goo blog サービス終了のお知らせ 

Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE765. 鉄ちゃん気質か・・・

2013年10月16日 | Shinkansen commuting
 夕べの京都は、しとしとと雨がふっていた。太平洋上を台風が通過していったようだ。
 さて今日も、京都発7時29分発ひかり508号で出勤だ。このひかり号はN700系新型車両であり、なんといっても名古屋迄各駅停車であり大変すいているのが心地よい。通例は豊橋で満席になるんだけどね。だから、この列車は東京へ行くときも私は多用している。
 さて秋の台風の影響が残る青空を撮影しながら米原に着くと、新富士-三河安城間で飛来物が架線に付着したのでしばらく運転見合わせというアナウンス。
 私は、ヤッホーの気分。世の中には、時間通りに動かないと気がすまない人種もいる。そういう人達に言ってやりたいよね。あんたら死ぬ時間迄決めているのかい?。こちらは、時間無視だからヤッホーの気分だ。
 さて新型車両で快適な車内だし、喫煙コーナーもある、車販も乗っている、目の前のホームでは弁当も売っている、時間をつぶす本もある。ならば、ゆっくりすごせるか。だから何時間でも停車しておいてくれ。
 やがて列車は、岐阜羽島迄たどり着き、また運転見合わせ。岐阜羽島には、下り線迄使用して上りのぞみが停まっている。あらっ、やだ、立っている乗客がいる。早い時間ののぞみは混んでますからなぁー。ただしのぞみは停車駅ではないのでドアは開かない。
 こういうとき各駅停車はドアがあくので便利だ。ホームに出ると風はかなり強いが青空が気持ちよい。おもいっきり背伸びと深呼吸をした。外に出られないのぞみの乗客がうらめしそうに眺めていた。車内では、タバコを吸ったり撮影画像の整理等していた。こういうイレギュラーな時間も結構楽しいものである。皆急がないせいか、携帯電話にとりつくアホな乗客も無く静かだ。アットホーム的でこれまた心地よい。
 結局45分遅れで名古屋駅に着いた。こんなイレギュラーな時間が楽しいなんていう私は、鉄ちゃん気質か・・・とおもったりして。いいんだよ、新幹線なんかたまには大いに遅れてくれた方が変化があってさ。ちなみに帰りもN700形のひかり号であった。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8
ISO200,露出補正±0.f3.5,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE764. ささやかなスケジュール

2013年10月15日 | Shinkansen commuting
 秋晴れの車窓風景、日付をみたら10月11日となっていた。つまり先週の金曜日の朝の風景だったわけだ。はてその金曜日は何していたか、ブログをみるとクラス担任の仕事でかき回されていたのは覚えている。この仕事は、まだ片付かない。 
 それよりも自分のデスクワークはなんだったか、データベースをいじっていたのか、それ以外の仕事だったか、雑事にかき回され、そこが思い出せないのは悲しい限り。
 さて、また台風「ウィーバー」が来ている。アメダスで見ると京都は雨の中心から抜けたようだ。今度は風が少し強まるのだろうか。明朝、首都圏に接近するようだ。新聞によれば10年来の大型台風と相変わらず大げさな表現だ。台風は局地現象だから京都は風が多少つよくなる程度ではと個人予想。だからというわけではないが、今日は秋を越して冬を感じさせる寒い気候である。
 となると、明日は天気がよいかもしれない。だから、たっぷり論文の仕事をして、夜は久しぶりにクロッキー教室へ行こうというなんともささやかなスケジュールだ。泰山鳴動してネズミ一匹出ず、という大げさ表現よりは、良いだろう。
 さて最近は、PEN E-P5の出番が多い。小さいから持ち歩きやすいのが理由だ。新製品のE-M1をWEBで眺めつつローパスフィルターレスというのは少しだけ気になるが、あれはフォーサーズシステムの後継機だという認識があって私には関係ないという意識があり食指働かず。ローパスフィルターレスもブログラムの進化であまり変わらなくなったようだ。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8
ISO200,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE763. 篠田神社

