勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

煮ても焼いても

2015-05-30 19:33:36 | Weblog
 思うように扱えない、または手に負えないことを「煮ても焼いても食えない」というが、煮ても焼いても美味しいものはたくさんある。


 今年は何故かソラマメに好かれたようだ。先日は九州産のソラマメが届いたが、その後もカラオケ仲間から千葉産のソラマメをいただき、そしてまたまた今年に入って3回目のソラマメが届いたのである。

 ソラマメは塩茹でして食べるのが定番のようだが、焼いても美味しいとクックパッドで紹介されていた。このソラマメも煮て食おうと焼いて食おうとどうにでもしてくれと言っているようでもあり、早速フライパンにアルミホイルを敷き蓋をして蒸し焼きにした。


 前回の経験からソラマメは熱いうちに食べるのが美味しいと知り、両面を焼いたソラマメはそのまま食べても甘く、軽く塩を振って食べても美味しい。今日の暑さに、今回は塩茹でと蒸し焼きにしたソラマメを缶ビールを片手に一度に全部食べてしまった。僕がひとりでビールを飲むのは珍しいことでもあり、今宵はほろ酔い気分で、煮ても焼いても美味しいソラマメを堪能したのである。

雨にも負けず

2015-05-27 22:05:47 | Weblog



小僧君今日も暑かったね


おじちゃん 東京は昨日に続き今日も真夏日になったらしいよ


梅雨入り前なのにね


おじちゃんは夏が好きだからうれしいんでしょ


うん でもこれから雨の季節になるから 雨や暑さに負けないようにしないとね


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋(イカ)ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル



サウイフモノニ
ワタシハナリタイ


でもおじちゃんは欲張りだし すぐ怒るし サウイフモノニナレルノカナァ


やっぱりおじちゃんは宮沢賢治にはなれそうもないか


うん おじちゃんはおじちゃんらしいほうがいいかもね


東京Hack

2015-05-22 21:46:38 | Weblog
 上野公園にはあまりにも有名な西郷さんの銅像がある。その銅像の真下に位置する上野駅前に突如現れた男女の白い彫刻人間。その名を東京Hackというらしい。


 彼らの傍に行き、写真を撮ってもいいですか?と聞くと、無言でOKサインを出した。僕がカメラを向けると、このパフォーマーを取り囲んでいた人たちが一斉にケータイやスマホのカメラで写真を撮り始めた。足元の瓶に100円硬貨を入れると、無言でありがとうのポーズをとった。


 帰り際にあなた方のパフォーマンスのコンセプトは何ですか?と問うと、やはり無言でポケットから名詞を取り出し手渡してくれた。


 東京Hackは白すぎるパフォーマンスグループであり、各種コスチューム(彫刻人間)、無声バンド、無声コント、無声ダンス、無声モデルなど、あらゆるパフォーマンスを可能にする、無限の可能性を秘めた真っ白いプロの見られ屋集団です、とツイッターでいう。白いパフォーマーたちがあなたの街に笑顔を届ける日があるかもしれません。

地産地消

2015-05-20 20:38:29 | Weblog
 「地元で生産されたものを地元で消費する」という意味で使われる「地産地消」は、生産者と消費者を結び付ける食の安全・安心が約束される「地域内食生活向上対策事業」である。


 玄界灘を臨む北九州の福岡県宗像市から、産地直送の農産物がたくさん届いた。MUNAKATA BRAND RICE「夢つくし」の他にそら豆やグリンピースなど、僕のはったり料理を刺激する素材がたくさん入った段ボール箱は玉手箱のようでもあった。



 豆果(さや)が空に向かってつくことからその名が付いたといわれるそら豆は塩茹でして、茹で立てを食べたところ、そら豆がこんなに甘くて美味しいものだと初めて知る。



 残り半分のそら豆と塩茹でしたグリンピースは、冷蔵庫にあったハムと一緒に塩麹で味付けをして炒め、夢つくしの真っ白なご飯で遠い北九州の宗像に思いを馳せながらの夕食は幸せなひとときでもあった。

三社祭

2015-05-18 23:17:54 | Weblog
 
 浅草の夏は三社祭で始まるといわれるが、好天に恵まれた日曜日は早朝から宮出しが行われ、多くの人出で賑わった。三社祭は正式名を浅草神社例大祭というが、この名称で呼ぶ人はほとんどいない。


 この三社祭りの宮出しは毎年早起きをして出かけるが、数年前から境内への入場規制が行われ、特に今年はリモコン操作によるドローンでの撮影禁止などもあり、境内での見物場所はなくなってしまった。


 この日のために訪れた千葉の友人と共に5時起をして出かけたのだが、宮出しは見られなかったものの、本社神輿と各町会の神輿の渡御を堪能してもらい、三社祭の迫力は堪能してくれたようだ。




六日の菖蒲(あやめ)

2015-05-15 20:37:42 | Weblog



小僧君 しばらくだね


ありゃ おじちゃん 今頃どうしたの?
ボク心配してたんだよ おじちゃん病気かな それともボケちゃってボクのこと忘れたのかな なんてね



ごめんごめん おじちゃんはこのところ野暮用で忙しくて 小僧君に逢いに来られなかったんだよ


野暮用なんて言って ほんとは遊び歩いてたんじゃないの


えへっ ところで 端午の節句はもう終わったけど 小僧君のこいのぼりは元気だね


もぉ~ おじちゃんは 「六日の菖蒲(あやめ)」なんだからぁ


ありゃ 小僧君 「六日の菖蒲」 なんて言葉知ってるのかい?


