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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Nikon Freak213. リカレント教育から・・・

2018年11月24日 | diving

 先日某大の先生から、リカレント教育の講座を開設せよ、という本部からのお達しがあって・・・、という話を聞いていた。建築という実学を教える工学部系の学部が講義などをしても意味がないだろう。

 例えば、設備の技術者が建築の設計も勉強したいというので大学の設計実習をとって手を動かして建築の設計を学ぶのであればリカレント教育になるけど、講座ですか?

 建築を講義で学んでも設計ができるようにはなりませんと回答した。それは医学部と同じで、講義で学んで患者の手術ができるようにはならないというのと一緒でしょう。

 どうもそんな話が登場する背後には、人文や経済の文科系の先生が学長にチクチクと稚拙なアイデアを披露したのかもしれないと推測する。また文科系の横やりか・・・。私にいわせれば、科学現象を定量的に把握できない文科系の学部なんか廃止して、医薬看護学、芸術工学、理学に注力すればよいのにとする暴論をはきたくなる。

 そう思うのは、あるプレゼンテーションの場面で、もう少し数値をつかって説明できませんか?、と私が言ったら、文科系の担当者は、いろんな統計書の数値を使って説明しだしたあげく、それで論理補強するのには、工学系の私はビックらこいた。だから私は申し上げた。

「そんな数値は、本をみればわかる話でしょ。私が言っている数値というのは、貴方が独自に調査して集めた数値のことですよ、つまりオリジナルデータよ!!、それを解析したモノはないのかい???」

 それで担当者は、静かになってお終い。

 さて今日の画像を文科系の人間にみせたら、クマノミが小さいしピントがあってないよとご大層な指摘。まったく文科系というのは、主題があって背景があって、この場合の主題はクマノミだと紋切り型の発想をしてくれる。

 このブログで前にも書いたけど、私の関心はクマノミではなく彼らが住まいとしている海草にあるの。海草の造形ってとても美しいでしょ!。貴方はそこに眼がゆかないのですか?。まったくもう文科系は、技能にくわえて感性もないのかよ!。相手は、こちらをへそ曲がりだと思っているようだが・・・。

 さて昨日11月23日の京都市内の気温は1°-8°とこの冬一番の寒さになった。雲は北西方向から流れてきており、偏西風に乗ってシベリア大陸からやってくるのだろう。朝からストーブをつけっぱなしにして家にこもっていた。外に出かける意欲がわかない寒い休日だった。

 

沖縄県慶良間諸島アイダー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/400

 
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Nikon Freak212. 冬の朝

2018年11月23日 | diving

 11月22日の朝の京都は雨模様だ。札幌では雪が降り出したとFBの友達は伝えている。

 冬の朝は冷え切った家を暖めに暖め、寝起き姿でダウンベストをはおり、キッチンでサンドイッチをつくり、珈琲と一緒にトレイにのせてMacの前でブログを書きながら朝飯というのが最近の日課だ。その寝起き姿というのが楽ちんなのよね。そんな姿でブログを書いている人って結構多いでしょう。特に外にでる機会が少なくなる冬は、一日寝起き姿で暮らしていたりできる。それってとても快適で少し退屈な1日だ。

 だからスウェットなどの寝間着のデザインって結構重要なのだ。モロ寝間着風ではなく、普段着風でもあり、適度に保温性があって着心地がよくお洒落だ。お洒落だというのが難しく、例えば橫縞模様の囚人服みたいなのは勘弁して欲しいし、そのあたりはデザイナーズブランドによさげなモノがありそうに思われるが、少なくともユニクロにはないですね。

 かってのように朝6時に起きて、7時32分の新幹線で名古屋に行くという生活も、朝靄がかすむ風景や雪に感動しながらの通勤だったから、それはそれで面白かったし、このブログでは新幹線通勤というカテゴリーでまとめている。今から考えると、そんなマメな生活をよくしたなぁーと思う。やはり冬の朝は心ゆくまで寝ていたい。

  さて、沖縄の画像でも・・・。

  クマノミたちが住処にしている海草が大変美しい。横からライティングしているので立体的にみえるでしょう。これはライトを機材につけていたのでは、できない芸当です。欲を言えば、もう少しワイドに光が拡散して欲しいのだが、これは丹念に水中ライトを探すほかなさそうだ。こういう形って地上では、あまり見かけないと思われる。

 画像はニコンW300で撮影し、photoshopでシャープをかけただけだから撮影画像のままだし、結構綺麗だ。あの小さなイメージセンサーでニコンもよくやるよな。この機材ニコンW300を実際に使ってみた結果は結構良い。

 夜になり木枯らし風の冷たい風が弱く吹き出した。朝の室温が2°下がった。日々冷え込んでゆくだろう。いよいよ来るか、京都の冬が・・・。

 

沖縄県慶良間諸島アイダー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/100

 
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Nikon Freak211. 一言足りない

2018年11月22日 | diving

 忘れないうちに書いておこう。

 WEBでホテルや航空券を予約するのをはじめ、Amazonなどで買い物をしたり、会員だからパスキー入力をしたりと、今では当たり前に使われている。

 そんななかで、誤入力は別としても正しく記述したにもかかわらず、画面が先に進まなかったり、間違った買い物につながったり、会員なのに手続きがおかしいではないか、といった場面に頻繁に遭遇する。つまり一言足りない画面がやたらに多い。そうした混乱の時間をあつめると結構な量になる。多分相手は使っているうちにわかるだろうという認識があるのだろう。そうした認識に最初から依存すること自体がそもそもの間違いである。

 つい最近の例ではpeachの航空予約で、

「sale特価があるのか、ならばこれ!」、

と予約し画面が進むうちに座席指定や預け入れ荷物の画面が登場する。

「saleで席が指定できるのか、ならば座席ぐらい予約しておこう」

と思い、座席指定して支払い画面にゆくと、いつのまにか正規料金で計算されていてsale特価は適用されないWEB画面になっている。本来ならsaleで座席が指定できなければ、座席や預け入れ荷物の画面は出すべきではない。だから不適切な表示で航空券を購入していることになっている。それは詐欺である。いずれWEB画面の不適切な表示で裁判になるというケースも発生するのだろう。

