彼岸花
もう一枚彼岸花
稲刈りの終わった田圃
およそ3週間ぶりの投稿である。8月下旬、およそ6年間にわたる「闘病生活」を続けていた弟の容体が悪化。どうしてやることもできないうえ、「コロナ」で見舞いに訪れることも叶わない。そんな悔しい思いをしているなか、弟の家族から「他界した」との知らせが届いたのは今月の一日のこと。
仕事で忙しいなか、休日には家族サービスは怠らないなど家族思いの弟だった。後年の弟は「家庭菜園」を楽しみつつ、半年に一度、旧友たちと集い親交を深めたり、恵まれた二人の孫を可愛いがり、訪ねてきた際には嬉しそうに遊び相手をしたりしていたという。
葬儀の日、「いなくなって寂しいよ。今まで楽しかったよ。」と声をかけ温かく見送りますとの家族の弁。おもわず涙した。弟はそんなすばらしい家族に囲われて幸せな人生であったにちがいない。そんな家族に「ありがとう」と感謝のメッセージをおくった。
男4人、女4人の「八人兄弟」を誇っていたが、二人の兄と妹一人、計3人がすでに他界したのに加え、このほど弟が他界したことで、男は自身だけとなり、姉と二人の妹の「四人きょうだい」となってしまった。加えて弟は、本「デジカメ散歩日記」の一読者でもあって、時折、感想や激励を寄せてくれていた。今後は、それもないと思うと寂しい限りである。
そんな生前の弟のことを思い出しながら、山地の集落・岩杖地区へ向かいその周辺、および、その奥地の集落・杖坂地区へも向かい、その周辺を散策した。集落のあちこちで彼岸花が咲いているのを見かけたのでこれをUPする。