勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

ピッカピッカの一年生

2007-03-31 00:01:16 | Weblog
ランドセル

背負いて肩のうすき子が

今朝は大きな傘をさしてゆく

-相田みつをさん-


 一休さんのような少年僧が、暗い道に張られた縄に足をとられた。地面にしたたかに顔を打ち付け、血が噴き出す。しかし、少年は泣くこともなく寺に帰ってゆく。
「衣を着たときは、たとえ子供でも、お坊さんなのだから、喧嘩をしてはいけません」

 少年は縄を仕掛けた連中が近くに潜んでいるのを感じたが、この母の教えを守った。母は、血だらけで帰ってきた彼の手当てをし、抱きしめて言った。「よく辛抱したね」。


 80歳で亡くなった植木等さんが『夢を食いつづけた男』に書いた、幼い頃に受けた「いじめ」と母の記憶だ。
住職の父は開放運動の闘士でもあり、入獄などで寺にいない。父の代わりに植木さんは檀家回りをせざるをえなかった。


-朝日新聞「天声人語」より抜粋-
 
 明日からいよいよ四月、希望に燃えたピカピカの一年生が誕生する。いじめに負けず、強く生きて欲しい。
2007.03.31

コラボレーション

2007-03-30 00:29:13 | Weblog
 東京では桜が満開になった、平年より7日早いそうだ

桜には青い空と白い雲がよく似合う
桜には黄色い水仙と白い菖蒲もよく似合う

桜には赤いひなげしがよく似合う

桜には黄色い菜の花もよく似合う

しかし、桜には桜橋が一番よく似合う
2007.03.30

沈黙は金

2007-03-29 10:18:09 | Weblog
 初夏を思わせるような、汗ばむほどのあたたかな陽気。そんな陽射しを浴びて咲く花は、生き生きとしている。
ヒメリュウキンカ

 路傍に咲く小さな花に足を止め、カメラを向ける。花は何も言わない。黙って真っ直ぐ空を向いて立っている。 
 
 早春に金色の花を咲かせ、茎が立っていることからついたという名前 『立金花(りゅうきんか)』 
そうか、黙って真っ直ぐ立っている。「沈黙は金」なのだ。「姫立金花」とはそういう花なんだ。

 昨夜、彼女のお客様との花見の打ち合わせのため、電話で話したばかりの、ある人からメールが届いた。

たま~に すご~く 孤独を感じるんです 
電話して元気になりました
 

何か悩みでも?
お花見で気分を変えましょう
 

悩みはないのです 
先日
『人と付き合うとき、うわべではなく内面を見る』
とおっしゃてて・・・
私も内面を見る方法を知りたいです 
今日はですね 
前に言われた
『人の口に戸は立てられない』
というのを理解した日でした
またお話してください

 
何か言われたね
反論・言い訳をしないこと
辛いけど黙っていること
 

は~い
もうあんまり他人(ひと)とお話しないようにしま~す
強くなるんです
決めたんです
おやすみなさい
2007.03.29

母子草

2007-03-28 00:00:46 | Weblog
十億の人に十億の母あらむも

我が母にまさる母ありなむや



真宗の高僧

暁烏敏(あけがらすはや)さん


 子供にとって、日本一、世界一いい人はお母さんなんです。だから子供にとって一番安心できる人もお母さんです。母親がそばにいるだけで、子供は安心するんです。反対に、幼い子供にとって、母親がいないくらい不安で淋しいものはありません。

 安心の安という字は、家の中に女がいることからできた文字だそうです。母親が家にいるから子供は安心なんです。

相田みつをさん「一生感動・一生青春」から

母子草
(父子草もあるようですが見つかりませんでした)

 知り合いのある若き女性、お正月に九州の両親の元に帰り、3人の姉妹と共にご両親と温泉に行ったそうだ。
お父さんが予約してくれた家族風呂にみんなで入るとき、「お父さんも一緒に入りましょう」と誘ったと言う。