知ってるよ 僕だって勉強してるんだから


じゃぁ 六日の菖蒲の後に続く言葉も知ってるのかい?


「六日の菖蒲 十日の菊」って言って 時期遅れで役に立たないことをいうんだよね


菖蒲は5月5日の端午の節句に 菊は9月9日の重陽の節句に使うものだけど 
5月6日や9月10日では間に合わないからね

でもこうして小僧君に逢いに来たんだから おじちゃんのこと「夏炉冬扇」なんて言っちゃだめだよ


??? 「かろとうせん」ってなに?


夏に囲炉裏を勧め、冬に扇を差し出すことをいうんだけど 六日の菖蒲 十日の菊と同じ意味なんだよ


そっか じゃぁ おじちゃんは 連休に遊びすぎた 「過労とうさん」だね


そのうちボケじいさんになって 小僧君のことも忘れちゃうかも


おじちゃん ボケても僕のこと忘れちゃだめだよ


うん 今度は六日の菖蒲にならないうちに会いに来るから待っててね


おじちゃん それまで バイバイ



神田祭

2015-05-10 22:18:27 | Weblog
 「江戸っ子だってねぇ」 「神田の生まれよ」 「スシ食いねぇ」は、広沢虎三の次郎長伝の一節にある有名な台詞だが、江戸っ子の血を受け継ぐ神田明神では、江戸の三大祭にも数えられる神田祭が、東京の夏祭りの先陣を切って行われた。


 好天に恵まれた2015年の今年は、二年に一度の本祭であり、400年前にこの地に移ったという、遷座400年奉祝の年でもあるという。20基あまりの神輿渡御は壮観でもあり、僕の拙い解説は省くことにして、その様子の一部をご覧いただき、お祭り気分に浸っていただけたら幸いです。











エシャレット

2015-05-06 21:45:36 | Weblog
 好天に恵まれた大型連休だが、終わってみればあっという間だった。この連休は、千葉の九十九里に近いところに住み、月に1~2度泊りがけで上京しては、数人のカラオケ仲間とのど自慢に興じる、農業を営む友人が遊びに来た。


 その友人、折に触れて農作物を手土産に持って来てくれたり、送ってくれたりもする。今回は丹精込めた旬のエシャレットがお土産だった。エシャレットは、若採りのラッキョウのことだが、栄養価も高く様々な効能があるというが、連休の疲労回復には最適な野菜のようでもある。


 我がはったり料理学園の調理方法は、青い葉も食べられるので、葉と共に小口に切って粗みじんにし、甘酢漬けのラッキョウを加え、更に塩麹で和える。 


 画像の左の保存容器がベースとなるエシャレットとラッキョウと塩麹の和えたもの。右はそのベースに味噌を加えたものだが、どちらも応用範囲が広がる。


 20本ほど残したエシャレットは、3~4本づつ豚のばら肉で巻いて、健康にいいといわれるオリーブオイルで、野菜と共に焼いて、焼き肉のたれをかけただけ。


 ベースのエシャレットと塩麹の和えたものは、乱切りのナスときゅうりで和えると、サラダ感覚の漬物になる。味噌を加えたエシャレットは味噌汁にしたが、いつもと違う独特の風合いの、おしゃれっとな味噌汁になった。千葉の友人に感謝である。

うなぎの尾花

2015-05-04 22:27:13 | Weblog
 GW真っ只中、歌が飯より好きといってもいいカラオケ仲間を案内して、男4人で出かけたのは、我が家からほど近い南千住にある、名にし負う鰻の尾花という店。JRの線路際の人通りの少ない場所にあるが、開店前の午前11:00に着くとシャッターの前には既に20人ほどが列を作っている。時間と共に人の数は増え長蛇の列になった。


 炎天下で待つこと30分、開店と同時に1巡目で案内された我々が注文したのは、うな重の他に、きゅうりと鰻の酢の物のうざくと、鰻を芯に巻いた卵焼きのう巻き、そしてビール。このお店は注文を受けてから鰻をさばいて調理するので、ここでもビールを飲みながらうな重が出るまで30分は待った。 

 しかし、仲間たちはそのとろけるように柔らかい鰻の旨さに舌鼓を打ち、こんな美味しい鰻を食べたのは初めてと言って大喜びをしてくれたので、僕としては大満足。帰りがけに見た隣の駐車場には、京都ナンバーや、鰻の本場である浜松ナンバーの車が停まっていた。食事の後は、昼間から営業しているカラオケスナックで喉を競ったのは言うまでもない。

岩タバコ

2015-05-02 14:30:41 | Weblog
 湿った岩場に群生し、葉がタバコの葉に似ていることからその名が付いたといわれる岩タバコが咲いた。葉には薬効があり、食べ過ぎ、飲み過ぎ、食欲不振などに効くのだとか。僕のように遊び過ぎ、歳のとり過ぎには効きそうもないが。


 数日前は2輪ほどだった花が、このところの暑さで一気に花開き、暑さのためなのかこの花の習性なのか、ちょっとうなだれている。 

 
 しかし夏が好きな僕はこの暑さを大歓迎し、うなだれるどころか、元気いっぱい。遠くから泊りがけで遊びに来るカラオケ仲間数人と遊び歩く連休になりそうである。