 こういう画面をみると、画面のデザインが実に下手くそといわざるを得ない。つまりsale特価は座席の指定ができないし預け入れ荷物もできないということが、なんの表示もされずに次々と画面は進んで行くのである。もちろんどこかに小さく書いてあるのかもしれないが、書いてあればすむというのはいかにも文科系発想だ。やはりデザインとして表現しないと相手には伝わらないのである。通例WEBの操作は、基本的にはチャートで示されればチャートで理解し進んでゆくのであって文字などは書かれてあっても読まない。文章とチャートの混在は、ありえない論理である。

 こういうときは、sale特価、正規料金・・・、と価格一覧リストを図示し、オプションの使える、使えないをマトリックスにしたデザインにしておけば簡単だったし誤解もなかったと思う。要はpeachは、図示の方法つまりチャート化の原理がわかっておらず、デザインも下手くそということだ。当然わかっていないから勘違いを引き起こしてしまう。

 このように、チャートの図示方法も論理の反映だし、それをどう伝えるかはデザインの話なのである。デザインとは論理の適切な反映であって、決して形や色の話だけではないのである。そういうことがわかっていない大企業のサイトが実は大変数多い。

 そうしたサイトに遭遇すると、この人たちは大学で卒業論文をちゃんと書いたのかよと大学教授経験者は勘ぐりたくなる。それでも大学は出ましたと言い張るならば、チャートとデザインができない文科系といって区別しておこう。

  使いやすいサイトをあげればApple、IBM、Amazonなどなど。画面のデザインが論理的だし、一言足りないということが、あらかじめ予測されて記述されている。そこが大切なポイントなのである。

 つまりWEBデザイナーをコントロールできない、つまりプログラムもデザインもできない口先だけの文科系リーマンはWEBの世界に手をだすなと私はいいたい。それは混乱の種をまくだけだからだ。

 構造と個別的な話の明快な区分、カテゴライズの設定、ユーザー心理の変化などの一般化、ということが正しく理解されないと、適切なWEB画面にはならないのである。

 

沖縄県慶良間諸島アイダー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/100

 

 

 

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Nikon Freak210. 私の魚図鑑part4.

2018年11月21日 | diving

  さてダイビングの画像に戻ろう。今回のダイビングで遭遇した魚達の幾つかを紹介しよう。私の魚図鑑part4というわけだ。

 トップは、ハダカオコゼ。なんか海中のゴミをまき散らかしているようようだけど、この魚は半透明ということもあり、なかなかみつけにくい。私も最初は胴体後部を撮影しておいて、はてあれなんだろうかと思ったことがある。今回ようやく全体を捉えることができた。ああっ!、やはり魚でしたかだよ。つまりオコゼの一種で、オコゼは唐揚げにすると美味しいのだが、こちらは食べたという解説がない。そういうときは、まあ食べられる味ではないとみておいたほうがよさそうだ。泳ぐのが苦手であり、海草のように擬態行動をするとWEBでは解説されていた。光を当てると綺麗な透明感あるボディが浮かび上がる。

 

 ロクセンスズメダイであり、太平洋の温帯から熱帯にかけて広い範囲で見ることができる魚だ。だからいたるところで遭遇する。時にはクルーザーのタラップあたりに群れていたりする。つまり昼の鍋を洗ったときの残りカスを頂こうというわけだ。つまり食い意地が張っていて何でも貪欲に食べるようだ。だから餌付けしやすいので、熱帯魚にも利用されている。なんでも食べる上に数も多いから、まあ海のカラスですね。餌があるかと思って口を開けている雑食系だな。

 

 こちらはクロスズメダイだろう。奄美大島以南に分布するというから、本土ではみられない魚だ。幼魚は美しく観賞用とWEBには記載されているが、はてどんなんだったか。ロクセンスズメダイと一緒で雑食だからなんでも食べるようだ。これこそまさに海のカラスそのものだ。色は黒というより濃紺。私は、横位置は図鑑的なので、量感やボディの太さを実感できる正面とかアップで捉えるのが好きなんですよ。ニコンW300は頑張っている。

 

 カマスベラだ。頭のあたりに微妙に色が出ていてこんなに綺麗だったとは意外だ。もともと綺麗な魚ではあるし今年の年賀状のモデル候補かな。頭の微妙な色合いはなかなか撮すのが難しいが、光がうまいことあたったので頭の微妙な色合いが描写された。ここはニコンW300が頑張った。同じデザインのボディであっても、どうも前機種ニコンAW130より現機種W300の方が画像が鮮明であったり、色が良かったり、シャープであったりとカラープログラムや仕様が向上している。そのことはこの機材を使い込むまでわからなかった。だから水の色も綺麗な描写になっている。このように性能が良くなったにもかかわらず、世間では誰も評価していないのだろうか。価格は3万円ポッキリと安価なのである。もっと評価されてもよい機材だと思うな。

 

  ログにはオトヒメエビと記載してあった。ハウジングレスの小さなニコンW300で、これだけ撮れれば申し分ないと私は思うのだが。そんなわけで、新機種が出ない限り今の私の主力機材だ。といって水中機材はこれ1台しか持ってないけど。確かにニコンW300は画質が向上したのではないかと思われる。この珊瑚の下に冒頭のハダカオコゼがいたのだ。

 

 これはクマノミの赤ちゃんなんですね。クマノミの住処は海草なのだけど、その海草を少し起こして下をのぞいたらいたですねぇー、赤ちゃん達が。こんな狭い隙間にはハウジング機材はとても入らない。ニコンW300と、今回から使用している小さな水中ライトが威力を発揮した。右手にW300、左手に水中ライトを持っているから、サイドから光を当てることができる。これはハウジング機材と、これにくくりつけたストロボのシステムではできない芸当だ。よし!、今度からサイドライティングで撮影しよう。あまり水中画像ではみかけない撮影方法だが、サイドライトの方が被写体が立体的に写るのですね。このやり方に挑戦ですね。

