みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#38 The Days of Vengeance, NO.38

2024年08月13日 | 報復の日々

p103~
The Spirit Speaks To The Church: Overcome!
The Letters to The Seven Churches  
Part Two: The Seven Letters 
The Days of Vengeance
David Chilton

◇◇

9-10節
Rev 2:9  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。・・しかしあなたは実際は富んでいる。・・またユダヤ人だと自称しているが、実はそうでなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。 
Rev 2:10  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ。悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。 


彼らの苦痛を知っておられるお方は最初であり最後の人、すべてを支配するお方であるがゆえに、安息を与える権利を有する。

苦悩することを恐れるな。

スミルナのクリスチャンの中には、ユダヤ人の扇動により投獄を余儀なくされようとしている者たちがいた。

これもまたキリストとサタンとの宇宙的闘争の一部であると主は彼らを納得させる。

ローマ帝国と協定を結んだユダヤ人による執拗な迫害は、悪魔に起源を発し、イエスキリストの支持者たちへの敵対心に、そして主の王国をとるに足りないものに留めおこうとする熱狂的な目論見に基づいていた。

勝利に予定されている王や祭司らの容赦なく行進してくる群れとの負け戦に対して、主は必至になって報酬を支払っている。

私たちを打ち破ろうとする悪魔の試みの背後には、神の絶対的な訓告がある。

サタンは、ヨブの家畜の群れを盗むようにカルデア人を唆した。

しかし、ヨブは義なる反応をした、「主は与え、主は取り去った。主の御名を褒め称えよ」 (Job 1:21)。

悪魔の邪悪な行動に対する、敬虔で、あらかじめ定められている目的とは、あなたが試されているということ。

サムエル・ラザフォードは次のように書いている。

「悪魔は、私たちに剣の使い方を教える神の剣客にすぎない。」

クリスチャンの試練はサタンによってではなく、神によって定められている。

そして、収支は破壊ではなく、清めである(cf. Job 23:10; 1 Pet. 4:12-19)。

Job 23:10  しかし、神は、私の行く道を知っておられる。神は私を調べられる。私は金のように、出て来る。 

1Pe 4:12  愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、 
1Pe 4:13  むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現われるときにも、喜びおどる者となるためです。 
1Pe 4:14  もしキリストの名のために非難を受けるなら、あなたがたは幸いです。なぜなら、栄光の御霊、すなわち神の御霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。 
1Pe 4:15  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。 
1Pe 4:16  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。 
1Pe 4:17  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。 
1Pe 4:18  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。 
1Pe 4:19  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。  

スミルナにある教会の艱難は酷いものだったが、その期間は短期10日間で終結した。

ダニエルと3名の友は10日間の試みにあったが、彼らは試練を通り抜け、高い光栄へと昇格した (Dan. 1:11-21)。

Dan 1:11  そこで、ダニエルは、宦官の長がダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤのために任命した世話役に言った。 
Dan 1:12  「どうか十日間、しもべたちをためしてください。私たちに野菜を与えて食べさせ、水を与えて飲ませてください。 

同様に、スミルナにある教会に対するユダヤ人の迫害も短期間続いて、教会は自由の身となった。

1000年間の勝利と引き換えに10日間の艱難

Rev 20:4  また私は、多くの座を見た。彼らはその上にすわった。そしてさばきを行なう権威が彼らに与えられた。また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。 
Rev 20:5  そのほかの死者は、千年の終わるまでは、生き返らなかった。これが第一の復活である。 
Rev 20:6  この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる。 

試練の時、教会内部の多くの命が犠牲となった。

命の冠を勝ち取るために、彼らは死に至るまで忠実であることが求められた。

これは、聖別されたクリスチャン集団のために特別に祝福された席ではない。

すべてのクリスチャンは、死に至るまで忠実であることが求められる。

それ以外のクリスチャンについては何も聖書には書かれていない。

「耐えるなら主とともに統治し、主を否認するなら、主によって否認される。」(2 Tim. 2:12)

2Ti 2:12  もし耐え忍んでいるなら、彼とともに治めるようになる。もし彼を否んだなら、彼もまた私たちを否まれる。 

「私の名の故に、あなたがたは皆に憎まれる。」

しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる (Matt. 10:22)。

命の冠、それは救いそのもの。

 

 


#5 イスラエル救済 Is Biblical Israel identical with Ethnic Israel? NO.4

2024年08月13日 | 創世記

金城師の群れであるが、1884年問題や副読本などがあり何か違和感を感じていた。

その旨一旦記事に記載したが、信仰上の大きな問題点とは思わず取り消した。

セブンスデー・アドベンチストについて

他の動画等を確認したが、金城師の群れはセブンスデー・アドベンチスト教会であり、基礎教理をしっかりと学んだ人以外は離れた方が良いと思う。

歴史、宗教史、カトリックの動向など、それなりに参考になる記事もあるので、内容によっては今後も参考とさせて頂くつもりである。