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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE697. 数理モデル

2013年08月01日 | Shinkansen commuting
 ここだけ川霧か・・・・、微気候だね。さて昨日のブログで女性はコスチュームよりは裸婦が綺麗だと書いた。そう書けばファッションの立場がない。
 フルジェネレーション、ユニセックスといえばユニクロがその典型だが、世代や性差を超えて着られるファッションと捉えれば、つまりはユニフォームに近づいてゆくのだろうか。ユニクロが社会で支持されている限り、まあ女らしくなくても実用的であればよいかといった気分が蔓延しているのだろう。
 こういうときマーチャンダイザーなどは逆のことを考える。つまリーズナブルな価格で、ものすこく女らしくみせるファッションを企画して販売しようという案配だ。つまり企画に関わる人間というのは、ある種へそ曲がりだ。
 ファッションも変化は多いが、実は長い目で見るとどうもいくつかのパターンの繰り返しのようでもある。そうなると社会的価値や時代と言った変数を加味した、数理モデルができるのではないかと推測できる。どんなファッションを、どういう価値観と時代のもとに販売すれば、社会的に支持される可能性が高いというかなり精度の高い数理モデルが可能なのではないだろうか。
 それは、予測なんていう20世紀的幼稚な発想ではなく、ある条件が揃えば社会的に成立できる論拠を持った商品開発といったらよいだろうか。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-P5 LEICA DG  MACRO ELEMARIT45mmF2.8,
ISO2000,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
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PEN LIFE694. 見識ある設え方

2013年07月29日 | Shinkansen commuting
 昨日から京都も名古屋もまとまった雨。これ位の気温ならばなんとかすごしやすい。大いに一息つく。
 さて古い集落には、時々素晴らしいランドスケープだと思わせる風景がある。まっすぐ伸びたヒューマンスケールの道、アイストップとなるシンボル的な樹木、その下はコミュニティの中心だろうか。そして背後の左右対称の山、それはまっすぐ伸びた道のあて山のようでもある。そして民家は暑い気候を避けるために、屋敷林以上の位置には窓がない。こういう素晴らしい風景には、現代の無作法な新興住宅地ではまずお目にかからない。
 昔の人の建物の見識ある設え方の一つといってよいのかもしれない。日本の古い集落は、そんな地域の風土との了解の中で形成されてきたのである。だから何百年も続き、今に至っているわけである。そして何よりも美しい。

新幹線・米原-京都
OLYMPUS OM-D E-PM5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO2500,焦点距離75mm,露出補正-0.3.f5,1/8000.
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PEN LIFE693. 人間が歩く街路

2013年07月28日 | Shinkansen commuting
 今日の京都は、上空を覆う雲が盆地の上昇気流を閉じ込めたようで地上は陰湿な暑さ、名古屋に逃げ出す。夜帰る頃雨が降り、熱した鉄を水に入れたようにジュッと街が焼き鈍しされたようだ。
 さて画像は、車1台しか通れない狭さだが、アーバンデザイン的には、昔からの集落の中心街路だったという構造がうかがえ、しっかりと生活に定着し、その狭さや少し微妙に曲がりくねって奥の見えないところが、なかなか良い。人間が歩く街路というのは、こんなものでよいのだろう。
 1秒間に75m進む新幹線のなかからは、そんなことは事前にはわからないのだが、連射していると後で面白い路地を発見したりする。それに新幹線は、グランドレベルより高い位置を高架で走るので、平坦な土地に立地する集落をこのようなアングルから見下ろす機会は少ないだろう。
 今週は、夜は早寝、朝早起きして涼しいうちに大学へ出かけ、暑さが緩和された頃家に帰るという避暑スタイルだね。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D E-M5  Carl Zeiss Distagon25mmf2.8
ISO4000,露出補正-0.3.f11,1/4000.
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PEN LIFE690. バランス

2013年07月25日 | Shinkansen commuting
 水曜日の京都は、朝から久しぶりにまとまった雨。これは涼しくなってよいか。名古屋では昼すぎ迄降っていたが、夕方涼しいかなと思って外に出たら予想外に湿度が高くムッとする暑さだった。これにはがっかり。
 帰りしなに、これまで忙しくて行けなかったクロッキー教室へ、一ヶ月ぶりに出かける。久しぶりに手を動かすと、脳細胞が刺激されるためか、少しだけ充実感を感じる。
 また三年ほど中座していたイエローブックへのドローイングも、そろそろ始めたい。これには新しいMac Proが登場するので、そろそろ3DCGのアイデアを書き溜めようという目論見がある。
 本来ならば、スケッチやクロッキーのドローイング、文章を書くこと、そして3DCGをつくること、これらがバランスされて毎日できれば調度良いのだろうけど、最近はは、そうしたバランスを欠いているようだ。どこか意識がぎこちない。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO1250,露出補正-0.3.f1.8,1/8000.
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PEN LIFE689. 階段

