勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

コラボレーション

2010-07-31 23:30:49 | Weblog
下町の空を彩る隅田川の花火は、夕靄(もや)にかすむ東京スカイツリーとのコラボレーションで幕を開けた。
 5月29日に398メートルを記録して以来、2か月ぶりに上に伸び、400メートルを突破したスカイツリーと高さを競うように夜空に打ち上げられた花火は、新しい下町のシンボルである。


昨年はどこかのビルの工事だと思い、気にも留めなかったスカイツリーだったが、30日には408メートルの高さに成長し、その速さに改めて驚かされた。
 

夜空を焦がす華やかなフィナーレの火の宴に、画面の右端いっぱいにかすかにその姿を残すスカイツリーをご覧いただけるだろうか。
来年のこの日にはどこまで伸びているのか楽しみである。
 

Shall we dance ? ()

2010-07-30 23:37:39 | Weblog
 昨日に引き続き、社交ダンスとしてはラテン部門より歴史も長いスタンダード部門の紹介を紹介させていただきます。画像はすべてホール新世紀に出演された菅谷和貴・尾崎育代組によるものです。


 その昔、男女の出会いの手段でもあった社交ダンスは今、スポーツとしての地位を確立し、健康志向の高齢者にも大いに人気があります。特に日常生活では行われない後退動作が多く、普段使わない筋肉や脳を使うことも特徴的です。

 ワルツといえばヨハンシュトラウス、シュトラウスといえばウィンナワルツですが、社交ダンスでいうワルツは、スローワルツのことで、ウィンナワルツは、別にヴェーニーズワルツといいます。円舞曲といわれるように、ナチュラル系とリヴァース系の回転動作の組み合わせによる優雅なダンスです。



 音楽でいうタンゴはアルゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴがありますが、社交ダンスに於けるタンゴはアルゼンチンタンゴとは異なり、2拍子の歯切れのよいリズムの力強いダンスです。



 スローフォックストロットは、ダンスに必要な基礎的な動きが多く含まれているイングリッシュスタイルの代表的なダンスといわれています。難しい種目ですが、ダンスの醍醐味を味わえる踊りのひとつです。初心者はブルースで踊ることもできます。



 クイックステップは、足を跳ね上げて踊るチャールストンの動きを取り入れた、スピード感のあるアップテンポのダンスです。この曲はジルバで踊っても楽しいでしょう。


 予断ですが、美空ひばりさんの初期の歌「東京キッド」の3番の歌詞にある、「いつもスイング ジャズの歌 踊る踊りは ジタバーグ」のジタバーグ(jitterbug)はジルバのことです。英語読みではジルバ(ジラバ)と聞こえたようです。

 ヴェーニーズワルツはウィンナワルツともいわれ、ステップ自体は単調ですが、曲のテンポが速く、3拍子が均等な長さではなく、2拍目をやや早めにずらすように演奏されるため、独特の流動感を生む、優雅な踊りです。 



 ラテン種目とスタンダード種目、それぞれ5種目ずつ2日間に亘ってトッププロの踊りをご覧いただきましたが、今宵あなたと Shall we dance?

Shall we dance ? ()

2010-07-29 21:31:32 | Weblog
 我が、ホール新世紀では昨夜、日本のトッププロによるデモンストレーションが行われました。ラテン部門の山本武志・木嶋友美組と、スタンダード部門の菅谷和貴・尾崎育代組のダンスパフォーマンは、見るものを圧倒させてくれました。


 社交ダンスは大きく分けて、パーティーダンスと競技ダンスとに分かれますが、特にその区別があるわけではなく、見ても踊っても楽しいものです。競技ダンスには、スタンダード部門とラテン部門があり、それぞれ5種目で構成されます。ラテン部門は、ルンバ・チャチャ・サンバ・パソドブレ・ジャイブの5種目。モダン部門は、ワルツ・タンゴ・スローフォックストロット・クイックステップ・ヴェーニーズワルツ(ウィンナワルツ)の5種目があります。
 
 ラテンダンスはスタンダードのように組んで踊るのではなく、男女が離れて踊るダンスです。ルンバはキューバで生まれたキューバンルンバが、ヨーロッパに渡りイギリス風に洗練された、男と女の恋の駆け引きをを表現する踊りとも云われます。