 

 ヤッパいたよ!、7月頃の産卵期には凶暴化して巣に近づくモノは何でも襲ってくるというモンガラカワハギ科のゴマモンガラだろう。この時期は安心なのだけど、本来凶暴な輩だから遠くから望遠モードで撮影したら黒くなってしまった。ストロボがスイッチ一つでONになれば、胴体も描写できたのだけど、W300は一々画面を開いて設定するという操作が致命的な欠点なのよ。だから後処理依存。そこでphotoshopでトーンを一気にあげて眼とか胴体がわかるようにした。尻尾がノミ型なのが特徴で、体長50cm位で、この尻尾をみたら近寄らない方がよいわけだ。近寄らないというよりも、私は90度違いの方向に逃げますけどね。

 

  尻尾の形からすればヤマブキベラだろう。オトメベラなどとの交配種もいるようであるが、ヤマブキベラも色が黄色とは限らず、新種のカラーを時折見かける。まあヤマブキベラとしておこう。綺麗な魚なのであり、私がダイビングで最初に覚えた魚の名前である。何故かこの時期は、ダイバーの回りにも近寄ってくるのですよ。多分危険ではないという魚の了解が生まれたのかもしれないし、あるいは餌と思っているのかもしれない。そうやって餌を貪欲にあさり肥えたところで、より大きな魚に食われて12月には、みんな魚はいなくなってしまうわけです。

 

 

 独特の形はチョウチョウウオ科だ。その中のどれかというば、この科は43種類ほど沖縄にはいるので、模様から判断すればフウライチョウチョウウオだろう。いつも悠然と泳いでいる綺麗な魚なのだ。もうストロボが容易に発行できないと地上の光だけだから、ちとつらいですね。水中ではストロボのONとOFFは頻繁に行うのです。スイッチ一つでできるようにして欲しいですね。

 

 色が綺麗なのはベラ科の魚だ。私は芸術系なので色には敏感なほうだが、WEB図鑑で調べるとヒメスジモチノウオかな。もちろん全体も撮影しているので、これをみてみると尾の形やお腹が赤いので、これだとおもうな。多分異種交配種などもいて、絵具を混ぜるように新しい色が登場してくるのではなかろうかというのが芸術系の見方だけど。

 

 ログではホウボウと記載されていた。羽風の先端に色が入っており、それが沖縄カラーというのも面白い。通例は赤いホウボウが食用として知られていおり、釣り人達もしばしばつり上げるようだが、これは沖縄種だ。足があるので泳ぐというよりは海底をあるく感じだ。近寄っても逃げないほど暢気でかわゆい魚だ。こんなにピントが合いやすい被写体なのに、それが外れている、なんでだろうね。水中では初めてみた魚なので、あまりにも珍奇な魚で慌てたか。photoshopのスマートシャープでまあなんとか見られる程度に修正した。これは撮影者の腕が悪いとしかいいようがない。

 

沖縄県慶良間諸島

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

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Nikon Freak207. 税理士さん

2018年11月09日 | diving

 さて昨日は、私の会社の現金出納帳をつくっていた。1年分を半日でまとめるので実に小さな会社だ。自分でも笑える。

 といって作業は伝票の整理だから大変であることに変わりはない。それも手作業だし、コピー用紙とノリと付箋紙が必要という実にPC化されない仕事だ。その領収書の類いこそ電子化できないのだろうか。すべて統一書式にしてスマホにサッと入力してお終いという具合に。あとはパソコンで引き出すと、すべてがエクセルの表になって出てくるという具あいだ。

 そんなことを考えると、絶対に日本ではできない話だということがすぐにわかる。大体領収書自体がポスレジや会計マシーンの産物だから、機械が違えば書類の大きさもまちまちだし書式なんかパラパラよ。統一すりゃあいいのに、民間企業だからそんなことは考えず効率のみの追求だから統一できない。これこそ法律で定めてしまえば良いのに。病院の領収書、JRの領収書、エアラインの領収書、本屋の領収書、レストランの領収書、役所の印紙etc、みんなバラバラだ。だから時系列でA4コピー用紙に項目毎にノリで貼り付けてゆく。

 随分昔、そういう仕事を税理士事務所にやってもらったら、実に芸術的に整理されて1册の見事なファイルになっていた。あのパラパラの大量の領収書が整理されて、これはすごい!。多分零細企業とか個人商店なんか領収書の束毎ドンと税理士さんに渡すんだろな。ほな整理して!、決算書でまとめて!!、確定申告しておいて!!!、とくるわけだ。

 私も現金出納帳は自分でつくるけど、その先は税理士さんに依存しているから、あまり人のことはいえない。

 何でこんな話が今頃出てくるかっていうと、会社の決算時期を2ヶ月早めようと目論んでいるからだ。みんなと一緒じゃ、混んでいるときに申請するわけだろ。今は電子申請だから混んでいても関係ないのだが、その要の税理士さんが途方もなく忙しいのよ。

 まあ税理士さんあっての会社経営ですからね。こちらもそんな仕事の骨休めにブログを書いている。

 

沖縄県慶良間諸島アイダー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離7.8mm,露出補正0,f/4.3,1/320

 

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Nikon Freak206. 冬が来る前の・・・

2018年11月08日 | diving

 クマノミが邪魔だけど、光の当たり具合も良いから、この海草は綺麗なアングルがあるはずだと思いつつ通り過ぎてゆく。特に立ち止まって撮影しようという意欲はない。それよりかエアの方が大切だからね。いつも10リットルのスチールタンクに32%のエンリッチドエアをいれてもらって出かける。だから最大潜水深度は32.9m迄だけど、実際はそこまで潜ることはない。

 さて今週は少し暖かい日が京都は続いている。暖かいというのは、ダウンコートを羽織る必要がない暖かさ。もちろん最高気温18度、最低気温13度の表示があるからコート不用なのだが、来週から最高気温13度、最低気温6度の予報が出され、一気に冷えそうだ。その頃私は、沖縄へ出かけている。沖縄の来週の予報は、最高気温25度、最低気温21度の予報だから、やはり暖かい。ただし、海へ出て北風が吹いてくると海上は時化ているし、波も高いだろう。自ずからダイビングポイントも南側・・・座間味島のドラゴンレディあたりかな。

 京都も来週から冷え込んでくると、そろそろ紅葉が始まる頃だ。まあ紅葉でも見ながら会席料理を、といった具合に紅葉もいろんな集まりの動機付けにされる。それを見送ると毎日最低気温0度以下の真冬日がやってくる。そりゃもう雪でも降り続けば少しは退屈な冬の時間の刺激材料だが、からからの乾いた空気の寒いだけの冬が近年は多い。私にとっては情緒どころかダイビングのできない日々なので、今年はアクアリーナで少しウェイトトレーニングをしようかなと考えている。

 さてかたづけなければならない仕事もあり、ダイビング前の、あるいは冬が来る前の、少し悩ましい日々が続く。

 

沖縄県慶良間諸島カメパラダイス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/200

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Nikon Freak205. 危なっかしい文科系人間の商品開発

2018年11月07日 | diving

 ダイビング3日目の10月24日は、水の透明度が50mはあっただろうか。みよ!、このクリアな画像。photoshopで修正しても変わらない。いつもこれぐらいで撮影できれば申し分ないのだが、なかなかそうゆかないところが自然界。

 よくデジカメのプロモーションで、アウトドア派!、みたいに屋外に強い機材であることを訴求するCMに遭遇するが、それって地上だけの話でしょう。人間が関わってきた環境は、地上、水中、宇宙と3つに類型化できる。その一つだけを主張しても、何がアウトドアなんだかさと、笑ってしまう。宇宙には容易には行けないが、水中だったら40m迄は、なんとかゆける。その程度にお供できる小さく優れもの撮影機材がダイバーには必要なのだが、なぜか理解不能の機能がついて回る。

 その典型例がニコンW300の水深表示であり。潜った深度も時系列でグラフ化されて表示できるのだが、そんな遊び的機能はダイバーには必要なく、むしろ必要な情報は30mまで潜れる仕様だということは、エキジット前に水深5mでの安全停止と3分間のカウントダウンの表示が必須だ。まさか安全停止の3分間の時間のカウントも表示もしないのか?。そのあたりが、いかにも水中機材らしく装えば良いとするマーケティング発想のように思われ、それってニコンらしくない!。

 これってものすごく危険なことであり実際には、安全停止をしないで浮上し肺の過膨張破裂を起こして死に至る事故が発生している。それはダイビングで一番危険なことである。水深30mまで潜れる機材で水深表示をするのであれば、安全停止の表示と3分間のカウントダウンがなされて当然なのだが、それが見当たらない。であれば、そんな遊び的で中途半端な水深表示をするというのは、誤解を与え危険だからやめるべきだろう。もちろんダイバーはダイブコンピュータを持参しているので、撮影機材が特に水深表示をしなくてもよい。それに同様のダイビング器材であるオリンパスTG-5に水深表示はなかったと記憶している。それとも、私の勘違いだろうか!?。

 そのあたりの中途半端な仕様の稚拙な企画の商品が最近多いと思われる。マーケティング理論を振り回し、なんでもつくります、売れる商品にしますと、ユーザーを幻惑して商品を売りつければ成功です、という発想だ。実際商品プレビューサイトをみると、そうしたユーザーの幻惑された姿を多数見ることができる。といって他方でユーザーは、スポンサーにおべんちゃらの意識もあるから容易には消費行動に結びつかないのは幸いだが。

 私自信が実際の商品企画に携わりマーケティングに関するレフリー論文も書いてきた立場からいえば、マーケットの意向を尋ねることは必要だが、といってそれで商品開発をしてゆく安易な考え方が間違っているということだ。プロダクトデザインは、覚めた眼でマーケットを眺めつつ感性工学の知識を涵養するのだが、そんなところでマーケティング理論を振りかざしデザインのできない文科系人種がプロダクトの企画なんかしてもらっては大いに迷惑だ。日経MJを読むと、今その迷惑な商品開発が跋扈しているようにも思われる。

 モノ一つ、空間一つ、実際に手を動かしてデザインし(つまり設計)、工作マシンを動かし、現場で職人達を動かして、モノや空間をつくるといったデザインの現場の経験が、皆無の文科系人間の商品開発なんか危なっかしくて私はつきあいたくないですね。精々彼らは食材や家庭用洗剤ぐらいにとどまっていておくれ、といいたいですね。

 まあそんな話の概略をニコンのお問い合わせコーナーに送ったのだけど。

 

沖縄県慶良間諸島アリガーケーブル

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/200

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Nikon Freak204. パラパラな1日

2018年11月06日 | diving

 私達がよく乗るアジュメール号。船底をキャプテンが掃除している。ダイビングの帰りにアジュメール号が見えると、このときほど異環境に出かけた私達を、広い海の中からひろってくれる母船の存在感を感じる。だから広い海の中では心強い。

 そのアジュメールという言葉をWEB辞書で引くと、ヒンズー語で、インドのラージャスタン州アジュメールという旧都市がある。これかいな!?。そういえば、この船に限って手作りの昼飯が出てくるが、いつも種類を変えてカレーが出てくるというのは、そこからきているのか!?。

 ある文科系クレイマーCとの会話。

C:「だから魚なんか見飽きたのでもっと違うのみせてよ」。

「じゃダイバーとか珊瑚とか海に射す光とかでは!・・・」。

C:「そんなのも見飽きたよ、なんか地上では見られない1万メートルの絶壁とかさ、噴火している海底火山があると思うんだけどなぁー、そういうの撮影してきてよ。」

「あのなぁー、水中の透視度はよくても30mなのよ!。その先は何も見えないんです!!。どうしてもみたければ自分でCGつくればいいじゃん!!!。」

C:「だったら水中にカメラを固定して長時間露光したら。もちろんエアの持つ範囲でさあ、5分もあれば十分じゃないかなぁー、そしたら撮れるでしょう。」

「あのさぁー、水中には流れがあるの、それやったら流れしか映らんとちゃうの」

!×!!△□×××!!!・・・・・・・

 えてして文科系人種の考えそうな無理筋の論理というやつだ。このときは奇跡的に透明度50mまではいったようだが、コンスタンスに透明度20〜30mがいいところだろう。だから水中では望遠レンズなんかいらないのよ。必要なのは魚眼レンズとマクロレンズだけ!。

 さて休日の朝は、SYURIの紅芋タルトをかじりながら、次の沖縄・愛知県の旅の手配をしていた。定宿としている那覇市内の東横インがどこも満室。なんでそんなに混むかなぁーと首をかしげるばかり。たしかにJALのスッチーも経費節減で泊まっているけど、それだけじゃあないだろう。帰りに愛知県三河槙原まで立ち寄るので、那覇から中部国際空港までの飛行機と東横インを予約したら、こちらはすんなり取れた。さすが名古屋は観光客の影響が少ない。そういうところがこの街は好きなんだけどね。

 さて次の那覇はダイビングの後で、どこで飯をたべて、どこへ撮影に行くか、という算段をしていた。那覇市内の大概の所は歩き回ったしなぁー。それよか撮影機材、フィルムが手元にないから、たまにはOLYMPUS E-M1MK2に12-100mmのズームレンズでよいか。旅に出る、それだけでウキウキしてくるので、まだ1週間先なのにバッキングをしていた。ちと気が早い。

  さて、このブログも書くヒントは簡単に見つかるし、実は書いてしまったのだけど、気に入らない。結局全文削除を2回繰り返して平凡なストーリーになるという結末に。つまり今日のパラパラな1日の雑感というわけだ。

  

沖縄県慶良間諸島野崎

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/800

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Nikon Freak203. スーラ、キリコ、レンブラント!?

2018年11月05日 | diving

 最近フルサイズのミラーレス一眼レフが各社から登場した。システムフェチとしては悩ましい。

 例えばEOS Rだと比較的安価に調達でき、それだけで手持ちのキャノンLレンズシステムに組み込むことができ、16mmから400mmの焦点域のレンズが、これまで通り使える。小さいし使い勝手がよく、キャノンも旨いところをついてくる。

 もちろんイメージセンサーの最先端はSONYであり、マーケティングとしては価格が高いか安かの2タイプしないという明快さを持ち、その高い方が仕様の違いで9タイプ、安い方が4タイプとボディ種類が多様化されいる。そんな多様化された各ボディの仕様をみていると、どこか絵画の考え方と類似してくる。

 例えば仕様の両極にある色の綺麗な高解像度α7RⅢにたいして、広い範囲の明暗差をひろう低解像度α7SⅡといった具合に、どちらかに手をだすともう片方も欲しくなるというあたりはSONYの商魂だろう。もちろんα7RⅢの裏面照射型4240万画素イメージセンサーは、デジタル機材の中でのトップクラスの仕様をもっている。

 イメージセンサーの高解像度仕様か低解像度仕様かという選択肢は、色で選ぶか、コントラストで選ぶかの違いと解釈すれば良いだろう。それはどこか絵画の世界の話に類似してくる。

 高解像度ということは、画家ジョルジュ・スーラの「グランドシャットの日曜日の午後」などの点描画を思い出してもらえばわかるが、画素数が上がるということはその点描の数がさらに多くなることであり、色と色の間にさらに別の色がはいるので画像全体の色表現なり奥行き感はさらに良くなる。

 他方で低解像度ということは、逆に撮影素子の1画素のサイズが大きいなるので、それだけ多くの光情報を取り込むことができる。例えば明暗差のコントラストの強い画像の場合、光の当たるところと陰の所とがあって、どちらもつぶれることなく、描写してくれる。画家でいえばジョルジョ・デ・キリコの「街の神秘と憂鬱」このようなコントラストの高いところ、日の当たる部分とがつぶれることがなく描写をしてくれるわけだ。だからトーンの豊かなモノクームがお望みならば後者の機種になる。

 そこでどちらの機種が使用者にとって最適なのか、まあスーラ的な絵が好きか、キリコ的な絵が好きか、どちらですかということになる。どちらも好きならSONYの商魂にはまることになる。

 これらの機種の大きな相違点はバッテリーである。前者は新しく開発されたものであり約600枚相当と実用範囲だが、後者は旧型なので約300枚しかもたない。そしてこれらはバッテリーサイズが違うので相互に互換性はない。ちなみに手元のEOS1DsMK3は1回の充電で3,000枚撮影できるけど。

 だから個人的にはスーラの絵的なSONY高解像度α7RⅢだと思うが、なんと私はSONYのレンズシステムを全くもっていない。そこで飛行機の手荷物(最近海外とかpeachとかで7kg制限が多い)にもできない重たく大きいGレンズはパスして(何故かフルサイズミラーレス一眼レフはレンズが従来と比較して巨大で重たくなるという共通の属性がある)、あえて軽いレンズでシステム化すると・・・

広角系:Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS、

望遠系:Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、

となるが望遠レンズの軽く高性能なレンズがない。そこでSONYの旧タイプAレンズのSonnar T* 135mm F1.8 ZAとか、マニュアルになるが手元のコシナツァイスのニコンマウントMacro Planar100mm/F2.0T*とか、京セラコンタックスの中古SonnarT*135mm/F2.8などで代用する方法もあるが、オートフォーカスが最も有効に活躍するSONYの望遠系でマニュアルとは悲しい。