2013年07月24日 | Shinkansen commuting
 帰りしなに新幹線が珍しく30分遅れていた。神奈川県で大雨の影響だそうな。先日は山形、今日は神奈川県か。京都も激しい雷雨が降るだろうか。天気予報では夜半に雷雨の注意報が出ているが。雷雨を期待したい位に、京都は暑いからだ。
 話題は変わるが、眠い頭とまだ十分に動かない身体をかかえて、通勤時の階段のあがりというのが、私は辛かった記憶がある。だが最近そうした通勤体験がない。考えてみれば、京都の自宅を出て大学の研究室へゆくまでに、一階以上の階高を階段で登ることが全くない。つまり全部エスカレータなのである。
 だから唯一の階段のあがりと言えば、帰りに五条駅の改札口から地上への階段だけである。それは結構しんどいものがある。そんなわけで最近階段をあがる機会がなくなってしまった。それだけ足腰が退化しているようでもある。
 これまでの階段のあがりというのは、辛いけど結構な足腰の強化に役立っていたと思われる。
 さて今日も日記か。毎朝5時半には起きている。すくなくとも9時位に大学につけば、あまり暑さを感じなくてすむ。明日も早起き、早出だな。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO1600,露出補正-0.3.f3.5,1/8000.
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PEN LIFE688. マンネリ化

2013年07月23日 | Shinkansen commuting
 最近このブログがマンネリ化している。テーマを持って書き続けようと言う初志はどこへやら、 つまり毎日の日記みたいである。PEN LIFEというテーマ自体が日記的だというのも一因だろうか。
 Facebookの情報共有というのも、風景、食の景、イベントの景、ペットの景に集約されてしまい、さらには友達が日本人というのでしょうがないのだが、どこか狭い日本のさらなる息苦しさを感じてしまう。むしろ小説の一文だけアップさせたほうが、想像力がわきそうだ。
 そういえば、車窓撮影もあきてきた。今日は車窓撮影もしなかった。第一ムキになって撮影するような被写体じゃないよなと悟る。
 そうなると、水彩絵の具を持って旅に出るのがいいかとか、一気に海外に出た方がよいとか、しばらく没頭できる生き方を探し出すのかもしれない。私などさしあたり久しぶりにクロッキー教室かな。今週は絶対に行こう。
 今日は、お腹がすく位仕事をしてヘトヘトだ。夕方あたり雷雨でも来ないかなと、いつも空を見上げている。やばい、何よりも私の意識がマンネリ化している。

新幹線・京都-新大阪
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO200,露出補正±0.3.2.5,1/8000.Naturalモード
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PEN LIFE687. 新幹線定期の散歩

2013年07月22日 | Shinkansen commuting
 日曜日、一週間ぶりに掃除だ洗濯だの、つまりハウスキーピングをしていると既に昼。さて午後は撮影に出かけたい。だが、京都はすこぶる暑く外を徘徊するどころではない。それに天空から直角に降り注ぐ光はコントラストが強く撮影向きではない。
 さて、そうだ定期券がある。エアコンの効いた新幹線で涼みながら名古屋迄往復して車窓撮影をしよう。高い定期なのだから十分に使おうではないか。早速短パンに下駄履きでこだま号に飛び乗り、車窓撮影。夏の暑さでも写せれば面白いではないか。駅には、暑さで疲れきったビジター達の姿が多い。私はご近所散歩族の軽装だ。
 名古屋駅では、下りのこだま号迄時間があるのでマックでお茶する。外では団扇を配っている。名古屋の町もまた暑い。帰りにまた車窓撮影。いつも帰る時は夜だから、なかなか下りからの車窓撮影ができなかったので今日は調度良い。
 結局500枚撮影して9/10の画像は捨てた。残された画像をみても面白いカットはない。やはり炎天下の直角に降りそそぐ光では、よいカットがない。本日の撮影経費はマック珈琲の100円のみであった。実に安上がりな新幹線定期の散歩であった。
 計算すると3時間あれば、こだま号で1往復できる。であれば1日6往復ぐらいできるのではないか。そんな算盤をはじいていると、日も暮れだした。

名古屋駅
OLYMPUS OM-D E-PM5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO200,焦点距離75mm,露出補正0.f5,1/200.
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PEN LIFE684. 夏の風景

2013年07月19日 | Shinkansen commuting
 今日の名古屋は暑い1日だった。スキッとした青空がせめてものなぐさめか。バスから大相撲の稽古場が見える。今日は稽古が終わった力士達がたたずんでいた。名古屋場所もあと二日か。一度位は稽古場でものぞきたいですね。
 今週は大学の講義も終わりに近いので、毎日論文のデータベースのスクリーニングをしていた。毎日Excelの画面に大量のデータを追いかける日々が続いていたためか、 金曜日になるとさすがに疲れがたまる。さて次は多変量解析、そして執筆と忙しい作業はまだまだ続く。
 いつも執筆の時には目論見をたてるのだが、せめて夏休み前には終わらせたい。それでいて予定通り終わることはなく夏休みが消えたりして。挙げ句の果てに秋にずれこんだりして。つまりあくまでも目論見なのである。
 こういう執筆の多忙な時に雑事を忘れることが多い。頭のなかでそれを拾いだしてみた。 授業は月曜日で終わるが成績付けが残っている、 町内の地蔵盆の準備が始まる頃だろうか、そういえば実家は入盆か、税理士・1件あるがいそがない、銀行・来年からファンドに20%の税金がかかるのか、週末は参議院選挙だ、何だ、取るに足らないことばかり。もう全部忘れてしまうか、というのは乱暴かな。
 周りの風景は、立派に夏である。せめて朝の通勤のとき位、車窓から夏の風景をじっくり楽しむこととしよう。明日も休日出勤だろうか。夜の風が心地よい。

新幹線・岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA MACRO ELEMARIT45mm/f2.8.
ISO6400,露出補正-0.3,f2.8,1/8000.
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PEN LIFE656. 動物的な感

2013年06月18日 | Shinkansen commuting
 今日の画像は、近景に小屋や樹木、中景に集落、遠景に山と景観の3要素があり、朝の光と鳥が飛び、水をはった水田がそれらをつないでいる。新幹線から偶然撮影できたシーンだから撮影したという記憶はないのだが、日本的落ち着きのある梅雨時の美景である。
 そんな美景は、実は意識しないで撮影していることが多い。よい言い方をすれば、こう撮影しようという意図や狙いや先入観を捨てて無意識で撮影していることが美景には多いのではないだろうか。
 世の中に出された傑作画像というのも、無意識のうちにレンズが向きシャッターを押している場合もあるだろう。それは人間の眼や意識が動くよりも早くにである。
 そういった動物的な感というものが、フォトグラファーにはあるのかもしれない、と私は考えていた。毎日同じ風景を見ていても、その時にしか撮影できない風景というものがある。それだけ地球の光は多種多様なのである。
 だから仕事鞄の済に1台だけ小さなカメラをいつも入れて持ち歩くというのが大切な心構えだな。だから昔の人はいつもライツを入れていた。さてそんな使い方をしたくて、明るい17mmの準広角レンズの付いたPEN E-P5を注文したけど、まだ発売日迄日数がある。あとはiPhoneとMac book Airを入れておけば申し分ない。話題が落ちる前に筆を置こう。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M5 LEICA DG MACRO ELEMARIT 45mm F2.8.
ISO200,露出補正-0.3.f2.8,1/2500.
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PEN LIFE617. 後継機種

2013年05月03日 | Shinkansen commuting

 この二日間ロシアからの寒気団が降りてきてコートが必要な位寒かった。例年なら連休は弘前で桜が咲くぐらいだから、関西はもう少し暖かくてもよさそうなものだが、空気は今日も冷たい。
 さていろいろと雑用があるのだが、これは東京からの連絡をまとう。
 さてオリンパスE-P3の後継機種のリーク画像が流れてきた。この初見の印象だけなのだが、E-PL2のような少し頭でっかちのデザインだが本当だろうか。一寸躊躇するような感じもする印象だ。もしこの画像が本当ならば、色は黒しかない。スペックが上がっているからいずれは買い替えるけど、E-P1~E-P3のデザインがよくまとまっていただけに、後継機種はデザインの完成度に少し疑問を感じさせるようなリーク画像である。クラシック・デザインの踏襲なのだろうか。
 まあ初代PENの流れをくむE-P2が手元にあるから、買い替えても惜しくはないが。高解像度の液晶ファインダーが発売されそうなので、まずはこちらが先に買いだな。あとは実物の価格がこなれたら考えよう。
 後継機種の思いは、実物と思われる!?、デザインが見えたので一段落。といっても何の話かわからないむきには、まあ道楽と言いますか画材いや写材といいますか、私のツールの話です。

新幹線岐阜羽島-米原,2013年5月1日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO400,露出補正-0.3,f3.2,1/4000.

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PEN LIFE616. 異常な風景!?

2013年05月02日 | Shinkansen commuting
この暗い少し異常な風景!?、の画像を見たとき、遠くに見えるのは、チェルノブイリみたいだとおもった。スポット測光が外れた露出不足の画面に実質600mmという長焦点で、270kmで走る新幹線から手持ちで撮影するという無理筋の画像だ。
 実をいえば遠くに見えるのは原発ではなく、帝人デュポンの化学工場であり、望遠レンズの効果もあり少しばかり異常な風景になってしまった。
 この場所を、google earthのストリートビューで見たら、住宅と田んぼがひろがるのどかな郊外の風景であった。昔写真というのは真実を写すと言う意味だというのは、どこかの報道写真家の言葉だったが、私に言わせれば、写真画像というのは、いくらでも嘘がつける世界なのである。
 それにしてもこの工場のメカニズムはすこぶる巨大で魅力的だ。こんど実際に周辺から撮影してみたいと思いながらgoogleで探ると、植え込みが肝心のメカは全く見えないことがわかった。それに自由に入れて高い位置から撮影できる建物も周辺にはない。残念だね。
 さて、この二日間のウィークデーは、静かで密度の高い時間だった。忙しかったというべきだろうか。今日帰りしなに博多行きの新幹線に乗ったら、あら自由席は立って人が多い。グリーン車も満席状態。また後半の大型連休が始まったようだ。 やむなく立っている人をかき分けて指定席車両のドア側でジベタリアンをしていた。
 私などは35分でつくけど、この先博多迄立ってゆくのだろうか。そんな忍耐強さにあきれて、そそくさと京都で降りた。

新幹線 米原-岐阜羽島 
OLYMPUS PEN E-P3,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO1250, 焦点距離300mm,露出補正−0.3,f6.7,1/4000.
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PEN LIFE615. 過去ログ

2013年05月01日 | Shinkansen commuting

 話題のない毎日が続いています。そういう時は過去ログをひっくり返し、あの時はこんなことを書いていたのか、と思い出しながらネタ探しをするところです。
 2009年10月24日にパナソニック・ルミックスGF1の話を書いているから、このあたりからマイクロフォーサーズ・システムにのめり込んでいったようだ。当時は同様のシステムとしてPENでもE-P1があったが、当時固定焦点の光学式ファインダーしかなく、デザインは良いのだが、やむなく液晶ファインダーがあるルミックスGF1にした記憶がある。あの頃私のゼミの女子学生から絶対オリンパスよ、という陰口を聞いた。でもねぇー、PENはファインダーで一歩パナソニックには及ばないのだよ。
 たしか最初に新宿のヨドバシカメラで広角ズームの付いた赤のルミックスGF1を手にして、これが一眼レフ!、なんと小さく軽いのだろうと興味津々であったのが、きっかけで購入した。
 その後ライツレンズをつけて撮影したら、大変写りがよいという記述が私のブログにあった。ライツレンズの良さはPENになってからも引き継がれ、いまでは常用レンズである。
 あれから4年、マイクロフォーサーズも進化をとげ、今ではPENが5台に増殖してしまった。
 連休明けに、E-P3の後継機種が発表されるので、気もそぞ。私は当然買い替えを予定。画素数、連射枚数、画質などが向上して、これで私のPENの3台は最新システムになるわけだから。万年筆の書き味を試しながら、イージーに乗り換えられることができるのは、やはりPENだ。私にとってPENも文房具や画材、あるいはクリエイションツールの一つということだろう。そんな気分にさせてくれるのは、PENしかない。

新幹線 岐阜羽島-米原 
OLYMPUS PEN E-P3,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO640, 焦点距離75mm,露出補正−0.3,f5,1/1600.

