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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ZEISSの空気46. コスプレの街

2019年02月09日 | Kyoto city

 

 これほど日本の着物を着てくれる外国人もいないだろう。中国、韓国、台湾からやってくるアジアからの外国人達の最近の定番メニューがコスプレだ。それに日本人同様に見分けが付かないぐらい街によく似合っている。もちろん柄は派手だけど、それも今風で面白いじゃないですか。そうしたコスプレ外国人達が観光バスで一斉にやってきて、くるわくるわ、みんな着物で。そして祇園の街に繰り出してゆく。だから表通りも裏通りも着物、着物、着物、これはすごいなぁー。ガイドさんも呆然だろうね。これだけ数が多いと、いやぁー迫力ありますよ。そしてみんな楽しそうで生き生きとしています。

 そんな街を散歩しながら、昨日のブログで書いた機材システムで撮影していた。

 レンズはライツ!。なにしろα6000につけると細身の鏡胴にぴったしのフードがついて大変格好がよい。解像力は格段に良いので人物を撮るときも大変シャープ。それだけでそっけないデザインのα6000も精悍にみえる。しかし時折光の状態次第で写り方が変わる大変気まぐれなレンズであり、時々眠くなるような描写は悲しいモノがある。ウチの機材もコスプレ感覚ですねん(笑)。

 当然マニュアルフォーカスだけど、距離計はファィンダーを拡大してピントを合わせるか、あるいはピーキング表示を使う。しかしそんな手間をかけていられる被写体ではないから後者の方法になるが精度が今ひとつ。だから機材は、コスプレ感覚では決められないわけであり、明日からはツァイス・レンズにしておこうという気分にもなる。そんなわけでタイトルも「ZEISSの空気」のままで。

 α6000は昨日のPhase Designのベルトで腰にぶら下げています。ブラブラしないのがとても具合がよい。西部劇のように腰からさくっ引き抜いてシュワッ!!と構えるですよ(笑)。

 

京都市花見小路通、2019年1月30日 

SONYα6000,Leitz Tele Elmarit90mm/F2.8

ISO400,露出補正-1,f/8,1/125 

ISO400,露出補正-1,f/8,1/125 

ISO400,露出補正-1,f/8,1/640 

 

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Nikon Freak355. 雪の降った日に

2019年02月06日 | Kyoto city

図1. 花見小路   この街には、いつも夕方に出かける。人でも多い頃だろう。

 

図2. 花見小路   このタクシーが、赤いホンダのスポーツカーだったらよかったのだが・・。もちろん車の入らないシーンも撮ったけど、こちらのほうがリアルでしょ。  

 

 雪が降ると伝統的建造物群保存地区も綺麗だろうと誰しもが思う。といってこの日はたいして降らなかったのであるが。大体京都で雪が降っている景観なんて、そんなのを期待する方が無理でしょう。

 まあそれでも、タップリ湿気を帯びた湿っぽい街の風景も、デザイナーの目には綺麗に見えるから、85mmのレンズで撮っておこうか。

 なにしろ東京・神楽坂の界隈に実家があるから、芸妓さんの姿には見慣れている。そんな芸妓さん達が仕事が終わると、夜遅く普段着に着替えて実家にやってきて、これから浅草へ行こうと、うちのお袋を誘ってくれるわけだ。するとお袋が、お前達そんなんの食べてないで、さっさと支度しな!。これからウナギだよ!!。・・・しかし私は夜の浅草に出かけた記憶がない。多分留守番をしていたのかもしれない。

 そんな芸妓さんは、いわばタレント予備軍だから、なにかの機会にテレビ局に仕事に出かける。おおっ!、演歌の芸能人で売り出そうというわけか。その後、テレビ局に仕事に行ったというメモは残っていたが、テレビに出たという記憶がない。多分静かに消えていったのだろう。その後我が家にもこなかった。きっと神楽坂の街を出たのだろう。あの世界は、そんな人たちの方が多い、と当時思った。

 今は、そんな芸妓さん達も神楽坂には、いないだろう。生活スタイルが変わったのである。

 

図3. 花見小路   舞妓さんは襟元を白く塗るが、こちらは生地仕上げ。芸妓さんの襟元がほのかに色っぽいから、体型はどんなんかなと芸術系の私の頭はクロッキーモードになり眼でデッサンしている。襟元から類推すると首が少し太そうだし丸っこい体のボリュームで少し古典的な体型ではないかい。日本髪だと頭でっかちになるからクローキーのように裸体はイメージしないほうがいいか、という結論に至る。

 

図4. 花見小路   雪が降っているところというのは、写らないと思ってよい。あの黒沢映画7人の侍、でも雨には墨汁を入れて使用したとどこかで読んだ。雪だって同じだ。もちろん1時間ほど降っても積もらない。ただただ寒いだけです。

 

図5. 八坂神社   ここのところ外国人の和服コスプレが圧倒的に多くなってきた。中国人とはいえ結構似合って着こなしている。それにしても、この寒いのに和服ですかと、こちらは感心する。このカップルが何を見ているかって、そりゃおみくじではなくスマホの写メだよ。

 

図6. 花見小路   ポコ、ポコという小さな音が背後から聞こえてきた。舞妓さんだな。あの人達は建物から1.5mぐらいのところを歩くから、こちらは電柱に身をよせてやりすごそう。やり過ごしてから後ろ姿を連写!。だけどニコンDfはピントを外してしまった。このあたりはEOS1Dsとは違うよなといってみたところでどうしようもない。

