勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

フロイデ♪

2005-12-31 11:00:38 | Weblog
         歓喜に寄す(An die Freude)

         歓喜、歓喜、美わしき神の輝き
         楽園の娘等よ
         我ら炎の如く酔いて
         御空なる神殿に入らん!

         汝が魔力は
         昔も今に変らずに
         総ての人みな兄弟となる
         汝が優しき翼のある処には

         希望のかなえられし者
         友中の友を得たるもの
         また優しき妻を得たるもの
         その歓喜に和せよ

         や!ひとつの魂をも
         地上の友と称え得る者も
         そして、一度もそれを得ざりし者は
         涙して、そして友より去れよ

         歓喜は万物を
         自然の胸の中に飲み
         総ての善き人、悪しき人も
         歓喜の行きし かぐわしの道を追う

         歓喜は接吻と酒
         死にも妨げられぬ友を与え
         小さき虫にも快楽あり
         天使ヒェルップは神の御前に立つ
 
          歓喜に充ちて神の陽の如く
          大いなる御空を駆けめぐる
          行け 兄弟たちよ、汝が道を
          愉しげに 勝利に向う勇士の如く

         百万の人達よ、相抱け
         この世すべてにこの接吻を与えよ
         兄弟よ、星光る大空のかなたに
         慕うべき神のまします
         百万の人達よ ひざまずきしか
         汝、神を知るや 大空のかなたを見よ
         星の彼方に神ぞまします  

              詩・フリードリヒ・フォン・シラー  

 カラヤン指揮 ベートーヴェン≪交響曲第九番・合唱≫から引用


                  

我が古きレコードも何年も針を落としておらず、泣いているようです。 

   ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 年末になると恒例のように演奏される「第九」は日本特有の現象だそうです。
第二次世界大戦後の1947年12月、N響が演奏して以後多くのオーケストラが演奏するようになったといわれています。

    ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

           希望のかなえられしもの
         友中の友を得たるもの
         また優しき妻を得たるもの
         その歓喜に和せよ

         歓喜に充ちて神の陽の如く
         大いなる御空を駆けめぐる
         行け 兄弟たちよ、汝が道を
         愉しげに 勝利に向う勇士の如く


 皆様、今年一年のお付き合いありがとうございました。
皆様とお会いできたことにより、皆様の個性溢れる文章や感じ方、そして美しい写真の数々からも多くの感動をいただき、多くのことを学ばせていただきました。

 年だけは無駄に重ねた未熟な僕ですが、若い皆様からはその若さと感性を、経験豊かな方からはその知恵を学ばせていただきたいと思います。
これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。

 来年も皆様にとって歓喜の年でありますようお祈りし、またお会いできることを楽しみにしております。
2005.12.31                           勿忘草

ふぁいと~♪

2005-12-30 12:03:34 | Weblog
 一昨日の深夜から発熱し、ただいま熱と戦っています。
今年も残すところあと一日、お忙しいことと思いますがどうぞ僕のように風邪など召さぬようお気をつけ下さい。
明日もお目にかかりたいと思いますので、この辺で・・・。

コメントの返事と皆様への訪問が出来ないこと、ご容赦ください。
2005.12.30

ポチ袋

2005-12-28 17:45:47 | Weblog
 慌しい年末ですが、今年も残すところあと3日ですね。いつも思うのだが、12月31日と1月1日では何が違うのだろうかと。
そうは思いながらも、やはり新しい年の初めは何か新鮮な気持ちになってうれしいもの。

 お正月になると必ず必要になるものがある。ポチ袋だ。
何故ポチ袋というのだろうか、と長い間疑問に思っていた。
そこで調べてみました。

 我が大辞林によると、
「ポチ」とは ①小さい点 ②(京阪地方で)芸妓や茶屋女などに与える祝儀。はな。チップ。

「ポチ袋」は祝儀やお年玉などを入れる、小さな熨斗袋(のしぶくろ)。
とある。「点袋」とも書くらしい。
また、フランス語の「プチ」を語源とする説もあるが、時代的に考えて不自然と思われるそうだ。

 ところで皆さんはどのようなポチ袋をお使いですか?
こんな手作りのポチ袋で点数を稼いでみてはいかがでしょう。



       【作り方】材料:150mm×150mm の折り紙
         
         
         
         
         
         
         
         
         
          
          

(画像が小さく解りづらいのでクリックで大きくして下さい)

       このポチ袋は、広げて器としても使えます。
         
         
         
         
         

 こんなポチ袋なら、中身をちょっとごまかせるかもしれませんよ。
2005.12.28

冬景色

2005-12-27 14:56:43 | Weblog
 
 
 
 
◆さて、冬枯れの景色こそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。


◆汀(みぎわ)の草に紅葉の散りとどまりて、霜いと白う置ける朝(あした)、遣水(やりみず)より煙(けぶり)の立つこそおかしけれ。

 
 
 
◆年の暮れ果てて、人ごとに急ぎ合えるころぞ、またなくあわれなる。
すさまじきものにして見る人もなき月の、寒けく澄める二十日余りの空こそ、心細きものなれ。
                                 『徒然草』より
 
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆「な、人生に絶対ということはないのだ。いいか」と昨日の朝、父が新聞を読んで言いました。
 「1位と表彰されても安心しちゃいかん。フィギュアの織田信成選手を見ろ。ご先祖の信長に似て夢も幻となった。審判が不手際だったからだ。実に教訓的である」と、重々しい口ぶりでした。

 夕方、破った馬券を手に、父がしょんぼりしています。有馬記念で、ディープインパクトが負けたからです。
父には教訓が生かされなかったようです。
                           朝日新聞『素粒子』より 
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今年も残り僅かとなりました。あなたが今年得た教訓は何ですか?
2005.12.27

大地の?

2005-12-26 01:41:53 | Weblog
    
        これをなんと説明したらいいのでしょう。

 天然補助食品 沖縄限定 大地の うんこ 商標登録申請中
 名称  ウコン加工食品 とあります。 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○健康食品製造・販売の「たいせい」(沖縄県浦添市、儀間加代子代表)が販売するウコン顆粒健康食品「大地のうんこ」が、沖縄で静かな話題になっている。肝機能を助けるなど健康をボトムアップする効果が知られるウコン。沖縄はその産地で古くから食生活に用いられてきた。「たいせい」では、このウコンにインドネシア原産の薬草ナガエカサと天然乾燥蜂蜜をブレンドし粒状に加工。飲酒の機会の多い人や食欲不振に最適という。奇抜な商品名は「以前はウコンが今のように知られておらず、観光客によく『うんこ』と間違われた」(儀間代表)ことを逆手にとったもの。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 この話題こちらからヒントを得ました。夢を壊してごめんなさい。
2005.12.26

Merry X’mas

2005-12-24 23:55:18 | Weblog
       

 今宵あなたはクリスマスイブをどのようにお過ごしになりましたか?

       

 素敵なイブの夜を過ごされた方、それなりの方、そうでなかった方、そんな貴女と貴方へ僕からのプレゼントです。
 一輪のバラの花を添えてエンジェルキッスをお届けします。(バラはクリックで大きくなります)

       
        
        
 
 来る年があなたにとっていい年である事を祈り、無事であったこの一年への感謝を込めて、Merry X'mas. 
2005.12.24

サンタが我が家にやってきた

2005-12-23 23:12:28 | Weblog
       
 昨日曇りガラスを手で拭いてみたら、おもいがけず特別な明日がやって来ました。一日早く我が家にサンタがやってきたのです。

 朝、仕事に出かける準備をしていると、
「ピンポーン」「宅急便で~す」
予期しない宅配便が届くと、ちょっとワクワクするものだ。

       
 そして届いたものは箱入りのイチゴ、差出人はなんと禰里吉さん。
そうです「二人だけのオフ会」で紹介し、このブログへのコメントでもご存知の彼です。

        
             
 JA遠州夢咲いちご委員会の「あきひめ」という名のこのイチゴ、あけてびっくり大イチゴ。卵とほとんど変らない大きさと、その甘さは今まで味わったことのない美味しいイチゴです。酸味が少なく、口の中でとろけるようなその甘さは絶品。
そしてお礼のメールの返信によると、このイチゴ彼の従兄弟の方が作っているそうです。

 今日は朝からとても嬉しくて、仕事にも張り合いが出て疲れも半減です。
皆さんにもおすそわけしますので、どうぞ目で味わってください。

 一足早いクリスマスプレゼント、禰里吉さんありがとう。

 たまには曇りガラスも拭いてみるものですね。
2005.12.23

さざんかの湯

2005-12-22 23:57:07 | Weblog
       

 曇りガラスを手で拭いても、明日は見えてこないけど、特別な明日でなくてもいい、平凡な明日が来ることが幸せ。

 冬至の今日、東京は、いや日本列島全体が特別寒い一日だったようだ。
我が仕事はこの時期は一年のうちでも一番気ぜわしい時期。
忙しい、忙しいといって心を亡くしがちである。

 そこで今夜は心を亡くさないよう、ゆっくりと柚子湯に入り身も心も温めて早寝することにした。
先日紹介した鬼柚子と一緒に、公園に咲いていたさざんかの花びらも湯に浮かせてみた。
柚子のいい香りにリラックスできました。

 今宵は皆さんへの不義理、お許しを・・・
2005.12.23

見て見ぬふり

2005-12-21 23:56:40 | Weblog
 江戸の町には町屋講というシステムがあった。お互いに知恵を出し合い、助けあう相互扶助システムとして、寺子屋でも「講とは世の中のこと、漢字では世間と書く」と教え、子どもの頃から人と人がしっかりと手を取り合い、安心して住むことが出来る世の中にすることを教えたそうです。「江戸の繁盛しぐさ」より

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 或る日、地下鉄に乗ったときのことです。
程々に混んだ電車の中ほどに、中途半端な座り方をしている男性がいました。
よく見ると、隣の女性との間に、その女性の持ち物であると思われるハンドバッグが置かれていました。
そのため気の弱そうなその中年男性は深く座れず、椅子にちょっとだけ腰を乗せて座っていたのです。
隣の女性は、深々と座り平気な顔をしているのを見て、僕は黙っていられなくなり、側まで行ってその女性にいいました。
「そのバッグどかしなさい!」
すると女性は、驚いたような顔をして僕に「すみません」と言ってバッグを膝に乗せたのです。
男性は降りるとき、ちょこんと僕に頭を下げて降りて行きました。

 また別の日です。
やはり電車に乗ると、立っている人もいるのに誰も座っていない一角があります。
見るとそこには労務者風の風情のよくない男が足を投げ出し、ふん反り返って座っていました。
僕はその足を静かに払いのけてそこに座りました。
その男はそれを腹立たしく思ったのでしょう、腕をまくりあげ二の腕の刺青を見せ付けています。
僕は知らん顔をして前を向いて座っていました。しばらくすると、向かいの女性が僕に目配せをして何かを訴えています。
チラッと横を見ると、その男、先の尖った工具のようなものを僕に突きつけようとしています。
僕は、不本意ながら、このままで何かが起きてもつまらないと思い、立ち上がって少し離れたところに立ちました。
幸い何事もなく済みましたが、僕にはこのような輩(やから)許せないのです。

 正義を振りかざすつもりも、道徳を導き出すつもりもありません。
自分自身、正しく、道徳的に生きているわけではありませんが、他人に大きな迷惑をかけることはしたくないし、黙っていられないのです。

 ただ、このようなことは危険を伴うので、やはり見て見ぬ振りをするほうがいいこともあるようです。
皆さんは気をつけてくださいね。
2005.12.21

江戸しぐさ

2005-12-20 23:36:48 | Weblog
 最近知った言葉の一つに「江戸しぐさ」というのがある。
江戸の町を支えた町衆たちが、生活の中で起きる摩擦を防ぐために考えた「江戸考」というネットワークを通して伝えた生活の知恵だそうだ。
それらを「江戸の繁盛しぐさ」といって、江戸っ子の粋な立ち居振る舞いは、現代社会でも学ぶべき事が多いといわれる。

 我が身を振り返り、あまりにも身に付いていない事を恥、新聞に紹介された越川禮子氏の本を読んでみた。そのいくつかを紹介します。

       

☆往来しぐさ

【韋駄天しぐさ】
 韋駄天とは、仏舎利を奪って逃げた鬼を追いかけて捕らえ、また、僧の急難を走って行って救ったといわれる神。
江戸の町では非常に早く走る事は禁じられていた。人にぶつかったりして事故のもとになるからである。

【うかつあやまり】
 人込みの中で足を踏まれたとき、踏んだほうは言うまでもないが、踏まれたほうも「こちらこそうっかりしていまして」とあやまる。こうすればトゲトゲしさなくなる。
欧米では「わたしの足が大きいから踏まれたのだ」というユーモラスな表現がある。
  
【会釈のまなざし】
 すれ違いのしぐさ。お互いにさりげなく目であいさつし合うことで和やかになる。目は口ほどにものを言い、である。

【傘かしげ】
 雨や雪の日、相手も自分も傘を外側に傾けてすっとすれ違う。
お互いの身体に雨や雪のしずくがかからないようにするとともに、ぶつかって傘を破らないようにする意味も含んでいた。