チャチャチャは、速いリズムで力強く踊る、動きの激しいダンスで、一曲踊ると800メートルを全力疾走したのと同じくらいのエネルギーを消費すると云われます。



ブラジルで生まれリオのカーニバルで踊られるサンバが、ヨーロッパで競技用に変化して社交ダンスとしてのサンバになったようです。



パソドブレは、スペインの闘牛とフラメンコをイメージしたダンスで、男性は闘牛士、女性は闘牛に使われる赤いケープと、時には牛をイメージして踊る激しく情熱的な踊りです。



ラテン部門の最後はジャイブ。軽快なフットワークを必要とするジャイブは、アメリカンスイングのジルバにシャッセを加えて踊る軽妙な踊りとして親しまれています。



 山本武志・木嶋友美組によるラテンダンスの華麗なパフォーマンスをご覧いただき、それぞれの種目の違いをお伝えしたつもりですが、静止画像では写真の技術も伴わず、わかりにくいところはご容赦願って、明日はスタンダードについてお話してみようと思います。

熱中小僧

2010-07-27 23:56:10 | Weblog



小僧君 毎日暑いけど元気かな?


おじちゃん ボク元気だよ おじちゃんこそ熱中症に気をつけてね


おじちゃんは年寄りだからかい?


エッ? アッ! チッ ち・ちがうよ・・・


小僧君 なにあわててるんだい? アッチッチって そんなに暑いのかい!


な・なぜかボク 急に暑くなっちゃった


今年は梅雨明けも早く猛暑が続き
今月17日から26日までの10日間に熱中症で109人が死亡して
その多くは65歳以上の高齢者だそうだよ



おじちゃんは暑い夏が好きだから大丈夫だよね


でも 年寄りは暑さや喉の渇きに鈍感になってるそうだから気をつけなくっちゃね 


おじちゃん 水分をたくさん摂ってね


ありがとう ところで今日の小僧君はずいぶんモテモテだねぇ







夏休みだから おにいちゃんやおねえちゃんがみんなで見に来てくれるよ


夏休みの間は子供たちの熱中小僧クンだね




あれっ 電車の中からミッキーマウスまで小僧君のこと見てるよ


ボク ディズニーランドに行きたいなぁ 


おじちゃんも まだ行ったことないから今度一緒に行こうね


おじちゃん それまで熱中症にならないで生きててね


ワ~オ
( ̄□ ̄;)

熱帯夜

2010-07-25 23:58:55 | Weblog
 猛暑が続く日本列島だが、世界規模で異常気象に襲われているらしい。ロシアの西部やシベリアでは、130年の観測史上最も暑い年になり、中国南部では大雨による被害が多発。一方、冬の南半球では寒波が猛威をふるっているという。

 異常気象の直接の原因は偏西風の大蛇行によるものらしいが、地球は何かに怒り狂っているのかもしれない。

 東京も連日連夜の猛暑と熱帯夜に、打ち水作戦くらいでは、焼け石に水。暑い夏が好きとはいえ、毎日聞く熱中症による死亡のニュースに、さすがの僕も年齢を考えると暑さ対策が必要になる。

 熱中症は昼間に限らず、夜にも起こるという。冷房嫌いの僕にとって、風通しが良いので、全ての窓を開けて寝るのが夏の習わしだが、風のない日もある。


 そこで、イ草の寝ゴザを敷いて寝てみた。肌にサラサラとして寝心地がいい。イ草は二酸化炭素の吸着率がよく、断熱効果もあるらしい。イ草の断面はスポンジ状になっていて、その中に空気がたくさん含まれるので湿気を吸収し、適度な温度を保つのだそうだ。

 このイ草マットは、以前、長姉から岡山土産にいただいたもので、ほとんど使わずに押し入れの隅に眠っていたものである。長年の眠りから覚めたイ草マットが、今度は僕を快適な眠りに誘ってくれる。今夜もいい夢を見よう。

Good-Night 

打ち水大作戦

2010-07-23 23:37:04 | Weblog
 その昔、僕が子供の頃、夏の暑い日には玄関先や道路に打ち水をする習慣があった。ほこりを抑える効果と、涼気をとるために行われたが、打ち水には清めの意味合いもあり、玄関先などへの打ち水は「来客への心遣い」の一つでもあったという。


