観がオルセー美術館というわけだ。本人が言うのもなんだが、すごい課題!、ただしCGができればだがね。それに、そんなの学生達が制作しながら振り回せるのだろうかという視点はさておいての話だが・・・。

新幹線京都-米原,2013年1月25日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0.3,f8,1/500.
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PEN LIFE562. ライツの品

2013年01月24日 | Shinkansen commuting

 今日は、小さなボディのE-PM2にライツ・エルマリートを付けて出社(?)した。エルマリートは、PENでは標準レンズ仕様であり、最近の私の感性では使いやすい画角であり、小さなボディが少しばかり精悍なスタイルになる。毎日ボディとレンズを変えるというのは、どこかファッションのようで面白い。
 エルマリートは、ライツM3時代のレンズだから、当然逆光には弱くハレーションを起こすこともあるが、空気を感じさせてくれる描写力は優れており、今のレンズにはまずみにれない、大変上品な写りかたをしてくれるといったらよいだろうか。
 今のデジタル一眼レフを楽しみたければ、ライツ時代のレンズを使うことを勧める。最近は、レンズの種類が少ないようだ。ちなみに今のライカではなく、ライツのレンズである。そうした違いは、設計の考え方とレンズの製造方法に由来するのであろうか。
 こんなことができるのも、PENの優れたところである。他方一番ライツのレンズと相性が悪かったのは、ニコンだな。光学的に付けられないもんね。
 現代のレンズは、ヌケのよい透明感あるシャープな写りは好ましいが、ライツレンズでは、撮影された画像に品がある。それは現代のレンズでは、無理な性能というべきだろう。
 品、品格という言葉は、現代では死言に近いが、大切な感性だと思われる。そしてデジタル化で失った感性の一つでもある。最近、人間のライフスタイル迄品がなくなった。つまり品格がなくなって下品になったのではなく、ものすごく退屈でステレオタイプ化した、といったらよいだろうか。
 さてこのレンズで通勤途中に雪の風景を撮りたいと目論んでいるのだが、はて週末は、気象庁の予報では雪マークがでているが、本当に雪になるのだろうか。

新幹線京都-米原,2013年1月24日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/1000.

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PEN LIFE561. リフレッシュタイム

2013年01月23日 | Shinkansen commuting
 この時の撮影では、ライツ・エルマリートを代用したが、車窓(くるまど、とリエゾンして発音していた人がいた)からの撮影では、25mm程度の標準レンズが使いやすそうだ。エルマリートの緻密な描写が美しい。
 雪が降る時の上りの新幹線こだま号では、進行方向右側の3列シートに腰を降ろす。というのも左側は、除雪のためのスプリンクラーの水で窓ガラスが汚れているからだ。
 雪が降ると、徐行する新幹線の車体にあたるスプリンクラーの水音が、この時期固有の風物詩のようにも思われる。朝のがらんとした車内で、紅茶をすすりながら移り変わる窓の雪景色を眺めながら通勤するというのは、この時期の楽しみの一つでもある。
 それは寒いので街の徘徊という気分になれないこの時期、1時間ぐらい列車が遅延してくれると、素晴らしいレフリッシュ・タイムだ。だが、あいにく今年はよく冷え込んでいるわりには、最高でも15分程度遅れたことが一度きりといささか寂しい朝の通勤リフレッシュタイムだ。
 さて帰りは夜なので、のぞみで一目散に家路に向かう。さて明後日からまた寒波がやってきて。日本海側は大雪のようだが、京都は今度も雪予報が出ないですねぇー(笑)。

新幹線京都-米原,2013年1月7日
OLYMPUS OM-D E-M5,LEITZ ELEMARIT28mmF2.8,ISO200,露出補正1/3,f8,1/1000.
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PEN LIFE560. 文字に抵抗

2013年01月22日 | Shinkansen commuting
 この撮影した朝は関ヶ原に雪が積もっていて、風景も美しかった。7日の月曜日というと、何をしていたのだろう。あっ、新年最初の授業があった日か。大変寒い研究室でなんとはなしに一日が終わったときだ。そういう仕事始めの寒い日が懐かしく思う今日の暖かい雨模様は、春の予感か・・・。いや、大寒をすぎたばかりで、そんなわけはないだろう。あさってからは、また寒波が来るそうだ。
 大学院の修士論文も締め切りまじかで、教授会もあり、今日は終日他人の文書ばかりみせられていた。少し文字に抵抗感を感じている。だからブログを書く意欲も減退。
 今朝もこだま号に陣取り、紅茶をすすりながら車窓(くるまど)の撮影だった。雲が綺麗だったな。朝の通勤時間の貴重なくつろぎタイムである。こういう時間は、大切にしたいよね。
 書く話題もなし・・・。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月7日
OLYMPUS OM-D E-M5,LEITZ ELEMARIT28mmF2.8,ISO200,露出補正1/3,f8,1/1250.
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