 となると、画家でいえば近代絵画に比べれば色が古くさくてもシャープで迫力がある「夜警」を思い出させるバロック絵画の巨人、レンブラント・ファン・レインだよな。よしレンブラントにしよう、つまりニコンDf。ボディの色は、シルバーだと写真写りは良いが実物はチープな感じもするので、やはりブラックだ。なにしろレンブラント機材ですから・・・。

  まあ、スーラ、キリコ、レンブラント!?の話ではなく、沖縄の話でもなく、撮影機材について、あれこれと考えていだけさ。

 

沖縄県慶良間諸島カメパラダイス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/320

 
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Nikon Freak202. エキジット

2018年11月04日 | diving

 エキジットするとき私は、船のアンカーロープにぶら下がっている。安全停止もあるし、このほうが楽ちんなので。とはいいつつも、船のタラップを上がろうとする瞬間から、環境が水中から地上に戻ることによって、水中では浮力があるので感じなかったタンクとウェイトの重さが突然肩に掛かる。だからエキジットは、最後の力を振り絞ってだ。

 異なる環境を行き来する宇宙飛行士も、地球へ帰還するときには、きっと重力の重さをずしりと感じるのだろう。ああっ。人間はなんと重たいのかと・・・。

 あるとき、足からはずそうとしてフィンを下の海底に落としてしまった。それでとりに行こうとするとインストラクターにタンクをつかまれて引き戻された。そのとき水の流れがあったし、フィンがなければ水中では全く泳げないことを痛感した。あぶなかったぜ。

 ダイビングは、一つ失敗し、そして一つ覚えて行くという一進一退に近い。まあこちらは下手なダイバーなんですぅー。幸い船の下を通りかかった叔母はんダイバーがフィンを上に放り投げてくれたので回収できたが。ダイビングは、エントリー(船や人にぶつからないように水に飛び込む)よりは、エキジットの方がはるかに難しい。

 それにしても、ニコンW300は、前機種AW130と比べて画質が向上したようにも思われる。少なくとも地上の光が届くところ、つまり浅いところでは少し綺麗に進化した感じもするのだが。

 

沖縄県慶良間諸島カメハウス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/500

 

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Nikon Freak201. 沖縄の話から祖谷の話に飛んでしまった

2018年11月03日 | diving

 カメパラダイスというぐらいだから、カメと遭遇する確率は高い。岩の間にクビを突っ込み海草や藻などを食べている。このあたりのカメは人間が近寄っても逃げようとはしない。あるときは餌を食べているカメの上を通り過ぎたらフィンでカメの甲羅を蹴っ飛ばしたこともあったけど、ゴメンね!、都会人でしてダイビングが下手なもんで・・・。

 さて昨日は、蔦哲一郎監督:映画「祖谷物語-おくのひと-」2014年公開、をレンタルビデオでみていたら、背筋がしゃんとするような感覚だった。というのも甘いよなぁー、私のダイビングは・・・。映画では、そう思わせてくれる自然の厳しさがありありと描かれていた。今では徳島県三次市祖谷地区といったらよいか、この急峻な山の斜面に集落を切り開くというのは、なんともすごい暮らし方だ。

 この映画が公開された時期と時を同じくして、私はここの土地を訪れていた。このブログでは2014年の3月27日、28日、31日、4月3日で画像をアップさせている。実際にこの集落の中に足を運び入れると息をきらしながらの急な坂道が延々と続いている。そのときしばらく北アルプス涸沢往復の山行から足が遠のいていたから、体力は弱りに弱っていた。まあ歩いてみないとその急峻な坂道はわからないよね。

 映画は、そうした祖谷地方の四季をあますところなく捉えている。映画監督の蔦哲一郎さんは、甲子園を沸かせた徳島池田高校の蔦文也監督の孫にあたるそうだ。デジタル化のなかにあって、すべてフィルムで撮影しているというのも興味深い。

 沖縄の話から祖谷の話に飛んでしまった。

 

沖縄県慶良間諸島カメパラダイス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/320

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Nikon Freak200. ニコンの機材で200回!

2018年11月02日 | diving

 ニコンW300で撮影した画像をphotoshopで補正してみた。もとのコントラストが乏しい画像に比べれば、少しましになった。どうも個人的にブルーへのこだわりがあるようだ。こだわるあまり背後にいた小さな魚を全部消してしまった。色は青へ大いにシフトしている。すこしやりすぎた。

 最近iPhoneにVSCOという画像編集ソフトをいれた。iPhone画像もphotoshopの自動トーン補正とか、トーンカーブぐらいの補正はできるようだ。そうなるとブログ画像もiPhoneで修正できる。パソコンの方がオペレーションが効率的であるにもかかわらず、すでにそうしている人たちは多いはずだ。

 今では、MacOS7.5を使っていましたとか、マイクロソフト・オフィスのwordやexcelの最初は、Mac用しかなかったし、そもそもWindowsというマシンがない時代からMacを使用していたといったら古い人間に属するわけだが、そのころ当時発売されだしたNTT携帯電話を使い始めた。それって結構便利だった。電車内で電話を受けると回りの人が唖然としていた時代。なかには、新幹線の中からかけてきてはしゃいでいた奴もいた。そのすぐそばのデッキに公衆電話があったにもかかわらず。

 先日そのスマホを家に置いてきた人のブログを読んでいた(注)。仕事はテキパキとこなせるし、外へ出たとき誰からも連絡が来ない開放感があったし、スマホがなくて新鮮な発見が多かったし、それによって充実した生活だったとする記述だった。

 スマホやパソコン環境が、何か新しい物事をクリエイションしたわけではなく、それまでの機能の代替だったわけだ。元に戻してもあまり不自由にならない部分が多いことは事実。だってスマホではないが、私だってニコンF3+MD4にリバーサルフィルムをつめて街歩きをしており、それで時に画像が悪かったということはあまりない。そのニコンフリーク・シリーズもキリがよくニコンの機材で200回!、になってしまった。

 さて沖縄で撮影したリバーサルフィルムを堀内カラーに郵送しなければ・・・。

注)https://blog.goo.ne.jp/colkid

 