 彼女曰く、「うちの父、変なのよ。せっかく誘ったのに、俺はあとでいいよ、と言って入らないの、変でしょう?」
「いいや、一緒に入るほうが変だと思うけど」
「だって、父が自分で予約したのにぃ」
「家にいるとき、お父さんと一緒にお風呂に入る?」
「家では入らないわ」
「家族の風呂なのに?」
「・・・・・!!!???」

 この女性、皆さんがよくご存知のあの方です。(ニッコリ♪)
このような育て方をしたご両親に拍手を贈りたい。
2007.03.28

舞いダンス

2007-03-27 01:24:27 | Weblog
 我が店で行われるお客様同士による恒例のデモンストレーション。多くのカップルが日頃の練習の成果を披露してくれた。
正統派のダンスで魅せてくれるカップル

楽しいパフォーマンスで笑いを誘うご夫妻

アマチュア競技会の経験者

若々しいラテンダンスで魅了するカップル

美しいホールドに技術の高さを感じさせるカップル

姿勢の良さは年齢を感じさせない若さ溢れるカップル

 この他の数組のカップルも含め、いつまでも若く、元気で社交ダンスを楽しむ、人生の達人の方々のパフォーマンスを楽しませていただきました。
2007.03.27

アスリート

2007-03-26 05:44:56 | Weblog
 スポーツは筋書きのないドラマだという。水の中、氷の上、土俵上で連日繰り広げられる熱き戦いに胸躍る。

 水の中で見事にシンクロさせる足技に眼を見張り、氷上の美しき戦いにため息をつく。土俵上では、モンゴル出身の朝青龍と白鵬の優勝争いに興味をそそられる。そこに見るドラマは、どんなドラマチックな筋書きのフィクションも適わない。
シンクロナイズド・スイセン

 一年前、トリノ冬季五輪で、跳んでは転び、滑っては転び、惨敗をした安藤美姫選手が見事復活、金メダルに輝く。韓国のキム・ヨナ選手のSPでの完璧な演技、続くフリーの前半での演技を見る限り、彼女の優勝は間違いないと思わせた直後の転倒また転倒。本命といわれた浅田真央選手は、SPでは、まさかの5位スタートから、フリーでの素晴らしい演技で2位にまで順位を上げた。男子の高橋選手も含め、彼女達の涙は見るものまで胸を熱くさせてくれる。

 大相撲では、2敗で並んだ横綱と大関の一騎打ち。本割では横綱らしからぬ横に跳んで勝利を納めた朝青龍が、決定戦で同じように跳ばれて負ける。思わず苦笑いの朝青龍に「眼には眼を」の仕打ち。

 こんな二つのドラマを書いたとしたら、あまりにも作りすぎといわれるだろう。「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものだ。

 まだまだ続く水中のアスリート達の熱き戦いに、ブログも手抜きになるほどテレビから眼が離せない。スポーツっていいなぁ!
2007.03.26

マイサクラ

2007-03-24 21:17:54 | Weblog

紙の桜

これといって
趣味のない母でしたが
紙を切って桜の花を作るのが
じょうずでした
私が暴れん坊でしたから
母はせっせと
桜を作りました

ガラスのひび割れに張る
紙の桜

-星野富弘さん-


 花曇りの土曜の午後、上野公園は、僅かに咲き初めし桜の下、早くも宴を繰り広げる人たちで賑わっていた。

 ある調査によると人気の高い桜の名所は、奈良県・吉野の千本桜、京都・円山公園の枝垂桜、長野県上伊那郡高遠町・高遠の桜がトップ3だそうだ。

 開花に一喜一憂する繊細な日本人の心の花、桜。人は誰でも心に自分の桜を持っているのではないでしょうか?
生まれ育った故郷の幼いころに見たあの桜。桜吹雪の中、恋人と歩いた夕暮れの桜並木。旅先で感動した、たった一度訪れただけの思い出の桜。そんな心に残る自分だけのマイサクラ。

 ウェザーニューズでは、自分が決めた桜の開花予測日をメールで受け取れる「開花日予測メール」のサービスを開始したそうだ。

 いつも面白い話題を提供してくれる後輩がいる。新潟生まれの彼は、花火は、信濃川で行われる長岡の3尺花火、桜は長岡悠久山公園の桜が最も美しいと信じて疑わない。

 その彼がある日、人生経験も豊かな大和撫子のお客様に聞いたそうだ。

「あなたにとって一番美しい桜はどこの桜ですか?」
彼女から帰ってきた返事
「ポトマックの桜よ♪」
彼は次の言葉が出なかったという。

 僕も同じ質問をされた。すかさず答えた。
「子供のころ、ひび割れた窓ガラスに張ってあった、紙の桜」
2007.03.24

山野草

2007-03-22 23:32:58 | Weblog
 盆栽を育てていた花好きの父に似たのだろうか、僕など足元にも及ばない花好きの姉がいる。それも園芸種ではなく、山野草にこだわっている。
豆粒のような小さな花が咲くという野草の寄せ植え
 
 両親が健在のときは、春と秋の年二回、兄弟姉妹揃って車2台を連ねた、両親と一緒の旅行を欠かさなかった。どんなに眺めのいいところに行っても、その姉だけはいつも下を見ながら歩く。手には園芸用の小さいスコップとビニールの袋。
鉢の中で咲く、小さく可憐な花

 野草の会に入り、展示会にも出品するという。我が家にも、時々鉢植えを持ってきてくれるが、一年花を咲かせると駄目にしてしまうことが多い。
爪楊枝にも使われるクロモジの花

 墓参りの帰りにその姉のところに立ち寄った。野草の写真を撮ろうと思ったが、今の時期はまだ花が少ない。しかし数え切れないほどの鉢の数に驚く。聞くと、千や二千ではないだろうという。毎日の水遣りにたっぷり1時間はかかるそうだ。季節ごとの植え替えや手入れも怠れない。簡単には手に入らないような珍しい花もある。
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マウスオンで画像が止まります

 庭には置ききれず、鉢を置くために増設した車庫の2階まで溢れんばかりの山野草に、この花をひとつづつ取り上げても、ブログが成り立つのに、なんてことまで考えてしまった。
2007.03.22

彼岸

2007-03-21 23:01:26 | Weblog
 明治生まれの父の厳しさに反発していた僕は、子供のころ、父をあまり好きではなかった。そのため、父親はこうでありたいという願望があり、子供を持ったことのない僕は、男の子をひとり育ててみたかった。自分が叶わなかった夢を託したかったから。
 数日来の寒さも和らいだ彼岸の中日、埼玉の実家へ墓参りに行く。両親もいなくなり、あとを継いだ兄も数年前に他界し、兄弟が集まる機会も少なくなったが、僕にとって、甥の子供に逢うことも実家に帰る楽しみの一つである。
 3才になる腕白盛りの男の子に母親も手をやいている。そんな彼が、僕の傍から離れない。母親もビックリするほど素直でかわいい。母親とは手も繋ごうとしない彼は、僕と楽しそうに手を繋いでくれる。
 僕には兄弟も多く、弟の金髪はインフルエンザのため参加できなかったが、3人の姉を含め5人も集まった部屋に、彼は「コワイ」と言って寄り付かない。
 庭に出て遊んだり、僕のひざに乗って車で出かけた墓参り、その後の食事も僕の傍。
 名残惜しく帰るときには僕のほっぺに「チュッ」をしてくれた。子供ってかわいいなぁ♪
2007.03.21

花の香り

2007-03-20 23:49:36 | Weblog
他人に花を持たせよう

自分に花の香りが残る

-斎藤茂太さん-

ユキヤナギ(雪柳)

 東京では、今日20日、桜の開花宣言があった。全国で一番早いらしい。街角にも春の花が美しい。春の花には希望がある。春の花には優しさがある。春の花は芳(かぐわ)しい。
ヒュウガミズキ(日向水木)

 花も褒められたほうがきれいになるという。若い頃、褒められて嬉しかった言葉がある。

『石鹸の香りのする人ね』

 どんな褒め言葉より嬉しかった。今では、加齢によるオヤジ臭さがだけが残っているが。
オヤジ臭さを消すためにも、花の香りが残るよう、他人に花を持たせることができればいいが・・・♪
ポピー(ひなげし)

自己顕示

『この花はおれが

咲かせたんだ』

土の中の

肥料は

そんな自己顕示

をしない

おれのような

-みつをさん-
2007.03.20

しばれるねぇ

2007-03-19 23:51:23 | Weblog
 彼岸だというのに、日本列島は冬型の気圧配置による寒い日が続いている。
 北海道で「しばれる」とは、寒いという言葉では表現しきれない、マイナス20度を超えるような厳しい寒さのことをいうそうだが、咲き終わった梅の枝でシンクロしているスズメの会話も「しばれるねぇ」と言っているようだった。 
 菜の花も寒さに震え、膨らみかけた桜の蕾に語りかけていた「しばれるねぇ」と。
暖冬といわれたこの冬も、ここに来てつじつまを合わせたのだろうか。
自然は賢いなぁ! 
 菜の花に、ニッコリと微笑みかけていた墨田公園の桜が、満面の笑みに変わる日も近いだろう。
2007.03.19

浅草寺御縁日

2007-03-18 21:46:35 | Weblog
 浅草寺は、縁起による「天より長さ百尺ばかりの金鱗の龍が降りてきた」ところから金龍山浅草寺というそうだ。
 それにちなんで、3月18日は浅草寺御縁日が開かれ、勇壮な金龍の舞が奉納された。
 春の日差しではあったが、北風の吹く寒い日、多くの人出で賑わい、浅草とはミスマッチなコスプレでパフォーマンスをする若者達もいた。
 暑さ寒さも彼岸までというが、そこまで来た春は、彼岸の入りというのに足踏みしているようだ。
2007.03.18

枯れてなお

2007-03-17 00:23:08 | Weblog
 寒の戻りというのだろうか、暖冬といわれたこの冬もやはり寒い日が来た。都心では、この冬初めての雪が降り、記録が残る131年間で最も遅い初雪が観測されたという。残念ながら僕は見ることができなかったが。

-ねこじゃらし-

生きていて強く
枯れてなお
あたたかな野の草

老いることの
大切さを思う
枯れることの
美しさを思う

ー星野富弘さんー

 暑い日があって、寒い日がある。寒い季節が来て、暖かい季節が来る。そうして時は流れ人は老いていく。寒は戻っても、若さは戻らない。

-吉田兼好・徒然草からー

かたちを改め、齢(よわい)を若くせよとにはあらず
拙(つたな)きを知らば、なんぞやがて退かざる
老いぬと知らば、なんぞ閑(しず)かに身を安くせざる
行い愚かなりとしらば
なんぞこれを念(おも)ふことこれにあらざる。

 衰えた容貌を替えろとか、歳を取り戻して若返れとか、無理をいうのではない。自らの衰えや、修行の怠惰を自覚したならば、一歩退くことも必要だ。行いの愚かなことは、原因は自分にあると自己批判しなさい。

 兼好は、強欲に引きずられることなく世の無常(死)を自覚せよ、といっている。その反面・・・

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは
雨に対(むか)ひて月を恋ひ
垂れこめて春の行方知らぬも
なほあはれに情け深し



よろずのことも、始め終はりこそをかしけれ
 
 桜の花は満開だけを、月は満月だけを見て楽しむべきものだろうか。そうとは限らない。物事の最盛だけを鑑賞することがすべてではない。

 何ごとにおいても、最盛そのものではなく、最盛に向かう始めと最盛を過ぎた終わりとが味わい深いものだ。ともいっている。(角川文庫・徒然草より)