水をかけたらジュッと音がしそうな日本列島。浅草の浅草寺五重塔前では打ち水大作戦が行われた。


一般的に涼をとるための打ち水は、朝夕の陽が高くない時間に行うのが良いとされるが、この日の打ち水大作戦は、太陽が真上にある正午の炎天下で始まった。
 

身体いっぱいに喜びを表わしながら嬉々として水と戯れる子供たちは、水遊びが大好き。


日焼けにも心を配る、美人のお母さんと一緒でうれしそう。


こちらでは報道のインタビューにも堂々と受け答え。


こちらの暑さに、打ち水は必要だろうか・・・( ̄□ ̄;)

熱中症

2010-07-22 22:10:34 | Weblog
 暑い夏が大好きな僕、連日の猛暑日と熱帯夜にもエアコンの世話にはならず、扇風機の風だけで過ごす日々。熱中症で亡くなるお年寄りのニュースに心配してか、僕を年寄り扱いする友人からは 「暑いけど大丈夫?水分採ってね」 とメールが入った。


午後6時を過ぎても36℃を指している我が家の温度計は、壊れているわけではなさそうだ。

 そんな熱帯夜には、風通しのいいベランダにテーブルを出し、ろうそくの灯りで、コーヒーブレイクと洒落てみよう。ベランダの向こうのスカイツリーを眺めながらゆっくり夕食を摂るのもいい。

猛暑の夏の黄昏時、我が部屋から眺めるスカイツリーの第一展望台に灯る明かりの美しさに、今の僕は熱中症である。

ダンスパーティーの夜

2010-07-20 22:46:12 | Weblog
 その歌を聞くだけで胸がキュンとするあの若かった日々。誰もがそんな歌を持っている。僕にとって林伊佐緒さんの歌う「ダンスパーティーの夜」はそんな歌のひとつである。

この歌を口ずさむだけで
こころときめく想いでした
このメロディーを耳にするだけで
眩しかった青春の日々が
懐かしくよみがえってまいります


今は亡き玉置宏さんの名調子で聞く ダンスパ-ティーの夜 は、懐かしさと切なさが同居する。


 昨夜招待を受けて出かけたダンスパーティーは「ローズホテル横浜」。千春ちゃんカップルのデモの写真を頼まれてのことだった。真っ赤なドレスを身に纏った彼女とそのリーダーのスロー・フォックストロットは、実質的なトリを勤めるのにふさわしい、見事な舞だった。




 ローズホテル横浜は中華街のど真ん中にあるホテルで、ディナータイムの食事は中華のフルコース。このようなパーティーでこんな美味しい食事をいただくのは初めてのこと。暑い夏の夜のダンスパーティーは、燃えるような熱い舞と、美味しい食事と紹興酒と、星がきれいな夜だった。

東京スカイツリー

2010-07-16 23:59:34 | Weblog
 梅雨明けが秒読みになった日本列島は、あちらこちらで記録的な豪雨による被害のニュースが聞こえてくる。そんな中、晴れあがった東京の空は、梅雨明けを思わせるように青く澄み、14日現在398メートルの高さになった東京スカイツリーは、7月末か8月上旬には400メートルを超え、完成時の3分の2まで成長するという。






第一展望台はほぼ完成し、更に上に向かって伸びているスカイツリーだが、その工事の模様をYoutubeで見ることができる。

 
遠くからは工事の詳細は分からなかったが、この高さでこんな工事が行われているとは驚きである。

ながら族

2010-07-15 23:42:58 | Weblog
 かつて流行語にもなった「ながら族」は、テレビやラジオを聞きながら勉強をする若者たちをさす言葉だった。今、ながら族は特別なことではなくなっている。僕はいつもテレビを点けたままでPCの前に座ってブログの更新をしている。テレビの言葉が気になって、自分の言葉が浮かばないときもしばしばあり、集中力が必要な時はテレビを消すことにしている。

 買い物の途中、自転車で信号を渡り終わるその時、横から来た自転車の少年が赤信号を渡りかけた。そこを通りかかったタクシーと危うく衝突する瞬間、危機一髪でハンドルを切って難を逃れ、そのまま走り去った。少年は携帯電話の画面を見ながら自転車に乗っていたのだ。急停車したタクシーの運転手さんと目が合った。顔を見合わせてお互いに苦笑い。大事に至らなくてホッとした。

