勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

東京大空襲

2007-03-09 16:18:28 | Weblog
 一夜にして10万人が亡くなったといわれる東京大空襲は、1945年3月10日の夜のこと。満2歳に満たない僕に記憶があるはずも無く、母から聞いた話によると、疎開した埼玉でも、真っ赤に燃える空が見えたという。仕事の事情で東京に残した長女の姉を心配した母は、父に言った。「もしあの子に何かあったら一生恨むから・・・」
 幸い姉は無事だったが、その夜多くの命が奪われた。火の海となって、熱さに耐えられず飛び込んだ隅田川には、多くの死体が浮いたと聞く。
隅田川に架かる言問橋の袂には、戦災慰霊碑が建立され、花が耐えない。

 東京都では、平成2年に、3月10日を「東京都平和の日」と定めている。2万7千人が亡くなった墨田区では、15万羽の折鶴で作られた「平和のオブジェ」が完成した。

 平和を願う箱から鳩が飛びだす図柄は、高さ12メートル、幅8メートルあり、墨田区役所に飾られたこのオブジェの前で、9日、平和祈念コンサートが開かれた。

 オブジェ前には、平和への願いが込められた、各界から寄せられたメッセージや、区内の小学生からのメーセージも展示されている。

美しい国は戦争のない平和な国から作られると思うのですが、安倍さん。
2007.03.09