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PEN LIFE614. electric country

2013年04月30日 | Shinkansen commuting
 車窓撮影において、画像を選択して不要なものを消すという作業は、米原駅で列車の通過待ちの時などに行っている。 その結果7割以上は消去している。打率が低いというよりも、連射モードで撮影しているから、それが当然の行為なのだろう。
 そのあとMacに読み込んでしばらく時間をおきながら消去して行く。結果として1割位が残るが、それでもベストという画像は少なく、気候や光の状態などで、よい画像に恵まれる打率はグンと低い。こちらも通勤途中であって、撮影目的で新幹線に乗っているわけではないので、 それが撮影の世界かとあきらめるほかない。
 それにしても新幹線こだま号の、窓ガラスは結構汚れていることが多く、せめて窓掃除位はちゃんとして欲しい。最近の鉄道は、車窓の風景を売りにすることが少ない。それだけ見せられる風景が消失したことと、窓を閉めて仕事の合間の仮眠をとるといった具合に、 あわただしい乗客が多いのだろう。
 それに新幹線の車窓は、通信用の信号ケーブルが窓の下をはっていたりと、結構架線の類いが多い。それに街の風景にも架線が多く、我が国はelectric countryなのかいな。あんな細いものはなんとでも隠せると思うのだが。
 架線が多いならば、取り込んで撮影するほかない。金村修さん流の撮影方法だ。架線が美しいとおもうようでなきゃあかんのだろう。
 今日の画像も連射の1枚。遠くの民家の家並の背後に琵琶湖の湖面が光っている。
 今日は、忙しいのでまとめてアップである。

新幹線,岐阜羽島-米原
OLYMPUS PEN E-P3,M.ZUIKO DG 75-300mm,ISO250,焦点距離94mm,露出補正−0.3,f5.6,1/4000.
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PEN LIFE612. 気まぐれに訪れる寒気

2013年04月19日 | Shinkansen commuting
  昨日は仕事でぐったりしていたら、同じ画像をアップさせていた。あかんあかん、早速取り替えた。
 今日は、ロシアからの低気圧が近づいているので、いささか寒い1日であった。だがこういう気候の時は、風景がキリッとしまって車窓向き撮影の天気でもある。うーん!、ライカのレンズが冴える風景だな。こういうときは撮影していても面白い。
 だから最近では、45mmライカマクロエルマリートとPEN E-PM2の組み合わせが一番利用頻度が高い。このレンズは、私の常用レンズと言ってもよいだろう。他方で利用頻度が低いのがズームレンズである。やはり画面の美しさでは、単焦点レンズにおよぶものはない。
 大体桜の季節は、私には撮影に向かないと思われる。風景は霞むのではなく、湿度が多くてだだぼんやりとしており、おおいに立体感が損なわれ、メリハリがなく、私には撮影したくない季節だった。そんな季節の頃に気まぐれに訪れる寒気団は、風景をキリッと引き締めてくれる。
 そして5月になれば、湿度が下がり風景は、立体感ある画像を提供してくれる。5月は一番良い撮影の頃だろう。この湿度と言うのが日本ではくせ者なのだ。
 さて明日は屋外調査だから、まあ寒いけど撮影するのには良いかもな。

新幹線京都-米原,2013年4月19日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO400,露出補正-0.3,f3.5,1/2000.
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PEN LIFE608. 往年のレンズ

2013年04月05日 | Shinkansen commuting

 まだ風邪の後遺症が残っている。咳がとまらないし、やはり治りきっていないのだろう。幸い週末は春の嵐予報なので、静かに治すほかない。
 さてオリンパスのズームレンズを使用した画像をアップさせるときは、photoshopで色調補正を整えることが多いが、ライツ・エルマリートで撮影した画像は、そのままアップさせた方が、その場の冷たい空気が伝わるようである。しんしんと冷える寒い空間をよく描写してくれるようだ。
 オリンパスの単焦点レンズももちろん描写力のある優れものだが、ライツはそれ以上に空気迄写しとめるかのような素晴らしい描写力である。今度東京に出たら、銀座のレモン社などを徘徊してみよう。まだライツ時代のレンズがあるだろうか。M3そしてM4時代のレンズが最も綺麗な描写をしてくれるようだ。
 こうなると死蔵しているニコン用ディスタゴン25mmなども冬の風景の中で試みればよかったと思う。そんなことを考えだすとやはり単焦点レンズの描写力には、興味がつきない。そういうことを再認識させてくれるところが、古いレンズとデジタルメカニズムとがバランスしているマイクロフォーサーズの面白さである。現代の光学設計とは違った往年のレンズも、もっと見直されてよいと思われる。
 さて今日は大学に出かけて、メールをすべて消去し、前年度のファィルを整理し、随分Macも軽くなったようだ。捨て去る爽快感と言うよりも、消えて当然という気分のほうが強かった。

新幹線京都-米原,2013年1月27日
OLYMPUS  OM-D E-M5, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/1000.

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