 過ぎ去った時は戻らないが、記憶は残る。冬を越して枯れ、冷たい風にゆれるねこじゃらしの向こうに、かすかに見え隠れする遠い日の思い出に若き日が蘇る。

思い出の向こう側から
一人の少年が走ってくる
あれは白い運動靴を
初めて買ってもらった日の
私かも知れない
白い布に草の汁を飛び散らせながら
あんなにも
あんなにも嬉しそうに
今に向かって 走ってくる

-星野富弘さん-

 歳を重ねて思うことがある。若さゆえの無茶もあった。若いからできたこともあった。それらを含めて今がある。美しく老いることは難しい。しかし我がブログのタイトルの副題のように「一生感動一生青春」の心を持ち続け、気持ちだけは若くありたいと願い、若い方たちには、今できることを精一杯成し遂げることを勧めたい。若い時は二度と来ないのだから。
2007.03.17

ふぐり

2007-03-15 23:40:05 | Weblog
オオイヌノフグリ

 「ふぐり」とは、漢字で「陰嚢」と書く。つまりタマタマのことである。何故かこの名前の付いた植物がある。「オオイヌノフグリ」という名の野草である。他にも「タチイヌノフグリ」という野草もあるそうだ。どちらも実が犬のタマタマに似ていることからこの名が付いたという。

 植物にとっては迷惑なことだろうが、世の中にはとんでもない名前をつけられたものも多い。
以前にも取り上げたことがあるが、その匂いから名が付いた「ヘクソカズラ」。その昔、紙が貴重な時代、厠(かわや)つまりトイレの落し紙として植物の葉が使われたそうだが、葉裏に棘があることから、継子(ままこ)の尻をこれで拭く、という意味で付いたという「ママコノシリヌグイ」。
他にも「ワルナスビ」やら、「ハキダメギク」などというのもある。

 魚類にも、差別用語を名に持つ魚が多いらしい。「メクラウナギ」「メクラアナゴ」「オシザメ」「セムシウナギ」「バカジャコ」「イザリウオ」etc.
日本魚類学会では、これらの差別用語を使うのをやめて改名することにしたそうだ。

 鳥の世界にも「アホウドリ」や「トウゾクカモメ」「ハゲタカ」などの不名誉な名の鳥もいる。花も魚も鳥も、彼等は皆、自分につけられた名前など知らずにいるのだろうに。

 最近もの忘れが多く、髪は少なくなった我が名も「ワスレナグサ」から「ワスレグサ」あるいは「ハゲナグサ」に改名する日が近いかもしれない。
2007.03.15

入力ミス

2007-03-14 20:30:24 | Weblog
 肌を刺すような冷たい風は、暖冬に慣れた身体にはちと寒いこの数日。13日に開花する予想だった静岡県の桜も、まだ蕾が硬いという。
気象庁の2度目の開花予想の発表では、だいぶ遅れるらしい。7日に発表した予想はコンピューターの入力ミスだということが14日にわかったそうだ。あれから一週間もたっているのに、何故今頃なんだろう?
 コンピューターの入力ミスっていい言葉だね。どこかの農水相も、入力ミスなんて言わないだろうが・・・。まぁ、桜のことだから入力ミスでも許されるか。

五つの花びらと
五つの指と
なんだか親せきみたいで
さわってみたくなる
さくらの花

-星野富弘さん-



さくら さくら
弥生の空は
見渡すかぎり
かすみか雲か
においぞ出ずる
いざや いざや
見にゆかん



さくら さくら
野山も里も 
見渡す限り
かすみか雲か 
朝日ににおう
さくら さくら
花ざかり

 日本古謡として知られる「さくら」には上記のように、二通りの詩があります。タイトルも本来は「さくら」であったが、「さくらさくら」とも言うそうだ。あなたはどちらの詩で歌いますか?
2007.03.14