2013年10月14日 | Shinkansen commuting
 祝日の授業。当然学生はきている。だが事務職員はお休み、生協の食堂もお休み、となるとなんだこりゃの空回りしたような1日だったが、難問の文科省の申請書類が予想外にほどなく片づいたのがラッキーだった。
 さて今日の車窓画像は、滋賀県篠田神社だろう。新幹線のデッキに立ち、ドア窓の最上部に機材を押しつけて撮影しないと、線路の手すりがあるので本来ならば見えにくい風景だ。といってこの風景に何か意味があるわけではないが。
 調度神社の参道を横切るように新幹線が走っているわけだ。田んぼの中に、ここだけ杜に囲まれた大変静かな奥の空間であることを伺わせてくれる。祭の時は御輿が出るんだろうな。
 さて、ブログを書く話題もない1日も終わりにしよう。運動会の筋肉痛をすこし感じながら・・・。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8
ISO1600,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE760. 尽き果てた

2013年10月11日 | Shinkansen commuting
 クラス担任、それも留学生に関する仕事で忙殺されていた。私自身たいして動いたわけではないが、精神的に鈍く重く、しかも休んだぐらいではとれなさそうな疲労感が漂う。この仕事は来週も続く。なんのことやらわからんだろうが、それでいいよ。
 そうは言っても、最近空が綺麗だ。秋の空かもしれないが、気温は夏日のように暑く汗もかくことがある。まだ、夏かいな。予報では明日から涼しくなりそうだが、はたしてどうだろうか。車窓撮影では、久しぶりに空にレンズ向けていた。
 ここまで書いて根性も尽き果てた。また明日にでも連絡が事務からくるだろう。あっ!、明後日は有隣学区の町内対抗大運動会だ。あっあーっ、ゆかなきゃぶたれる(笑)。そして月曜日が授業。ハッ、ハッ、ハッ。こちらは三連休ではないのですね。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8
ISO200,露出補正-0.3.f4.5,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE759. 単調さに輪をかけたような1日

2013年10月09日 | Shinkansen commuting
 台風が来ている朝の通勤。おっ、空は不安定な気候の狭間に綺麗な雲がでているではないか。しばらく車窓撮影で雲ばかり撮影していた。
 運良くLEICA ELMARITを持参してきた。こういう多様な階調の時は、ライカレンズの描写が綺麗だ。PEN E-P5の動作は鈍そうだが、それでもちゃんと撮影できていたようだ。
 あとは大学に行き、終日データベースとにらめっこの1日であった。刺激のない1日であるが、そんな地道な仕事の連続がやがては大きな成果を生む、というのは平凡な人間の発想だが、私のポリシーからすれば、そんな地道な努力が成果に結びつくなんていうことはありえない。成果は、あくまで解析に使用する数学の世界だから運に近いモノがある。ただし、そんな仕事を続けていると、その先の指標化や解析方法がうっすらと見えてくるところが、少し面白いか。こんなことを書いても、他者にはなんのことかわからんだろうな。
 朝学部のゼミ配属のための研究室紹介の原稿をいじっていた。卒業制作だけのコースは取り止めた。やはり研究と制作の両方を行うべきだ。
 そんなことをしている間に台風は熱帯低気圧に変わり、非日常的な楽しみを味わうこともなかった。単調さに輪をかけたような1日であった。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8
ISO200,露出補正-0.3.f4.5,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE752. クリアな風景

2013年10月01日 | Shinkansen commuting
 霞むことなくクリアな風景とはどんなかといえば、このの画像のような案配だろう。
 この画像は、9月6日に撮影している。通例湿度の高い夏ならば、背後の山並みは見えないが、この日は湿度が低いため遠くまで見渡せる。そしてこの翌日から雨が降り、長く暑い夏で日干しになっていた京都の街を潤したのである。そりゃ、ジュッ!!という音もしたろう。
 先週までは、このようなクリアな晴天が続いていたので、撮影日和とはしゃいでいたのだが、今週から秋の霞漂う風景にとってかわってしまった。
 画像は、このブログでも過去にもとりあげた愛知県稲沢市明蔵寺三重塔の車窓撮影である。さてそんな車窓撮影も最近飽きてきたので、そろそろお終いにしようかと考えている。 というのも最近は時間節約もあり、のぞみ号喫煙コーナーにたむろしながら立ってゆく時もあるからだ。
 だから今朝はE-P5+Elmarit45mmの軽いシステムだけ持参。ウーン、やはりライカレンズは画面が綺麗だ。それにしてもE-P5の連写は、本当に9コマ/秒かと疑問形。なんかの設定で連写速度はおちますなんていうのは、勘弁願いたい。デザインはE-P3の方が好きだったけど、iPhoneで遠隔操作できるという新機能で乗り換えたわけだが。
 さて、久しぶりに寝酒にグラスに氷をたっぷり入れたトリスでも飲んで寝よう。水割りにすると、もうどんなウィスキーでも味は一緒だ。ウィスキーは、やはりオンザロックに限るね。