 舞妓さん達は、お茶会の席で1枚撮らせてくださいといえば、こころよくポーズをとってくれるけど、やはり街を背景にした方がいいよなと思いつつ。うち舞しかでけへんけど、これから商売ですねん、今日はどうやって稼ごうかな!、そんなことを考えながら仕事場に向かうのだろうと思って、私は見送った。

 日本文化とか日本情緒という言葉を聞くと、随分と手垢が付いたステレオタイプ化した言葉だと思われる。いかにも日本文化などを沢山披露して、さあ!、日本文化を感じてよ!!、というお仕着せがましいところが京都なのだろう。

 

図7. 宮川町   ここは観光客が来ないので静かで古都の空気を感じさせる・・・、ここまで書いてきて矛盾している話だと気がついた。古都を売り物にしているのに観光客が来なくてよいとは何事だ!。しかし花街は観光スポットではなく、昔から地元の人たちが通う街の飲み屋街だ。そうした街のライフスタイルが変わってしまったので、形骸化した様式だけが飛び交っていると理解した方がよさそうだ。こういうところで心地よくお酒を飲むのだったら、足繁く通い馴染みの店をつくることだね。

 

 ニコンDfで撮影した画像をPhotoshopで修正してもほとんど変化しない。最近の傾向だとはおもうが、ともかく適正な写り方をしているようだ。多分SONYのイメージセンサーを使っているからだろうと推測。これって結構使えるじゃんと思いつつ、寒すぎるので四条木屋町角のマックに避難した。

 

京都市祇園町南側、八坂神社、宮川町、2019年1月26日

NikonDf、AF-SNikkor85mm/F1.8G

1)ISO720, 露出補正-1,f/4,1/100

2)ISO3600, 露出補正-1,f/4,1/100

3)ISO4500, 露出補正-1,f/4,1/100 

4)ISO25600, 露出補正-1,f/4,1/160

5)ISO25600, 露出補正-1,f/2,1/1600

6)ISO25600, 露出補正-1,f/2,1/800

7)ISO25600, 露出補正-1,f/5.6,1/320

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Nikon Freak354. 窓辺の人々

2019年02月05日 | Kyoto city

図1. 祇園の町には、やはり東山が写っていないとアカンでしょう。だって「月はおぼろに東山・・・」という歌い出しの祇園小唄があるでしよう。舞妓さん達のおはこですね。そのメロディーを聞くと、何故かこちらは喉元が痒くなるんですが・・・。85mmレンズの望遠効果で東山をいれて・・・。

 

図2. 85mmのレンズってこんな感じで人物の表情も少し入れて撮りやすいのです。叔母半達は街がよく見える特等席だとおもっているでしょうけど、こちらからもよく見えるのです。都市景観というのは、片方だけ都合良くみえるなんてことはなくて、双方向から見えるわけです。当たり前の話だったか。

 

 図3. 色とりどりの提灯に眼がいったのでしょう。機材のレンズは赤い色が好きなんでしょう。85mmのレンズというのは、近すぎず、遠すぎず調度よいところで建築の窓辺を切り取ってくれます。村上重本店へゆく途中にある珉珉(みんみん)は、安くてそこそこに旨いB級グルメだというのが私の昔の記憶です。

 

 図4. 暗くてわかりにくいですが、右の建物の窓にコックさんが映っています。私もまだいったことはないですが木屋町通りの中華料理屋大傳月軒ですね。まあそのうちに北京ダックと小籠包でも・・・。この静かさが古都ですね。

 

図5. いつもの祇園町南側ですね。ここは相変わらず人手が多いのです。ニコンDfは本当に夜に強いですね。なんでバイクを入れたかって・・・。市川崑監督の古都という短編映画があるんです。古都の風景のなかをお坊さんが歩いている、そこへホンダの赤いスポーツカーが飛び出してくる、そんなリアリズムが欲しいなと思いつつ。

 

 酷寒のなかを85mmのレンズだけもって少しだけ街を徘徊した。といって歩いて行ける範囲だが。窓辺の景観をほどよく切り取ってくれる画角だ。京都の街を歩いていて思うのは、街が小さいから望遠レンズは不用、せいぜい標準レンズと、35mm程度の広角レンズがあれば良いかな。この街は、それ位で調度よい空間なのだろう。

 さて昨日の午前中は、暦通り立春の陽気だった。朝は南風だ。グァムやサイパンの空気を感じるといったら私の気のせいだろうか。天気図をみると南風をもたらした低気圧が去って、今度は中国から低気圧が押し寄せてくるので、また寒気にもどるのだろう。一瞬の春だった。立春ではなく瞬春だ。一寸春の風が吹いただけ。でも吹かないよりはよかろう、というわけだ。 

 

京都市祇園町南側、美濃屋町、2019年1月25日

NikonDf、AF-SNikkor85mm/F1.8G

1)ISO6400, 露出補正-1,f/8,1/40

2)ISO1600, 露出補正-1,f/2.2,1/30

3)ISO6400, 露出補正-1,f/5.6,1/80

4)ISO4000, 露出補正-1,f/4,1/100

5)ISO6400, 露出補正-1.33,f/8,1/60 

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Nikon Freak353. 今日は立春!