沖縄県慶良間諸島アリガー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/100

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Nikon Freak199. 地方都市の時間の流れ

2018年11月01日 | diving

 なだらかに下降してゆく砂浜の先はドンとおちて深くなる。多分40m位は下がるだろう。そこまでわかるぐらいに画像は透明度がすこぶる高い慶良間ブルーだ。

 沖縄の画像をアップさせておいて京都の街の話。

 というのも先日、私の個人会社の本店を、東京新宿から京都に移そうという雑用をしていた。もちろん申請書類はそろったけど、わからないところがあるし、印紙を買いに行かなければならないから、荒神口の京都法務局へ出向く。街が小さいから歩いて40分の散歩か、まあバスがきたからこれでええか。

 以前東京新宿法務局へ出向いたときは、駅のコンコースのような多くの人々でロビーはあふれかえり、たしか整理券でも配っていて1時間待ちだっただろうか。東京の役所というのは、いつも待たされる経験が多いから、役所に書類をだすなんてやりたくない仕事だ。そこで時間つぶしと気分転換に、いつも撮影機材をもってゆく。さて書類の隙間に入れるとなるとオリンパスE-M1MK2に12-100mmのズームレンズだな。そういう道楽物がないと役所なんかにゆく気分にはなれない。帰りに街を徘徊しようというわけだ。街の写真なんて何かのついでに撮るようなものさ。

 さて京都法務局は、待たされるどころか待ち人がいないので、いきなりカウンターで説明を受け印紙を買って10分ですんでしまった。やはり地方都市は楽ちんだ。

 雑用を済ませ外へ出ると、大文字がある如意ヶ嶽の木々が少し色づきだしたころだろうか。生活のついでに目の端に京都の季節を感じさせてくれるという感覚、それが京都人の季節の感じ方だ。だから紅葉の名所などに京都人は、話題にこそすれども基本的には行かない。まあお茶会とか法事ででかけて、その道すがらで綺麗な紅葉どしたなという案配だ。それが京都の景観の見方だ。

 時間が余ったので、歩いて寺町北の進々堂で珈琲でものんでゆこう。朝の時間はすいているし、このあたりに棲む外国人達が遅い朝食をとっている。この時間は観光客がこないから、静かな時間が流れている。さて帰りにフランスパンでも買って寺町を下がり、スマート珈琲は外国人の列だ。その先の肉屋の三島亭の前を通ったらコロッケがある。三島亭のコロッケ・・・まあ安いから食してみよう。ここまできたら錦小路を抜けて打田で柴漬けでも買って帰ろう。所要をかたづけ朝の京都の街の散歩だった。

 そんな何かにつけて雑用事務は早く片づき、時間に余裕の生まれるところが地方都市だ。今度文化庁が京都に来るんだって?。いいじゃん、そのまま東京でさぁ。あまり東京の中心とは関わりたくないけどな・・・。関空まだ橋が壊れているしさ(関係ないか・・・)。

 

沖縄県渡嘉敷島アリガーケーブル

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/800

 

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Nikon Freak198. ダイビングポイント

2018年10月31日 | diving

 ハナゴイの群れに見とれてしまう。実際は紫の、それもピンクに近い色の魚だ。画像はニコンW300の設定通りで全く操作をしていない。水の透明度が高いためかもしれない。形態はくちばしがとがり気味なのがメスで、そうでないのがオスだが、メスからオスへ性転換するとWEBでは記述されていたが、繁殖の実態はわからないそうだ。プランクトンを餌にし、大いに群れることが特徴だ。ダイビング初日から盛大な歓迎というわけだ。

 この日は波があった。だから船は波の上を飛ぶように走っていたし、大いに揺れたと記憶している。揺れるときはキャビンの長椅子で寝転がっているほかない。どこのポイントにつくかは波次第。渡嘉敷島の西側の野崎だから東から風が吹いていたのだろう。渡嘉敷島が風を遮り反対の西側は比較的波が静かだ。だから島の存在は大きく、つまり風よけ波よけなのだ。

 従ってダイビングポイントは、夏向けと冬向けとがある。それは風の方向によって決まってくる。

 さて次の11月も今年最後のダイビングにゆこうと目論んでいる。これ以降は、3月末頃まではダイビングもお休みか。もちろん12月末までダイビングをしたこともあるが、やはり水温よりも水から上がったときの北風がとても冷たい。今年は沖縄の夏も2週間早く終わってしまった。であれば冬は早いのか。

 その10月も今日で最後だ。この頃はタップリ秋のはずだが、朝晩が寒い京都。確か去年の同時期は夏の終わりだった。石垣島でダイビングをしていてもまだ夏だったから、日焼けしすぎて火ぶくれになったバディがいた。それにくらべると、すでに今年の冬到来の早さはなんだろうか。一気に寒くなってきた。

 

沖縄県渡嘉敷島野崎

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/60

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Nikon Freak197.  私の魚図鑑part3.

2018年10月30日 | diving

 今回の私の魚図鑑part3。

 最初はコクテンフグ。インストラクターの先生がフグ捕獲の名人であり、おっ、いつもの技かと思いつつ、ワンカット撮って他のダイバーの撮影のためにさっさとどいてあげた。しかし、今にして思うともろ真正面の顔を撮るべきだった。やはり遠慮してはあかん。3カットぐらい粘るべきだったか。それとて3秒程度の時間で清むのだから。それにブレている。ニコンW300の水中モードでは連写ができない。このあたりが融通が利かないフルオートデジカメだ。

ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/60

 

 ツユベラだろう。一度水彩画にしたことがあるが、胴体の紫斑模様の色が出なかった。やはりとても彩度の高い絵具を調達しなければと思わせてくれた魚である。こういうときこそストロボが光ってほしいのだが、自動ON-OFF設定だから、明るいのでいらないでしょう、というカメラの勝手な判断である。こちらは勝手に判断するなよなといいたい。遠景を撮るときはストロボ不用だがマクロでは必須なのだ。一々押しにくいボタンで操作する。要は手袋をはめていても操作できる大きさのボタンをつけておけばよいのだが、日本製撮影機材というのは、必ずどこかに使いにくさがある。要は使い勝手に慣れなさいということだが、今時そんな考え方自体が古くさくて、こちらは慣れたくないですね。