新幹線・岐阜羽島-名古屋
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG 75-150mm/F4.8-6.7,
ISO320,露出補正-0.3.f5,1/4000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE717. さてさてさて

2013年08月23日 | Shinkansen commuting
 さて、夜は京都に夕立が来た。これで涼しくなるのだが、翌日はすこぶる湿度が高く陰湿に暑いのである。いつまで続くかこの暑さ。
 さてさて、明後日は地蔵盆。町内の役付きの家では、ボチボチと地蔵盆の準備でもしているだろうか。うちも買い出しやら、それに会計だからなにかと雑用がある。 
 さてさてさて、来週早々は広島県呉へ出張だ。どこに泊まるか。東広島が最寄り駅だが、西条という捨てがたい酒の街がある。賀茂鶴とか賀茂泉なんちゅうのは吟醸酒の誉れ高い。それに西条は古い建築もありなかなかええ、といってみんな酒蔵なんだけどね。
 少しばかり、あわただしい週末になりそうだ。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA DG ELEMARIT45mm/F2.8,
ISO640,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE716. 選外

2013年08月22日 | Shinkansen commuting
 昨日の京都の雷雨の翌日は、すこぶる暑い。それでいて少し秋の気配が漂う空だ。名古屋は36°。人間の体温と同じだ。毎年夏が暑くなってゆく。
 次第に熱帯に日本も近づいてゆく。地球温暖化の影響が現実的に出始めたころだ。来年は、もっと暑いのかもしれないよ。
 さて9月は、オリンピック候補地の選定がある。当然日本は選外だろう。だって福島第一原発の事故が未処理だよ。放射能がばらまかれているところへ健康を志向するオリンピックなんかくるわけないだろう。冷静になってよく考えましょうね。自治体に踊らされないように。むしろ日本から辞退すべき状況だと私は思いますけど。そのほうが、世界の信頼感を獲得できると思いますけどね。
 さて今日はもう書く元気がない。きょうはこれにて。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA DG ELEMARIT45mm/F2.8,
ISO640,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE715. リトリート

2013年08月21日 | Shinkansen commuting
 今日の京都は、夕方待望の激しい雷雨がやってきた。もうカラカラに渇ききった街が心待ちにしていたといってよい。クロッキー教室へ通う道すがらは、大変涼しかった。
 さて、最近カラー画像というのが、暑苦しくて重たい。 やっとモノクローム画像に戻り落ち着く。画像は、関ヶ原の高架下に一瞬見える隠れ家のような場所だ。
 関ヶ原と言うぐらいだから、周囲は山や丘に囲まれた平坦な原っぱなのだが、そんな中に隠れるように樹木で周囲を囲った3軒ぐらいの民家と神社がポツンと一瞬垣間見える。こんな風景を見ていると「リトリート」という言葉を思い出す。つまり隠れ家という意味だ。
 世の中が嫌になってとか、いや隠れなければならない特別な理由があってといった目的で、隠れる場所というのが人間には必要だと思われる。それは、都会の生活と関係性がなく、通常の人間が思いつかない、そして隠れようとする人間のそれまでの生活と脈絡がなく、足跡がトレースできないところである。それでいて、隠れている生活自体が、そこそこにおもしろいということが必要だ。 犯罪者の逃亡ではないのだから、 隠れているだけで退屈なのは、隠れ家としての意味をなさない。
 そんな私がもし隠れるとすれば、どこの都市だろうか。真っ先に思い出したのが、能登半島の末端にある石川県輪島市だ。何しろ鉄道が廃線になるぐらいの寂れつつある都市だというのがリトリートには相応しい。金沢から高速バスで2時間半はかかるだろうか。毎日街中で露天市があり、海に面しているから魚が旨そうだ。街はクラシックなたたずまいと港の臭いがが残っているから、少しばかり面白い。そんな街の一角の民家なんか隠れ家として調度よさそうだ。寒い冬は、民家にこもって絵でも描くとか・・。
 新しい今風のアパートもあり、50㎡で5万円/月とホテルよりはるかに安い。ああっ、これで家具・食器付きならば申し分なくリトリートだよ。

新幹線・岐阜羽島-米原
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mmF1.8,
ISO1600,露出補正-0.3.f3.2,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE706. 集落の道