2019年02月04日 | Kyoto city

 

 今日は立春!、節分が終わり大寒が過ぎ去った。昔の暦では今日からが新年だ。これから暖と寒のせめぎ合いが続いて次第に暖かくなるのだろう。

 一昨日の朝のマッサージの帰りに、このまま七条から京阪電車に乗れば終点は出町柳だ。そこから歩いて節分で賑わう吉田神社にはゆける。ならば昼飯は進々堂にしよう、と突然散歩コースを思いつく。

 でっ京大前のクラシックな建物の進々堂へ。昔の観光ガイドを思い出すと、京大の先生が沢山の本を抱えて珈琲を飲みながら勉学に勤しむ文化の香りがする喫茶店・・・、等と紹介されていた。それは観光プロモーションのよくやる作文ね。

 いつも私は思うのだが、進々堂は京大前にありながら大学の先生が先ず来ない喫茶店だと思われる。というのも大学の先生は時間に追われてとても忙しいから、こんなところでお茶をしている暇なんかないでしょうというのが私の大学時代の経験だ。実際にいるのは、アカデミズムに縁のないシニアばかりだ。

 そう考えていたら1人黙々と外国語の文献を読んでいる神経質そうな年配の先生風情がいた。観光プロモーションのような文化の香りを味わいたいとする人間が本当にいたか!?。しかし今日は土曜日で大学はお休みだけどな。

 そんなヒューマンウォッチングをしながら、吉田神社の節分に足をのばす。あちゃー、人が多いではないですか。多分南風が吹き寒くはなかったのだろう。私は、人の多い境内を一周してそうそうに引き上げてきた。しまった!、おたきあげのお札を持ってくるのを忘れた・・・。

 さて久しぶりに経理関係の領収書の山も整理されてデスク上が片づいた。この数日来の嫌悪感は、この書類の山だったか。何しろ書類の上でマウスを動かしブログを書いていたぐらいだから、全くヤレヤレな話である。

 昨日は終日どんよりと曇り、それは冬のヨーロッパよりも陰湿な風景だったし、夕方から雨だ。首都圏では、インフルエンザが流行っているらしい。

 まれに東京へ行くと空からに乾燥した空気なんだよ。京都市内なら3方向に山が見えていて緑がすぐ側にあるから湿度もそこそこには確保されていると思うが、東京は身近に自然環境がないためもあって湿度が低いのだろう。

 そんなカラカラな空気、満員電車、そしてなんとオフィスがインフルエンザの感染をひろめている。つまりビルの廊下ってエアコンのリターン通路にしているわけ。各部屋からの廃棄エアを廊下で集めるんだよ。だから廊下はもう病原菌の巣窟なんですね。だから最近は、そのまま外へ排気してることの方が多いのかな。

 

京都市左京区吉田神社、2019年2月2日

NikonDf,AF-S Nikkor85mm/F1.8G

ISO200,露出補正-0.67,f/11,1/400

ISO220,露出補正-0.33,f/11,1/100

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ZEISSの空気45. 国際ロマンス詐欺師との会話

2019年01月30日 | Kyoto city

 あら、またきた!、というのでFace Book(FB)の友達を承認するとクリックしたら、きましたねぇー、国際ロマンス詐欺師からFBメールが・・・。

 つまり中東に展開しているという触れ込みで米軍女性兵士からのFBメールって結構多いのです。

 以前は、Westpoint卒と名乗る女性将校から。こちらものらりくらりと話題をコロコロ変えていると、「声を聞きたいから携帯電話の番号を知らせろ!」。

 そら来た、教えないよ!!!、と拒絶するとメールは来なくなった。そもそも将校がなんで日本の知らない人間とFBなんかしているんだよと最初から怪しい。大体勤務地を知らせること自体が軍隊がどこに展開しているかがわかってしまうじゃないか。通例は厳秘だよ。特殊勤務ならなおさらでしょう。

 しばらくしてまた別の名前で米軍女性兵士シリーズが続く。詐欺師につきあう時間はないのでしばらくの間無視を続ける。

 でっ、今日は、暇だったので少しやりとりした。そのいきさつ文をFBメールからそのまま転載した。詳細は以下。

Vera Ritterhouseという女性が友達承認を求めてきたのでOKしたら早速FBメールがきたよ。

Vera「こんにちは親愛なる、私を受け入れてくれてありがとう。 私の名前はVera Ritterhouseです 私はアメリカ合衆国シカゴ出身です。 私は兵士です、そして私は米軍のために働きます。 私は現在、平和維持活動のためにカブールアフガニスタンに派遣されています。 お互いをもっとよく知り合えれば私たち二人は大好きです。

(おいおい・・勤務地は対外厳秘でしょぅがぁー・・・、最初からバレバレ)

そこで私は、シカゴはいったことあるよ。F.L.ライトの建築をみるためにと返事した。

Vera「それは、いいです・・・」

あら!、共通の接点をみつけると、そこから話がひろがるのが一般的だけど・・・。アメリカ人でも知っているライトの建築はシカゴに多いけど全然話がかみ合わない。つまりシカゴをしらないことになる。そこで嘘だということがわかる。

Vera「お名前は何ですか?

私は、FBに実名を書いているのに、尋ねてくるのは何故なのだろう。

Vera「私は兵士です、そして、私は米軍のために働きます、あなたの仕事は何ですか?」

そこで私は、Architectと答えた。そして、私は、今あなたの部屋の窓から見える風景を写真に撮って送れと返事した。

Vera「ここでの軍事キャンプでは、ビデオ通話、オーディオ通話、写真の撮影は許可されていません。」

 それにしても、たどたどしい日本語が突然明快な文章になる。これはできすぎていてGoogleの翻訳文ではない。翻訳ソフトで、ここまで明快に訳せただろうか。いよいよ詐欺師と確信。

Vera「どういう意味ですか?

そこで私は、文章が日本人のテクストですね、外国人はこのような書き方はしませんけどと返信して黙殺していた。

Vera「Googleの翻訳者を使用してチャットしています。それで、あなたはどのくらいあなたの仕事をしていますか?、そこにいますか?、なぜあなたは私に沈黙していますか」

連続の質問メールがうるさいなぁー、もう・・・だから次のように返事した。「私はいそがしいの。あなたがあなたであるidentityを示してくれたら沈黙はやめよう」。私はblogのURLを提示し存在を示した。もう最大のサービスだ。

Vera「私はあなたが私は兵士であり、私は米軍のために働いていると言いました。

だからね、それを示せるビジュアルが欲しいですねと返事をしたら、軍服姿の上半身の写真を送ってきた。ウィルスが仕込まれているかもしれないのでブログへのアップはやめておこう。

Vera「それは私がキャンプの中に横たわっているということです、私はこの写真を撮る危険を冒した、他の写真を私に頼まないでください。

危険を冒して、なんでFBでメールしてくるんだろうか。もう論理的に破綻している。そこで私は、では、あなたが送ってくれた写真と、このメールに日本語で書いている人とが同一であるとする証拠はなんですか?、と返信した。

Vera「はい、それは同じです。

(意味がわかっていないなぁー)

Vera「さようなら、私はあなたがいい人だと思った

(おっ、やばいと思ったので、さっさとずらかるのですか)

私は、何故、日本語がうまいのですか?、と入れ違いに質問した。

Vera????「携帯電話でGoogleの翻訳アプリを使用しているとのことです。

おいおい!、それって第三者の書き方じゃないですか!!。FBが第三者の書き方をするなんてありえないだろうよ!!!。つまり組織犯罪なのだ。ここまで書いてくると、もう爆笑もの。それでも私は実に紳士的に会話をしたと思いますけど。

 国際ロマンス詐欺というのがFBで流行っている。最後はお金を振り込まさせる振込詐欺だ。特にシニアが狙われているとWEBでは記述されていた。こうした事件は発信元が国外なので日本の警察も手が出ないそうだ。

 そこで、SCARSというWEBサイトがあり、すべてオンライン詐欺師を報告しよう!、とサイトに書かれてあったので、被害に遭ったら報告しておくんですかね!?。アメリカ軍の名誉を守るのために(笑)。

SCARS PROJECT NYSCAM  https://anyscam.com

 もちろん、こんな冒険をしている間に、私のパソコンの中を覗いているのかもしれないが、私はMacには書類を置いていない。それ以外は盗まれても被害がないものばかり。例えば、gooにアップさせたブログ画像とか(笑)・・・・。

 そんなわけで今度やってきたら、ウィルスつけて返信したろかな!?。FBを通過できるウィルスはなかったかなぁー・・・。

 

東海道新幹線:米原-岐阜羽島、2018年11月28日

SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar f4/16-70mm ZA OSS T*

ISO320,焦点距離48mm,露出補正0,f/4,1/4000 

 

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Nikon Freak241. 京都三島亭のすき焼き

2019年01月03日 | Kyoto city

 お正月は、ブログを休むつもりでいたが書いてしまった。後で休もうという気分だ。たいした話題ではないがメモ代わりに書いておこう。

 京都三島亭のすき焼きの食べ方。多分知っている人は知っているが、料理のレシピに書かれてある通りにしたのでは、肉のうまみを味わい損ねる。

 最初にすき焼き鍋に背脂を入れること。そこまでは同じ。次に直接三島亭のお肉を鍋に入れて大量の砂糖と醤油をかけて焼き肉状態にする。それをとき卵につけていただく。そうした割り下につけない方法が一番美味しいお肉の食べ方です。この方法は関西では一般的です。

 その後で割り下をいれて野菜などをいただくと、肉のうまみがしみこんで美味しくいただけるわけ。割りしたを薄める焼き豆腐やしらたきは欲しいですね。なので三島亭でランチを食べれば、そのことがよくわかると思います。

 三島亭は、全国各地からそのときに一番旨い肉を仕入れてきます。だから産地不詳なのです。そして産地を表示せよなどとお上が言い出すと悩んじゃうわけ。産地は全国、それが京都三島亭のお肉なのです。

 京都三島亭のお正月は、2日からやっています。もし京都に来たら是非三島亭のランチを味わっていってください。それで関西風の作り方が一目でわかると思います。

 

京都市東山区宮川町

NikonDf,AiAFNikkor35mm/f2.0

1.ISO4500,露出補正-1,f/2.8,1/40

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番外編384. 元旦の1日

2019年01月02日 | Kyoto city

 年末は、お煮しめに挑戦してなんとかできた。夜食の年越しそばを食べる頃には隣のお寺の除夜の鐘が鳴り響いていた。そんなことをしているうちに静かに年を越していった。

 元旦の朝は、町内の新年拝賀式がある。町内の人間達がお稲荷さんの前に全員集まり新年の挨拶をし、御神酒をいただきながら歓談して一時を過ごす。あーっ、やはりお正月だなと感じるときだ。

 でっ、ここのお稲荷さんは伏見稲荷の末裔だから初詣もしたことになる。全部すんじゃったか。としいうわけで午睡につぐ午睡。唯一コンビニがいつもより賑わってたのが印象的だった。

 そんな風に外は寒いので家に閉じこもり、さっさと元旦の1日が過ぎていった。さて正月2日目は箱根駅伝をみよう。一週間ぶりにテレビをつける。これで少しずつ普段のテンポに戻ってゆくのだろう。

 

京都市

iPhone7S

ISO40,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/120

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新年の挨拶

2019年01月01日 | Kyoto city

 昨年末に東京の親族がお正月に京都へ遊びに来ると連絡があった。まあ新幹線も逆方向だしこれるだろう。そこまではよかった。

 「三島亭のお肉が食べたい!」。

 うん!!、三島亭だって、大晦日の日に買いに行かなきゃ。難儀なことに列にならんで待つだろうな。でっ、待った。途中お茶が出てくるあたりは京都のお店だ。老年の主と雑談しながら気温2°の屋外で1時間まってようやく調達できた。何で年末にそんなことを思いつくのかよ!!!。普段に日の来ればすいてていいじゃん。

 「丹波の黒豆が食べたい!、少しでいいからさぁー」

何ーー!!!、黒豆!?だって。丹波産だと錦市場の椿屋とかあのあたりだ。あんた年末の錦市場なんか人の塊で、入り込んだら最後、前にも後ろにも行かないからね。そこから抜け出すなんてめちゃ大変なんだから。もちろん私がそんなところに行くはずはなく、いいや百貨店で。おっ平野があるではないか、一応総菜屋の老舗だし調理済みだからさ、丹波かどうかはしらないけどな。

 「豆藤のお総菜がさぁーーー」

 もう聞かなかったことにしよう。高島屋京都店にはいっているけど、ここも長蛇の列よ。豆藤なんか東京にもあるでしょうが・・・、ルミネとかのなかに・・・・。

 年が変わるということは、お正月に至る道のりが大変なんだ。こちらは、すでに買い出しを終えて元旦から午睡の日々を目論んでいる。

 さて、今年のブログは、明日も書くのか、それても一週間ぐらいお正月休みしちゃおうかは自分でもわからない。まあ全く書かないことはないと思うけど・・・。

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Nikon Freak237. 標準レンズで・・・

2018年12月27日 | Kyoto city

図1.祇園町、ライカギャラリー(伝統的建造物群保存地区)


図2.祇園町(伝統的建造物群保存地区)

 

図3.建仁寺

 

 図4.祇園(伝統的建造物群保存地区)

 

図5.宮川町

 

 今日はニッコール50mmの標準レンズで祇園界隈。これで私のブログ「12月23日形而上的なニコンDf」の画像で取り上げた単焦点レンズですべて試写した。同じ時間、同じ場所とこだわったわけではないが結果としてそうなっただけ。

図1.は・・・そうあのライカギャラリーである。もちろん誰でも入れるが、今日はライカなどを愛でている気分ではないのでパスしよう。

図2.は絞りを開放にしたらどれだけボケるかの試み。ピントを近距離の窓の格子に合わせたので盛大にボケてくれた。これはボケすぎの感もあり露出はf2.8〜4.0位がよさげた。つまりそのあたりが私好みのレンズの明るさということになる。もちろんピントを合わせる位置が遠く、露出を切り詰めたりすると綺麗なボケにはならない。これはレンズの一般性能だろう。

図3.は、ニコンDfの感度を最大に上げたらどこまで描写できて、photoshopでどこまで補正できるかという試み。普段から使う感度ではないが、一応真っ暗闇でもこの程度に撮れるということだ。ここが限界値だろう。

図4.は、至極普通に撮影した祇園町。これ以上でもなくこれ以下でもない伝統的建造物群保存地区。

図5.は、宮川町の料理屋などの営業が始まる前の光景。ようやく普段着の顔を捉えた。後で気がつくと今回の画像は感度ISO12800以上で撮影してみた。だから少し締まりのない画像もあるが、ニコンDfは、ここまでは使えますという試写にはなったようだ。

 振り返るとやは、僅かにカールツァイスのレンズの色の良さに気がつく。こういうことに気がつくと、カールツァイスの厚い信者になりそうだ。次はツァイスレンズでSONYαシリーズを揃えようと目論んじゃいますね。こまったね(笑)。

 さて、観光客から邪魔だといわれないうちに、あるいは羽振りのよい中堅リーマンから、うさんくさい眼を向けられないうちに、ここから退散しよう。

 京都の都心に暮らしていると、わざわざ鴨川を渡って東山の繁華街などへゆくなんてことは普段はあまりしないのだよ。冬に鴨川の橋を渡ると北風が下りてきてすこぶる寒いし、それに川向こうの町という意識もある。だから都心族は川向こうにゆかない生活になる。まして私なんか沖縄に眼が向いているのだから、さらさら興味がわかない。

 時々年末に旅に出ることがある。さて一寸だけ旅にゆきたいと思うが、、、。

 

京都市東山区祇園町、宮川町

NikonDf,AiAF Nikkor50mm/f1.4

図1.ISO12800,露出補正-1,f/2.8,1/800

図2.ISO12800,露出補正-1,f/1.4,1/80

図3.ISO204800,露出補正-1,f/2,1/400 

図4.ISO12800,露出補正-1,f/2,1/800 

図5.ISO12800,露出補正-1,f/8,1/65  
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Nikon Freak236. 年末のプレッシャー

2018年12月26日 | Kyoto city

 年末のプレッシャーってあると思う。年賀状を書かなきゃ、家の大掃除をしなきゃ、買い出しに行かなきゃ・・・などなど、普段してないことを年末にまとめてかたづけて新年を迎えるために、自分で自分にプレッシャーをかけるというやつだ。今は正月2日目からお店も開いているので、もちろん全部しなくてもよいわけだが。

 今年は天皇誕生日と振替休日で年末の連休があった。これ幸いにプレッシャーの一つであった年賀状を書いていた。クリスマスに年賀状というわけだ。その天皇誕生日も来年からは2月23日になるのか。どちらにしても寒いときだな。

 最近昼間の仕事を終えて、夕方に街の散歩に出かける。宮川町から祇園町を回って錦市場を抜け東洞院通の上島珈琲の2階でココアをすすっている。ジャズが流れ、パソコンに向かって仕事をしている人もいて静かだ。最近のお気に入りの場所だ。

 今日はディスタゴン25mmをお供に散歩。

 フィールド調査のように時間がなく、多々ある仕事のついでに撮影もしておくときはズームレンズの効率性に期待するが、そうでないときは単焦点レンズが使いやすい。これまでの街の徘徊で使い勝手が良かったのが焦点距離35mmのレンズと90mmの準望遠レンズだった。この2本があれば大概の撮影ができる。オリンパスのシステムでは、いつもこのシステムがリュックの中に入れっぱなしにしてあったけど、今は処分しちゃったからニッコールレンズが代わりだ。

 さて今日のお供は、カールツァイスディスタゴン25mmという超広角レンズだ。しかしこのレンズはシャープだし建築物を撮るときは、この画角が必要になるから重宝している。なんでこんなレンズを持っていたのか不明だが、当時ニコンにフルサイズの機材はなかったはずだが。

 年末のプレッシャーも、そうやって気分転換している。さて年末仕事をかたづけなきゃと思うが、天気予報をみたら金曜日に雪マークが出ている。京都市も半日雪だ。本当かなぁー、昨年は都心では一度も降らなかったが。

 

京都市東山区祇園町、新京極

NikonDf,Carl Zeiss Distagon35mm/f2.8

NO1.ISO12800,露出補正-0.7,f/8,1/15

NO2.ISO4000,露出補正-0.7,f/8,1/25

NO3.ISO3200,露出補正-0.77,f/2.8,1/800 

NO3.ISO10000,露出補正-0.7,f/8,1/25  

 

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Nikon Freak235. オリンパスを処分したわけ・・・そしてニコンDfでプラナーの試写

2018年12月25日 | Kyoto city

 9年前新宿ヨドバシカメラでマイクロミラーレスPanasonicのLUMIX GF1の赤いボディに7-14mmの広角ズームレンズをつけ、アイレベルファィンダーが付いた機種と遭遇したとき、手どころか指先で振り回せる小さく軽い立派な一眼レフか。そして安価であった。

 その後私の機材はマイクロミラーレス・システムで揃え、このブログ画像の大半はこれである。当時比較的早めに揃えたLEICA  DG MACRO-ELMARIT45mm/f2.8 が一番多用した単焦点レンズだった。このブログでもPEN LIFEが最もアップ数が多く、また新幹線通勤のカテゴリーでも、このレンズが一番使用頻度が高かった。45mmはフルサイズでいえば90mm相当の大変使いやすいレンズである。

 先日、そのマイクロミラーレスの単焦点レンズ群やGF1やPENなどを処分した。というのもオリンパスEM-1Mark2用の水中ハウジングが大変大きくなり、こんなにかさばる機材で水中画像は撮りたくない。むしろ小さなPENに魚眼レンズを付けた小柄な水中ハウジングを用意するかと思ったら、今はPENシリーズでの水中ハウジングをやめてしまった。そうなると、この先オリンパスシステムの維持や発展性は望めないと判断した。そこでオリンパスには見切りをつけた。

 つまりオリンパスも小さく軽く安価とするコンセプトがズレてきたわけだし、そうなると私の興味も失せる。それが乗り換える最大の理由である。

 もう一つ理由があり、オリンパスの画質は綺麗だがどこか個性がなく、水中以外では発色がつまらないのである。それがこのシステムの限界だろうか。そんな二つの理由から、マイクロミラーレス・システムは卒業した。

 さて、既に単焦点レンズが揃っている手元機材はニコンだ。そこでニコンDfを加えてシステム復活である。フィルム機材ニコンF4依頼30年ぶり。しかも当時のレンズがいまだに使えるのがニコンDfだ。個性的な感触のフィルム機材ニコンF3+MD4を加え、ニコンシステムを復活させようというわけだ。もちろん水中機材にはニコンW300があるしね。

 そこで今日は、ニコンDfに当時のCarl Zeiss Makro-Planar100mm/f2.0をつけて試写。高画質レンズだけど20年間お蔵入りしていた。京都の祇園で100mmという焦点距離は先ず使わないが、そこを無理矢理使ってみた。 

NO1.はこのレンズのボケ方をみた。当然綺麗である。

NO2.はISO12800にも関わらず、群を抜くシャープさである。

NO3.はいかにもプラナーがすきそうな色だ。歪曲収差もほぼない。

NO4.はピントの合う範囲を確認してみた。このレンズのピントは結構シビアだ。

結果としてニコンDfは、ツァィスレンズの特徴をよく表してくれる機材だということがわかった。

 それにしても、ニコンのパキーンとしたシャープさは健在である。ニコンDfは、それを実によくデジタル画像で表現してくれる。そんな優れたニコン単焦点レンズの中古は、今破格の安さだ。これを使わない手はないだろう。

 

京都市東山区祇園町、宮川町

NikonDf,Carl Zeiss MICRO Planar100mm/f2.0

NO1.ISO1600,露出補正-0.67,f/2.8,1/200

NO2.ISO12800,露出補正-1,f/8,1/60

NO3.ISO2800,露出補正-0.33,f/4,1/100 

NO4.ISO8000,露出補正-1,f/4,1/100  

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Nikon Freak234. 冬至、満月、芸子さん、祇園でニコンDfの試写

2018年12月24日 | Kyoto city

 そうか今日12月22日は冬至で満月、ニコンDfの試写・・・。

 ニコンDfは試写してみないと使い勝手がわからないから、いつものコースを少しだけ駆け足で徘徊した。

 トップの画像は祇園のお茶屋「よろず亭」。これを「いちりき」と呼んではいけません。それでは田舎者です。一と力の文字を縦にくっつけると、万(よろず)になります。昔の京都人の洒落、あるいは歴史的に名前を変える必要があったということでしょう。だから京都人は、「よろず亭」と呼んでいます。画像の提灯は「一力」と書かれてありますが、中へ入ると「万亭」と大きく書かれた提灯がぶらさがっています。内部はもう歴史時間の経過を反映して柱や天井が黒光りしています。天井は昔の建物ですから低いです。年に一度ほど、芸子さんがお茶を点ててくれる茶会に参加できます。だからどこかでお茶券を入手して懐紙をもって出かけてましょう。京都市内の老舗の旦那衆達が接待に努めています。さて塀の際に満月が見えます。今日は冬至・・・。

 そんな話は置いといてニコンDFは高感度に強い。だからISO12800迄はなんとか見られる画像になる。それにイメージセンサーの解像度は1600万画素ですから、EOS1Dと比較すると俄然データが軽いので扱いやすい。

 2番目の画像も祇園です。いつも観光客であふれかえっていますが、人の流れには波があります。その波が引いた頃合いを見計らって舞妓さんや芸子さん達が町屋から出てきてススッと通り過ぎます。彼女達は、そうした気配のさっし方が上手ですね。

 だから、私はそうした頃合いを見計らって人通りの少ない道で待ち構えているわけです。どうせ彼女たちの営業時間だから来るだろうと思っていると案の定芸子さんが通り過ぎました。観光客には、みつからなくても私には見つかっちゃいましたね(笑)。何しろ私は東京神楽坂の当時の花街育ちですから芸子さんの行動パターンがね・・・(笑)。中には、タクシーでお茶屋さんの前に乗りつける舞妓さんもいます。そうなるとかなわんなぁーですが。

 3番目の画像は宮川町でして、遠くに芸子さんが写っています。まあ夕方5時過ぎは彼女たちの営業の始まりですから、街中に芸子さんや舞妓さん達が繰り出してゆきます。さあ今日も稼ぐぞ!、という気分かもしれませんね。

 さてニコンDfは、他のデジタル機材同様に露出が明るめになります。そこで常時-1の露出補正が必要です。カメラの露出は、まあ目安といったらよいか・・・。

 4番目の画像も宮川町の一角です。右上に少しだけ紅葉が残っていますけど、本物かなぁー!?。ニコンDfのISO感度を少し下げると結構綺麗な描写になります。だからISO6400位で打ち止めにしておく方が、よいかもしれません。ニコンDfは予め諸設定をし単焦点レンズをつけておけば、軽快に心地よく撮れます。暗いですから時折オートフォーカスが合わないときもありまが、すかさずマニュアルでピントを合わせます。撮影で使う機能がボタン一つで設定できるのは、今のデジタル機材にはない使いやすい方法です。そんないろんな点をまとめると優れたプロダクトデザインだと思います。

 でっ、駆け足で祇園の街を徘徊したら、途中でお腹がすきすぎて丹波屋の店頭で焼き味噌餅をかじり、ドトール珈琲で甘いココアをすすって帰り着いたわけです。

 今日は早書きしました。そろそろ年末が押し迫ってきます。さて家の大掃除をしなければ・・・。

 

京都市東山区祇園町、宮川町

NikonDf,AiAFNikkor35mm/f2.0

1.ISO12800,露出補正-1,f/5.6,1/30

2.ISO5600,露出補正-1,f/5.6,1/40

3.ISO1800,露出補正-1,f/4,1/40

4.ISO5000,露出補正-1,f/4,1/40

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ZEISSの空気38. 京都の町屋再生

2018年12月01日 | Kyoto city

 

  年末の始まりは京都の街からにしよう。先日所用で出かけたついでに、ハイコストパフォーマンス機材α6000にツァイスレンズを付けて少しだけ都心を徘徊した。

 京都市では、古い町屋を壊すとき、1年前に市への届け出が必要である。願わくばそのまま利活用してほしいのが市の意向だ。しかし実際私の家の周りでも古い大きな町屋が、主が亡くなるなど人が住まなくなると、そのまま取り壊されてマンションなどに建て変わってゆくケースを何件も見てきた。あの立派な町屋が壊されるというのは実に惜しい限りである。

 もちろん町屋再生で再利用はされているほうだろう。それでも壊す町屋の数の方が多いのではなかろうか。

 アップさせた3枚の写真は、上段が本来の町屋の姿であり、この形態だと昭和初期頃のデザインであって、京都の町屋の中では新しい方に該当するだろう。私が住む町屋も、これよりは小さいが同年代につくられている。

 中段は、町屋再生による旅館だと推測できるのだが、ここまで綺麗にして使ってもらえると町屋の存在価値も上がるだろう。

 下段は町屋でなかったところへ、古い町屋の建築形態のプロポーションを用いてつくられた現代建築である。それでも街並みには、よくなじんでいる。こういう作り方が町屋再生のヒントを示唆している。古いモノを新しくするだけではなく、新しいものを古い建築に合わせるという方法も、また町屋再生方法だろう。だから町屋再生は、新築の建築物にも目が向けられるべきだというのが私の考え方である。現代建築で町屋のデザインを取り入れる、それも町屋再生なのである。

 何でも四角いビルばかりでは、全国どこにでもある都市の姿でしかかない。そこをあえて町屋にこだわるところが古都京都なのだろう。

 こうした安価でハイコストパフォーマンスのα6000で撮影したクリアな画像に目が慣れると、次はバッテリーの持ちが改善した裏面照射型COMOSイメージセンサーを持ったボディα7RⅢで新しいシステムを組み立てようかと考える。先ずは、Batis Apo Zonnar135mm/f2.8からそろえたいね。

 私は、前から経験上135mmレンズがフィールド調査で必要だと主張してきたが、最近この焦点距離のレンズが揃えだされた。本来ならこの焦点距離を含むツァイス・ズームレンズが欲しいのだがそれは存在しない。自分にご褒美などといいわけをつくるシステムフェチの悪い癖が始まりそうだ。

 

京都市中京区

SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar f4/16-70mm ZA OSS T*

ISO100,焦点距離16mm,露出補正-0.3,f/9,1/160 

ISO125,焦点距離23mm,露出補正-0.3,f/4,1/60  

ISO100,焦点距離22mm,露出補正-0.3,f/4.5,1/100  

 

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番外編379. このブログも日曜日まで休みます。

2018年11月12日 | Kyoto city

 さて明日から、沖縄でダイビング&那覇の街の徘徊、そして愛知県三河槙原で教え子の結婚式とまわってくるので、翌日曜日は京都町内の定例行事お火焚祭があるので立て続けのスケジュール。従ってこのブログ日曜日まで休みます。まとめてかたづけようとする魂胆もなかったけど、結果的に連続した日程になってしまい、こうして連続徘徊する旅が好きなんですけど、そのままずっと旅暮らしが理想的だけど出かける目的が最近はないです。

 旅って、出かける先にコミュニティとか知り合いがいないと、ただ孤独感と自己満足だけを味わいに行くようでつまらない。だから、出先に知り合いのいないところへ、行くのに躊躇することがある。旅はかのくにの人をたずねてだ。

 だから旅行会社のパッケージツァーに参加して知り合いのいないところへ出かけ、綺麗な景色をみた、温泉に入った、美味しいモノを食べた、といった自己満足だけでは旅に出かける気分にはならない。知り合いのいないところへ旅しても一寸寂しい。そこに旅市場の成長の限界があるのだろうと思われる。本来の旅は、知り合いのいるところへ行く、つまり最初に当地の人間の顔が思い浮かぶ、そこから旅が始まるのだろう。

 じゃあ知り合いとはなんぞや?、少なくとも貴方の名前を覚えてくれる人がいる。親戚、友人、知人、尋ねよと紹介された人、教え子、先生、アクティビティのコミュニティ、ゆきつけのスナックのママなどなど。つまり友達や知り合いをつくる、それを尋ねるのが旅。

 そう考えれば年末の帰省も立派な旅だ。それは見知らぬ海外へ行くよりも大いに意味があり、胸をはって旅に出たということができる。私的旅論の一つといっておこうか。

 

京都市東山区七条

iPhon7S

ISO20,焦点距離3.99mm,f/1.8,1/760

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番外編377. 続・地蔵盆

2018年08月20日 | Kyoto city

 昨日は、京都市の各町内毎に一斉に行われる地蔵盆だった。いつ頃から行われてきたかは定かではないが、町内の祭事用の箱に文化と記載があるので、1804〜1818年つまり江戸時代後期には行われていた可能性がある。主に近畿地方が中心だろう。朝、お地蔵様を飾り付け、お坊さんの供養とともにお参りし、午後は子供達の遊び相手となり、夕方から町内総出の宴会だった。もちろん町内によっては、お数珠回しなどという古来からのしきたりを行っている。子供のお祭りだから、まあ一日はしゃいでくれる。

 そんな歴史が色濃く集積している京都だが、私は学としての歴史に対しては冷たい。まあ大学で教えたのが工学系だし、出身が芸術系だからというのもあるが、実際文科系の学生を教えてみると、やはり表現とか具現化する方法を持っていないから論理明快でも提案力がひ弱だよなという私の経験もある。

 人間の二次元空間でのクリエイションの伝達形式には、

1)文系(文章、誌、コンピュータ言語など)

2)数式系(数式、数値、論理式、分子式など)

3)図系(地図、設計図、グラフ、表、楽譜など多数)

4)絵系(絵画、漫画、写真や映像など)

・・と大別して4系統ある。この4系統をフルに、そして相互に関連づけて駆使できるスペシャリストである、というのが今の時代が求める能力でしょう。

 提案力のなさを自覚すると歴史に走りやすい傾向がありそうだ。歴史!、それはすべてが仮説の世界だし、文章だけしかつかわない世界だ!。だからストーリー化する。つまり歴史小説だ。壮大な人間の物語としてクリエイションするわけだ。

 そもそも歴史すなわちhistoryは、hi(人間)-(の)-story(物語)という概念だから、それは当然の帰結。「人間の物語」がある程度の史実に基づいているとはいえ、検証できないからやはり仮説の域をでない。

 実際日本では、歴史小説が支持されているし、市民講座も歴史系のテーマが多い上に、自治体では地域振興の柱の1つに歴史資源が欠かせない。歴史好き人間も多数いるから歴史をあなどると京都人の過半から嫌われる。

 だから歴史の世界は、容易には検証できないので酒でも飲んで古代のロマンを語りましょうよとくる。おいおいそりゃ飲んべえの集まりだよ。というわけで、昨日は京都の伝統行事である地蔵盆で宴会に興じていた。

 

京都市内、画像は2017年撮影 

iPhone7S

ISO20,露出補正0,f/1.8,1/736 

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