勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

昨日・今日・明日

2008-12-31 00:00:00 | Weblog
 昨日があって今日がある、今日があるから明日が来る。昨日は今日ではなく、今日は明日ではない。より良い明日のために今日がある。生命ある今日という日を大切にしたい。
 間もなく2008年が静かに暮れようとしている。今年一年が無事に終るであろうことを感謝し、お世話になった皆様に“ありがとう”の言葉に込めて、ゆく年を想い出に残し、くる年に希望を託そう。

 新しい年が皆様にとっても良い年でありますよう、お祈り申し上げます。今年も拙い我がブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。

≪画像は我がマンションの最上階から望む、ライトアップされた浅草寺の五重塔です≫
 

金の雫

2008-12-29 22:39:19 | Weblog
2週間前に蜂蜜に漬けた金柑が、美味しいジュースになりました。
 木からもいだ生のままの金柑を、蜂蜜に入れてレンジでチン。そのまま放っておいた金柑の蜂蜜漬け。生(き)のままでは甘すぎるので、スポーツドリンクで割って飲んだら、金柑独特の香りと風味の、喉に優しい飲み物になっていた。一粒ジュースに入れた金柑を最後に食べたら、これも美味い。作り方が正しいかどうかは知らないが、来年はもっとたくさん作ってみよう。

♪りんごのひとりごと

2008-12-28 00:16:13 | Weblog


私は真っ赤な りんごです
お国は寒い 北の国
りんご畑の 晴れた日に
箱につめられ
汽車ぽっぽ
町の市場へ着きました
りんご りんご りんご
りんご 可愛い ひとりごと

An apple a day keeps the doctor away.

 イギリスには、「一日一個のりんごは医者を遠ざける」という諺があるらしい。りんごに含まれる栄養分は、食物繊維の一種で、コレステロールの増加を抑えるペクチン、精神的、肉体的疲労の原因となる乳酸を減らすリンゴ酸、高血圧の原因となる余分なナトリウムを体内から排泄するカリウム、などが含まれ、美容と健康に欠かせない果物だそうだ。

  という訳で求めた青森県産リンゴ果汁100%の、ネーミングも前向きな「希望の雫」。色、味、香り、そのすべてがりんご本来の持ち味を損なわず、美味しいものだった。

-希望の雫-

傷ついてもいい
汚れてもいい
心がきれいならば

落ちこぼれでもいい
弱虫でもいい
心がやさしければ

つまずいたっていい
転んだっていい
再び起き上がれば
それでいい

涙はみんな希望の雫

◇ワスレナグサ◇
 
 

り~んご~の きもち~は~
よ~く~ わ~か~る~ 
りんご~ かわいや~ 
かわいや り~ん~ご~

寒い朝

2008-12-27 01:08:32 | Weblog
 クリスマスも終わり、今年も残り少なくなった26日の東京は、晴天に恵まれたが、冷たい北風が吹き荒れた。各地で大雪の便りも聞かれた今年一番の寒波に、北風も太陽も旅人のコートを脱がすことはできないだろう。
 この寒さにもめげず、我が家のベランダでは、雪ならぬユキヤナギが白い花を咲かせている。
 葉の散り落ちた枝には、新しい芽が春を待っているのに、散りそびれた葉のある枝からは、雪の結晶のような白い花が春を待ちきれずに微笑んでいる。

北風吹きぬく 寒い朝も
心ひとつで 暖かくなる
清らかに咲いた 可憐な花を
みどりの髪に かざして今日も ああ
北風の中に 聞こうよ春を
北風の中に 聞こうよ春を

 『冬来たりなば 春遠からじ』というが、今年も間もなく暮れようとしている。光陰は矢の如しでもある。

依存症

2008-12-25 23:13:56 | Weblog
 22日(月)の朝、突然ネットに繋がらなくなった。PC内のトラブル発生かと、あまり使わないノートパソコンを開くが、やはりネットには繋がらない。「信号の品質、非常に良い」と表示された。無線LANのトラブルではなさそうだ。知り得る限りの方法を試みるうちに、何故かネットに繋がった。ホッとしながら、皆さんのブログに訪問しコメントを残す。しかし、ネットへの接続は不安定。自身のブログの更新作業の途中で、再び繋がらなくなった。それからネットへの接続が不能となる。
 夜遅く、仕事から帰ってPC教室経営の弟に電話しようとして、固定電話が使えないことに気がつく。ネットに繋がらないわけだ。携帯電話で弟に指示を仰ぐ。モデムの電源を切ってリセットを試みるが、それでも復旧はしなかった。このような場合、リセットで復旧することがあるらしい。

 翌朝、ヤフーのテクニカルサポートセンターに電話する。指示に従い確認の末、マンションの共用設備と部屋の電話端子までに異常があることがわかった。モデムの故障も考えられるという。業者の派遣と、モデムの交換に数日かかるという。

 携帯電話を取り上げられるとパニックを起こし、何もできなくなるという若者を、白眼視していた。ネットに繋がらなくなったPCの前で呆然とする我が身に、携帯電話を失った若者の姿がダブった。

 今日(25日)、ヤフーから派遣された作業員によって、マンションの各部屋に分配する設備に異常が認められ、電源のリセットにより設備は復旧したが、念のための共用部分のスプリッターの予防交換を行うが、モデムが作動しない。配送の不手際により、遅れて配達されたモデムの梱包を解くのももどかしく、はやる気持ちを押さえながらモデムの交換で、やっとネットに繋がった。共用部分の設備と、モデムのダブルの不具合が重なったらしい。

 当たり前にPCがあり、当たり前のインターネット・ライフに慣れていたある日、突然それを奪われた時のフラストレーションが、これほど大きいことを始めて知る。数日間の電話の不通と、ネットへの接続不能。電話は携帯に頼れるが、日常的にそばにあって、その存在に慣れてしまっていると、その有り難さに気がつかないことが多い。インターネットが使えなくなった数日間が、そんなことを教えてくれた。 あなたのそばの大切なもの、見失っていませんか?

欧米化?

2008-12-20 10:40:39 | Weblog
 朝食はパンとコーヒーという方は多いだろう。僕にとってパンはおやつであって食事にはならない。みそ汁と漬物がない食事は考えられなかった。
 毎日通勤で通る商店街にあるしゃれたパン屋さんも、僕にとっては、どこにでもある普通のパン屋さんでしかなかった。
 ここのパン屋さんが美味しいと聞いて、一度は買ってみようと立ち寄った。種類の多さにどれを選ぼうか迷いに迷って買った数種類のパン。
 焼きたてのパンの香りが食欲をそそる。朝の10時まではコーヒーのサービス付きである。一口食べて驚いた。カリッという歯ざわりと、香ばしさが口いっぱいに広がった。微妙な味わいは今まで経験したことのない衝撃。パンってこんなに美味いものなのか?どれもがそれぞれの味を引き立てる隠し味がある。今日から僕の食生活は欧米化しそうである。

もういくつ寝ると・・・

2008-12-19 00:15:20 | Weblog
 2008年もいよいよ残り少なくなった。子供の頃、待ち遠しかったお正月と誕生日。今になると、どちらも来て欲しくない。

 早く大人になりたかった子供の頃、一年が長く感じられた。大人になれば勉強もしなくていい、何でも好きなことが出来、何でも自由に買うことが出来る、そう思っていた。大人になってみると思うようにいかないことばかり。もう一度子供に戻りたいけれど、それは無理。人生残り少なくなった今、一年が次第に短くなってくる。
 ニュースを見聞きすれば、未曾有な不況不況と叫ぶばかり。浅草寺境内で開かれている羽子板市も、心なし、人出も少ないようだ。来て欲しくないお正月だが、気持ちを切り替える区切りとしてはいいかもしれない。
 

お正月には まりついて
追い羽根ついて あそびましょう
 
 景気をハネ上げ、邪気をハネ飛ばす縁起物といわれる羽子板で、来年は良い年になってくれるといいのだが。未曾有な政治の混迷、頻繁に前言を翻す無節操。この日本、そんなリーダーに任せていいのだろうか?

早く こい こい
好景気

キューピット

2008-12-18 01:37:21 | Weblog
  ローマ神話の恋の神クピドの英語読みがキューピット。翼を生やして弓矢を持つ裸の少年キューピットの矢に当たった者は恋をするという。そのキューピットをモデルにしたのが、キューピーさんだとか。
 我が家にはこんなに多くのキューピーさんがいるのに、僕の胸に恋の矢は飛んでこない。

それどころか、二人のキューピーさんはかわいい顔して身体にお絵描きまでしているのだ。
 
そして背中では般若が僕を睨んでる。

 今年の浅草三社祭で見た、お絵描きキューピーさんの携帯ストラップ、ず~っと欲しいと思っていた。付けている人からみて、オリジナルな一点ものと思っていたら、浅草で見つけた。

 新仲見世通りの人形の店、高久さんの店先に並んだお絵描きキューピーさん。大きい2体は、手描きのオリジナルもので、注文で作るそうだ。店の人の話によると、そもそも身体にお絵描きをした人が、同じものをキューピーさんの身体に描いてもらったことから始まったという。

 お絵描きキューピーさんのストラップは数種類あり、1個1,050円。製造が間に合わないほどの人気だという。5個ほどまとめ買いをしてしまった。

マイブーム

2008-12-16 00:00:44 | Weblog
 自分では、ほとんど作ることのなかったお好み焼き、最近はマイブームになった。具材さえ揃えれば、手軽で一度に多くの食材を摂れる。そんな折、コスモス家から我が家に嫁入りしたホットプレートが活躍してくれる。
 先日、コスモスさんが抽選で当てたという、一人用のホットプレート。ラブラブご主人と二人では小さいからと、一人暮らしの寂しい我が家に嫁いで来た。
 自家製の梅酒を友に、ひとり寂しく食べるお好み焼き。お好みの人と二人、差し向かいで食べてみたいが、ホットフレンドもいない。偶にはこのホットプレートで、こんがりと妬きもちでも焼いてみたいものだが。

篝火

2008-12-15 00:00:01 | Weblog
月も朧に白魚の 篝(かがり)もかすむ 春の空

 ご存知、歌舞伎「三人吉三巴白波」での、お嬢吉三の名台詞である。歌舞伎の世界での篝火(かがりび)は春が似合うようだが、冬に似合う篝火もある。  


うす紅色の シクラメンほど 
まぶしいものはない 
恋する時の 君のようです


と、歌われたシクラメン、和名を「カガリビバナ」ともいうらしい。
 花屋の店先には冬の花、ポインセチアとシクラメンが所狭しと並んでいる。中でもひと際、燃えるように辺りを明るく照らしている鉢があった。部屋を明るくしようと屑篭で作った篝火まがいの灯りと並べてみた。

 これで我が家には三つの篝火が揃った。シクラメンの花と、手製の灯りと、僕の頭。どれが一番輝いているかは、ご想像にお任せする。

蜜柑金柑酒の燗

2008-12-14 00:05:42 | Weblog
 柔らかな冬の陽に輝く黄金の玉二つ。その実の色から名が付いたという金柑。
 手の届くところの実をひとつ口に含んでみた。甘い香りが口いっぱいに広がった。スーパーで買う金柑とは一味違う。この金柑の実が欲しくなったが、持ち主が見当たらない。数個の実を黙っていただいてきた。

 金柑は喉にいいという。「♪ミカン キンカン サケノカン ヨメゴモタセニャ ハタラカン」などと口ずさみながら、みかんの花のハチミツに漬けてみた。これを飲んだら、いい声になるかなぁ♪ 

 昔のCMのキンカンソング、ご存知の方は少ないだろうが、このCMで歌われたキンカンは「株式会社 金冠堂」の塗り薬で、金柑とは無縁のようだ。

 懐かしいこのオリジナルCMソングを聴くことができます。興味のある方はこちら でどうぞ。ページを開いたら、PLAYをクリックしてください。このメロディー、頭から離れなくなります♪

しのぶ

2008-12-13 00:21:31 | Weblog
 小春日和というには時遅く、師走も半ばのここ数日、1ヶ月も時が後戻りした暖かさだという。
 部屋の奥まで射し込んだ冬の陽射しは、汗ばむほどの温室のよう。出番のない暖房器具が寂しそう。

窓辺に置いたシノブは青々として元気いっぱい。
  
 雨が降らなくても乾燥に耐え忍ぶという意味からきたというシノブ。毎年冬には葉を枯らすのだが、「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ・・・」 と、云わんばかりに次々と新しい芽が顔を出している。我が恋の芽も、時期外れの芽を出してくれないだろうか♪

エコ配

2008-12-12 00:04:49 | Weblog
 子供の頃、僕が育った農村ではリヤカーが必需品だった。どこの農家も一家に一台は必ずあった。
 そのリヤカーが、都会の街なかを走る姿が目に付く。お歳暮の時期の今、宅配業者の電動自転車で走るリヤカーが大活躍をしている。我が家に来た配達員に聞くと、CO2削減の一環だという。
 我が国の温室効果ガス排出量の約95%はCO2が占めているらしい。その約2割を運輸部門が占め、これを抑制するための手段がこのエコ配だそうだ。

 不景気風が吹き荒れる中、これから暮れにかけて大忙しだろうが、風の日や雨の日は大変だろうな。

勿体ない

2008-12-11 00:32:52 | Weblog
 身の回りにある生活用品で、使いかけてそのままになったものを数え上げたらきりがない。日常的でない料理のために買った香辛料や調味料。また日用品の修理のための接着剤などは、使い切らないうちにあることさえ忘れている。

 そんな中でも、ラミネートチューブに入った練り歯磨きは、毎日使うものでもあり、無駄なく使いきれるもののひとつだろう。しかし、使い終わったと思って、そのまま捨てる事なかれ。チューブの尻を摘まんで下向きに何度も振ると、出てくるわ出てくるわ、たっぷり数回は使える。
 そんな時、小さな事だが、勿体ない精神を言い訳に、とても得をした気分になれる。さて、今夜もチューブに残っている練り歯磨きで歯を磨いて、ゆっくりと寝ることにしよう。Good-night.

いのちの旅

2008-12-09 02:06:37 | Weblog
冷たい北風に吹かれて散る枯葉が、本格的な冬の訪れを告げる。
 春、大きな木の枝に生まれ、夏にはりっぱな体に成長した葉っぱのフレディは、秋になると、他の葉っぱたちとともに一気に紅葉した。そしてある晩、突然襲ってきた寒さにふるえた。
 その日の夕暮れ、金色の光の中を仲間のダニエルは、フレディに「さようなら」と言って枝をはなれていった。枝をはなれた枯葉は、土や根や木の中で、新しい葉っぱを生み出す準備をするのだと、親友のダニエルから教えられたフレディは、「いのち」は永遠だと知る。(「葉っぱのフレディ」から)
 
 10月の終わりに近いある日、一輪咲いたのを確認した御会式桜 が、紅葉した葉が風に散るのを横目に、次々と花を開かせている。
 赤く色づいた葉と妍(けん)を競うかのように、青空に向かって咲く薄桃色の花は、「咲かせ~て 咲かせ~て 桃色吐息♪」と歌っているようでもある。
 これから寒い冬に向かって咲き続け、来年の4月頃まで咲くというこの御会式桜。毎日この花の下を通るのが楽しみである。