2013年08月12日 | Shinkansen commuting
 画像はアップさせたが、文章が思いつかない位に暑い京都である。もうこのまま眠りたい。最近生活習慣が変わり朝は5時半起きなので、夜の9時すぎには寝ているときもある。私のところだけでなく、近所もそのようだ。朝は比較的快適な京都であるが、それも8時ごろ迄。あとはいかんですな。
 今日の画像は、7月24日にもアップさせたポイント。こちらの方が曲がりくねった見え隠れする道の有様がよくわかる。生活の道は曲がりくねっている方が断然景観上美しい。日本の集落では、どういう経緯かわからないが、こうした曲がりくねった美しい道が随分多い。多分冬の季節風を避けるためにあえてまっすぐにしないとか、戦の時に見通しを悪くしたとか、いろいろ推察できるが、今となっては本当のところはわからない。だが建物の景観が、歩くごとに変化していて美しい道であることは容易に推測できる。
 これが現代の都市デザインだと、結構幾何学的な曲がり方でつくられるので、集落の道ような面白さはない。それはどこかデザインの意図が明瞭にわかりすぎて退屈な場合が多い。といって混沌とした気まぐれ気分でデザインしてもやはり美しくは見えない。都市に限っていえば、現代のデザイナー達は下手くそだといえる。
 デザインでもなく逆に混沌でもなく、そういう作為的で人為的な跡をすべてを消し去った、言い換えれば風土と生活の必然でつくられてきた昔からの集落の道は、やはり美しいと思う。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG 17mm/F1.8
ISO640,露出補正-0.3.f2.0,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE705. はて、どうしたものか

2013年08月11日 | Shinkansen commuting
 車窓撮影も次第に使うレンズが限られてきた。ZUIKO17mm/F1.8、LEICA ELEMARIT45mm/F2.8、時折ZUIKO75-300mmのズームレンズ、まれに標準レンズ代わりのツァイス・ディスタゴン25mmとかライツ・エルマリート28mmなど。
 まだ一度も使用したことがない14-45mmとか14-150mmの標準ズームレンズや広角ズームレンズは使わなくなった。撮影対象が限られているからだろう。
 一番良く使うのは、LEICA ELEMARITだ。やはり画像が綺麗だということと、画角が架線などをカットしやすいためだろう。結果的に使いやすい画角は、やはり標準レンズだろう。LEICA SUMMICRON25mmを調達すべきかなと迷いう。画像は当然綺麗なことが予想される。今は、重いけどツァイスやライツでも満足できるが、はてどうしたものか。
 今日は東京から妹が墓参りに来るので、お盆だからお墓の掃除。こちらも、はて、どうしたものか、だな。
 さて明日は地蔵盆の景品を調達しに、名古屋の大須観音あたりを徘徊、暑いからこちらも、はて、どうしたものかと、暑い最中は決断力が鈍る。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8,
ISO640,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE704. 炎天下の調査

2013年08月10日 | Shinkansen commuting
 この一番暑い日、外で仕事はしたくない。そうは思ってもやはり炎天下で仕事をせざるをえないこともある。
 大学の帰りしなに首にタオルを巻いた構造の先生とすれちがった。「外で調査だったですよ」、うーっ、お気の毒。私も一歩間違うと炎天下の調査の羽目だったかもしれない。研究者というのは、学生や院生達とのスケジュールありきだから、一端予定が組まれると万感を排して行動する人種だ。暑いからといってやめるのでは教育にはならない。かって私も炎天下に調査していたことがあった。夏というのは、そんな暑さだけが記憶にのこる位の思い出しかない。
 さて画像にある、この増築を重ねたような民家はなかなかプロポーションが良いではないか。現代建築では、意図的にこうした形態をデザインするときもあるが、こちらは至極自然の成り行きで出来上がっている。民家というのは、成り行きでも屋根勾配や柱間などのモジュールがしっかり出来上がっているから、だれが建築しても綺麗に納まるわけだ。
 一寸間取りなどを調べたい気分だが、となるとやはり炎天下の調査になるのだろうか。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8,
ISO640,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE702. 京都コンプレックス