ISO125,焦点距離15.3mm,露出補正0,f/4.7,1/100

 

 魚の名称も図鑑と私の画像とでは撮影アングルやライティングの条件が違う場合もあるので、図鑑で探してもわからないことがある。これも多分わからない、と思っていたら尾に白い模様があるのでニジハタと判明した。やれやれである。やはり図鑑とはアングル違いなので胴体だけ見ているとわからない。本来はサンダーバード2号みたいなずんくりした胴体だそうな。

ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/60

 

ウツボが顔を出しているポーズだが、胴体をくねって曲げているところだ。変なのがいるからずらかろうというやからだ。沖縄の海では、当たり前のように遭遇する魚だから、ダイビングのログ付けの時も話題になるような魚ではない。模様からするとアザハタかなぁー。当たり前にいる地味な魚だ。紛らわしいんだよ、そのポーズがウツボの新種みたいで・・・。

ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/80

 

ハナビラクマノミでしょう。セジロクマノミと似ているのですが、胴体に縦1本の白いラインがはいっているのが相違点。このアングルはダイバー達の撮影スポットになっているようだ。インストラクターの先生がライト2灯付き機材で撮影していたが、画像は大変綺麗よ。やはり大きな機材にはかなわない。こちらはphotoshopで頑張るしかないです。それでもモノトーンの画像がここまでできたのだから頑張ったほうです。さしあたり撮影しておいてphotoshopで加工するという選択肢もありかな。ぶれているのがおしいと自画自賛。

ISO140,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/30

 

形からすればチョウチョウウオ科ですが、この模様に該当するのはカスミチョウチョウウオ。これもチョウチョウウオの中では地味なんですわ。地味だからそれ以上調べる意欲がわかない。私は生物系ではなく芸術系ですから感性を刺激しないと、何事も前に進まんのです(笑)。水彩画にしても色の配置が単調すぎるし芸がない。おまえ!、着替えて出直してこい!!。

ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/60

 

これは私好みの魚ですね。なんといっても小さく綺麗だ。というのも微妙な色合いが水彩画にする意欲を刺激してくれる。そういうときは描けないことも多いが。キンギョハナダイとログには記載してあった。芸術系は、色とか形で感性を刺激しないと興味はわかないですね。最初WEB図鑑では、撮影アングルが斜めからなので形が違いすぎてわからなかった。やはり複数のWEB画像で調べないとね。

ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/30

 

 ネムリブカですね。ログにも記載してありました。確かにスマートな胴体なのですが、根性の悪さはピカイチというのが私の認識。ゆきつけのスナックのママの説では、沖縄はお腹がすくと砂浜近くにやってくる人食い鮫が多いのよ!、といってたがホントか!?。なんか酒席の与太話のようにも聞こえるのだが。

ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正0,f/4.9,1/60

 

トラギス科なのだけど、眼の形から判断するとマダラトラギスかなぁー。体の模様が少し違うようにも思われるのだが、成長過程で変わってくるのだろうか。海底の岩などと類似の色合いであり保護色なのだろう。でも上から見ると一目瞭然なんだけど。トラギスとしてはグロテスクな色合いで芸術系としては、どうもね。だがこういう色の方が表現しやすかったりするのだけど・・・。私なら茶系のアンバーの上に緑か青の絵の具を重ねて水彩画にする。そうすると見栄えが良くなる。

ISO125,焦点距離14.1mm,露出補正0,f/4.6,1/100

 

魚が動かないというのに初めて遭遇した。あるいは死んでいるのかもしれない。ベラ科のホホスジモチノウオだろう。何故こうなっているかはたずねそびれた。沖縄県を直撃した台風24号でヒレが欠けたりと可哀想な魚たちが結構いた。台風24号がもたらした被害は甚大だったのである。沖縄県人もこれまで気圧800ミリバール代とかいうのはあったけど、こんなに猛烈な暴風雨は初めてだったと聞いた。もちろん海の中も被害が大きかったわけだ。

ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正0,f/4.9,1/200

 

大きな歯に特徴があるからブダイの一種でスジブダイ。これは一寸自信がない。岩をかみ砕いているのだろう。その岩の破片が海底に蓄積し珊瑚が成長し出す生態循環が形成されている。

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/320

 

これは自信をもってメガネゴンベといえる。さんざん探してやっとみつけたから覚えている。よく見かける小さな魚である。

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/400

 

アオウミガメだろう。タイマイは模様が汚らしく見えるから、アオウミガメとしておこう。カメがボートのアンカーをくわえて引っ張っている?、と書けば物語だが実際はたまたま重なっているところを撮っただけ。カメパラダイスだから、いつもカメがたむろしている。

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/320

 

模様から判断すればユカタハタ。ハタは沖縄の高級魚で美味なので、漁師達は狙っている。どうしてこんな岩陰に隠れている魚が釣れるんだろうかが不思議である。餌でしょうかね。

ISO200,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/30

 

こちらがセジロクマノミ。昨日のブログでも書いたけど、私はその海草のお家の方に関心があるわけ。光の状態では海草が大変美しいのですが・・・。お前!、邪魔というわけにもゆかず、しぶしぶ撮っている。ピントは海草に合わせて・・・。

ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/100

 

 そんな風に何故、魚の名前を調べるかというと、名前がわからないと次の情報が得られないからである。生態学的にはどうなのか、食べられるのか、毒があるのか、どんな特性があるのか・・といったことを知るためにも、魚の名前を調べるということが先ず必要になってくる。

 今回潜って遭遇した魚の数々を図鑑風に紹介。実際はもっといたけど面倒なので省略。ああっ、面倒くさかった。

 

沖縄県慶良間諸島

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

 

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