 道交法でも禁止されている携帯電話だが、最近、ケータイを見ながら自転車に乗る人をよく目にする。大事故に発展しかねない携帯電話。どうにかならないものか。。。

仮装舞踏会

2010-07-13 01:20:30 | Weblog
我が「ホール新世紀」恒例の仮装舞踏会が開かれた。教師及びお客様はもとより、従業員一同も、それぞれ趣向を凝らした衣装に身を包み、お客様を迎え入れる。

店長になって日が浅いが、若さを武器に張り切っている新店長。


絵になっているのが怖い副店長の女装姿。癖にならなければいいが・・・( ̄□ ̄;)


本日のゲストバンドはエディー・田中&バックビート。リーダーのエディーさんと上野音楽大学声楽科卒業の歌姫・梨花ちゃんのパフォーマンスも負けてはいない。
  

そして、この可愛らしい幼稚園児のカップルはどこかで見たような・・・???


帽子もスモックも、すべて手作り衣装で身を包むこの二人、なにを隠そうコスモスさんと勿忘草。


ギャラリーからは「かっわいぃ~!」の声援と笑い声。

トライアルが終わってからも、みなさんに掛けていただく言葉は「可愛かったぁ」と過去形の言葉。今だって気持は少年少女なのに・・・

2010-07-11 00:57:15 | Weblog
 沖縄問題はどこへやら、参院選の争点は消費税に・・・!その昔、税制のひとつに「租庸調」という制度があった。「租」はお米、「庸」は労役、「調」は布などの繊維製品なのだそうだ。東京・調布市は特産物の調(布)を朝廷に納めていたところからその名がついたという。布はそれほど大切なものだったらしい。

 先日の仕分け作業によって出てきた一枚の布。味気なかった我が家のテーブルがご覧のテーブルクロスで華やかに変身した。ブログに行き詰ったときは、ここでひとりコーヒーブレイクもいい。


四隅の可愛いわらべ人形のテーブルウェイトも、レース状の布も、すべてコスモスさんのお手製によるもの。

こんな素敵なテーブルクロスを作ってくれたコスモスさんは魔女

ありがとうコスモスさん
 

ほおずき市

2010-07-09 23:44:46 | Weblog
入谷の朝顔市に引き続き、場所を変えて浅草寺ではほおずき市が開かれている。

その初日、夕方から降りだした激しい雨が止んだのは夜の9時。


例年ならまだ賑わう時間帯なのに人影はまばら。売り子さんたちの手持ち無沙汰の様子にシャッターを切るのも気が引ける。
 

しかしながら雨が上がってしばらくすると、三々五々どこからともなく人が湧く。


雨上がりのひんやりとした風に吹かれて鳴る風鈴の音も悲しげに、浅草の夜は更けていった。明日は天気になるだろう。

朝顔まつり

2010-07-06 23:59:49 | Weblog
下町の夏の風物詩、入谷朝顔まつりが始まった。


入谷鬼子母神を中心に120軒の朝顔業者と100軒の露店商が並ぶ朝顔まつりは、7月6~8日の3日間行われる。



普段は交通量も多い言問通りも、午後5時からは歩行者天国になり、心配された雨も上がり、多くの人出で賑わっていた。
 


本格的な夏の訪れを告げる、入谷朝顔まつりの雰囲気を、少しでも味わっていただけたら幸いです。
 








浴衣や和服がよく似合う朝顔まつりは、花の開花が楽しめる早朝か、歩行者天国の午後5時以降がお薦めです。


仕分け作業

2010-07-05 22:54:28 | Weblog
 かつて成人病と呼ばれた生活習慣病は加齢によるものだった。メタボの原因のひとつ体脂肪のように、我が家には長年かけて溜まった衣類が捨てられずにあり、クローゼットがメタボ状態。ブランド品であったり、高価だったからとの理由だけで、10年以上も着ない衣類である。

 それを見た友人が、俺が捨ててやると言って仕分け作業が始まった。想い出もブランドも値段も関係なし。今必要か不必要かだけの判断で、僕のため息を無視して無情な廃棄処分となった衣類は、ぎゅうぎゅう詰めでゴミ袋4個分。どれもがまだ立派に着ることができるものである。

  
 おかげで我が家のクローゼットはすっきりスリムになった。残りの人生を考えれば、メタボ生活よりスリムな生き方がいい。特定保健指導による身体のメタボは疑問も残ったが、メタボクローゼットは仕分け作業により、健康的でスリムな生き方の第一歩となったのだ。これからは不要なものはどんどん捨てていこう。