2013年08月06日 | Shinkansen commuting
 夜半に京都は、激しく雨が降った。もちろん私は寝ていて気づかず、朝から蒸し暑い晴天。名古屋に着いたらこちらが激しい雨だった。昼頃迄降り続き、ようやく晴れたと思えば、大変暑いではないか。帰りに京都駅に降りるとモッとする暑さ。
 京都コンプレックスというのがある。つまり、それは京都にいって日本情緒にひたりたいという思いがあまりにも先行し、勝手な幻想をつくりあげてくれることである。
 よし!、夏の休暇は京都だ。入道雲が出て夏らしいとか、そうだ夏の京都のお寺で涼みながら我を取り戻す時間をつぶそうとか、まあポスターのブロモーションにそそのかされて、勝手な幻想を目一杯創作してくれるわけだ。そして夏休みになるとそりゃ京都だ!、ともの知らぬ東京人達がこぞってやってくる。そんなビジター達と毎朝すれ違いながら私は名古屋に通勤しています。
 しかしですね、やってきたら当然東京よりもものすごく暑い。お寺も涼んで読書なんて無理で堂内にいても汗ダラダラですよね。もちろんお寺にエアコンはない。そんな暑さを我慢してせめて日本情緒を探して、結局京料理に走り込むわけさ。もちろん京料理は、夏向きに調理してあるのでまあ少しは暑さをしのげると思うが。それ以前にお盆にお店が開いているかなと、京都人は不思議に思う。だって市場は休みだょ。こんなときに食材なんかあるのかな。
 それでも東京人達は、五山の送り火ぐらいみてゆこうとするわけだな。16日の日は京都市内のホテルが全部満室になるからね。そんな京都コンプレックスのおかげて街は潤っているのですから、京都人としては問題あらしまへん。
 さて京都人としては、五山の送り火は自転車で回りながら人が少なく眺めのよい良い場所を探そうということになるますな。今年は、銀閣寺道から住宅街に入ったあたりかな。如意が岳の麓だから、正面に大の字が見えますもんな。あるいは自転車で将軍塚にあがってもいいし。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D LEICA DG  MACRO ELEMARIT45mmF2.8,
ISO1250,,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE701. 一寸損した気分

2013年08月05日 | Shinkansen commuting
 ふぅー、一日中窓を閉め切った大きなパソコンルームで授業だった。おかげて天気がよいのか悪いのかよくわからない。そんな仕事を終わり夜遅く帰るともうブログを書く意欲はないズラよー。
 今日の京都は、地面が濡れていたので雨が降ったようだ。そういえば岐阜のあたりでは、激しい雨と雷を目撃した。名神高速道路のトラックが雨で見え隠れし、一瞬新幹線が徐行しかけた風景は、いかにも雷雨だという感じがしていて期待感が高まったが、ほどなく雷雨は通り過ぎ、雨上がりの夜の風景を見ながらの帰宅となった。
 こういう雷雨は、家にいる時に来て欲しいよね。それは夏が感じられて風情があるからだ。だから仕事で忘れていたなんてことがままあると、一寸損した気分になる。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS OM-D LEICA DG  MACRO ELEMARIT45mmF2.8,
ISO1250,,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE698. カツサンド

2013年08月02日 | Shinkansen commuting
朝は、すいている各駅停車のひかり号かこだま号で、京都駅新幹線上りホームのスタンドで調達したアイスレモンティーをいただきながら車窓撮影しつつ通勤するのが日課だ。
 おげでスタンドのおばさん達とも顔見知りになってしまった。実はここのスタンドのサンドイッチがうまいのである。それもそのはずでおばさん達がスタンドで直につくっているから出来立ての味なのである。私はカツサンドが贔屓なのだ。それもイノダ珈琲のカツサンドの次位にうまいと思う。
 今週は、二日ほど午後5時に帰るという人並みのライフスタイルをしていた。まだ陽があるので、帰りも車窓撮影ができる。帰りは、連写をやめカラーで一発勝負で撮影していた。結果として色が今一だったので、やはりモノクロか。photoshopでカラー画像からモノクロに変換したが、コントラストが高くトーンの出方が今ひとつだ。結局最初からモノクロ撮影の方がよかったようだ。
 ちなみに帰りはのぞみ号で7号車のデッキから撮影したり、喫煙ルームにしけこんだりしていると、すぐに京都についてしまう。
 PEN E-P5も使い慣れたが、AFの動作がモサッとしており、一度に連射できる枚数がOM-Dよりは少ない。やはりOM-Dの方が動作もきびきびしていて使っていて撮影の道具という感じがあり、使いやすいね。明日はOM-Dを持参しよう。というのも午後から休日出勤ですから。
 そうだ明日の昼飯はホームのスタンドのカツサンドにしよう(微笑)。

新幹線・米原-京都
OLYMPUS E-P5 LEICA DG  MACRO ELEMARIT45mmF2.8,
ISO640,露出補正-0.3.f2.8,1/8000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする