みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#494 神の法第四戒

2020年02月23日 | 神の法
第4戒
安息日と権威
 
p152~
The Sabbath and Authority
The Fourth Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

キリストにより、クリスチャンは遵奉から解放された。

かつてキリストがおられなかった時代、それらの儀式は影であった。

これらの影に固執する人たちは、人の見立てを影で判断する。

今やキリストはわれわれの前に啓示されており、彼の臨在を謳歌することができる。

われわれがキリストの体であるとは、われわれがキリストの中にいるということ。

ルターはかつての安息日を次のように例える。

モーセの民にとって必需であった安息日は、われわれにとっては解放となった。

新しいものへの変化のみならず、古いものの重要性について、カルヴァンは次のように説明する。

これは儀式上の戒めであり、それらの影、その本体はキリストであるとパウロは教える。

コロサイ2:17
これらは、次に来るものの影であって、本体はキリストにあるのです。

外面的休息は儀式に過ぎない。

その実体はキリストの中に求められる。

予め示されるべきものを、どのようにキリストが具現化したのかを考慮すべきだ。

パウロは次のように宣言する。

ローマ6:4
私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、いのちにあって新しい歩みをするためです。 


われわれは今やキリストとともに葬られた
バプテスマを通して
キリストが死者の中から蘇らされたように
御父の栄光を通して
命の新しきの中において
われわれが歩むことができるように
(直訳)

安息日を守ることは重要なことだった。

神は殊更にこのことに従順であるようにくり返し諭した。

しかし、神は裏切られ、ユダヤ人はさらに不信仰へと堕ちて行った。

エレミア17:24
もし、あなたがたが、ほんとうにわたしに聞き従い、・・主の御告げ。・・安息日にこの町の門のうちに荷物を持ち込まず、安息日をきよく保ち、この日に何の仕事もしないなら、 

エゼキエル20:21
それなのに、その子どもたちはわたしに逆らい、わたしのおきてに従って歩まず、それを行なえば生きることのできるそのわたしの定めを守り行なわず、わたしの安息日を汚した。だから、わたしは、荒野でわたしの憤りを彼らの上に注ぎ、彼らへのわたしの怒りを全うしようと思った。 

安息日には特別な崇高性があり、不従順は死に値する。

民数記15:32
イスラエル人が荒野にいたとき、安息日に、たきぎを集めている男を見つけた。 

パウロが宣言するように、安息日の実体はキリストの中にいるということであり、尋常なことではないのだ。

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参考文献

終末を告げる預言者の正体を見極めよ!

終末を告げる預言者の正体を見極めよ! 2


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