【肩ひき】
 心は肩かしげと同じである。狭い裏通りや路地を歩いていて、向こうから人が来た場合、お互いに右肩を少し後ろにひいて身体全体を少し斜めにし、胸と胸を合わせる格好ですれ違う。腕もおのずからひく格好になる。

【片目だし】
 屋内から道路に出る時、まず右、そして左と顔を実際に動かし、様子をうかがってからにする。
信号がなくても江戸の町では十字路では広いほうが狭いほうより優先、どちらとも言えぬ場合は先に来たほうが優先というルールがあった。

【こぶし腰浮かせ】
 川の渡し場で、乗合舟の客たちが舟が出るのを待っているとき、あとから乗ってきた客のために、先客の二、三人は腰の両側にこぶしをついて腰を浮かせ、こぶし一つ分の幅をつめながら、一人分の空間を作る。
譲り合う気持ちや気配がちょっとした中腰の姿勢でお互い察し合えた。
電車やバスでも新客が乗ってきたらこうしたいしぐさである。一人ふんぞりかえっているのはマナー違反。

【七三歩きのしぐさ】
 道路の七分目は公道とし、自分の道は三分と考えて歩く。こうして道を空けておくことで、けが人を運ぶ人も、急ぎの人も気がねしないで往来できる。

【横切りしぐさ】
 人の前を横切る事は無礼とされた。
現代では時間に追われて、つい人の前を横切ったり、半ば突き飛ばすように追い抜く事をしがちだが心すべきだろう。

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 乗り物でサッと座席を詰める「こぶし腰浮かせ」、人ごみですれ違うときにスッと肩を引く「肩ひき」など、さりげない気遣いを表わすしぐさの数々。
できそうでなかなかできないこれ等のしぐさ、はたして僕にはどれだけのことが出来るだろうか・・・?

 江戸しぐさを粋にこなすコツは「思った瞬間にサッと動くこと」だという。

 著者の越川さんは言う、「多くの人に広まれば、過ごしやすい世の中になりそうですね」と。
2005.12.20

羽子板市

2005-12-19 23:53:42 | Weblog
 年の瀬の下町浅草の風物詩「羽子板市」が17日から今日19日まで開かれ、境内には約50店が軒を連ね、歌舞伎を題材にした華やかな押し絵羽子板や、今年話題を呼んだスポーツ選手などを題材にした「変わり羽子板」も並んでいた。

 
 
 
 
 
  
 今日は最終日で月曜日、また今年一番の寒気の訪れもあり、人出も例年より少なく感じました。
いよいよ今年も終わりに近づいてきましたね。
皆さんにとって、良い年が来ることを祈っています。
2005.12.19

坂道

2005-12-18 23:51:57 | Weblog
 日本には上り坂と下り坂とどっちが多い?なんていう馬鹿なクイズで喜んだ時代もあった。

 人生には上り坂もあれば、下り坂もある。上がれば下がるし、下がれば必ず上がるときが来る。
わが人生、既に下り坂をまっしぐら、でも後悔はしていない。
欲をいえばきりがないが、まぁ~、こんなものだろうと思う。

 日本には有名な坂がたくさんあるが、その昔、九州旅行をしたときの長崎のオランダ坂は印象深い坂だった。

 台東区の鶯谷駅前の新坂はパンダが迎えてくれます。春には桜がきれいです。

        
       
       
        

 文京区池之端には、さだまさしの歌でも有名な無縁坂という名の坂があります。

         無縁坂
               作詞・作曲:さだまさし
               唄:グレープ 
  1  母がまだ若い頃 僕の手をひいて
    この坂を登るたび いつもため息をついた
    ため息つけば それで済む
    後ろだけは見ちゃだめと
    笑ってた白い手は とてもやわらかだった
    運がいいとか 悪いとか
    人はときどき 口にするけど
    そういうことって たしかにあると
    あなたを見てて そう思う
    忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂
    かみしめるような
    ささやかな 僕の母の人生

  2 いつかしら僕よりも 母は小さくなった
    知らぬまに白い手は とても小さくなった
    母はすべてを 暦にきざんで
    流して来たんだろう
    悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに
    運がいいとか 悪いとか
    人はときどき 口にするけど
    めぐる暦は 季節の中で
    ただよいながら 過ぎてゆく
    忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂
    かみしめるような
    ささやかな 僕の母の人生


 近くには忍ヶ岡という地名もあり、上野公園の不忍池と連なっている。この詩の中の「忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂」というのは、この忍ヶ岡と不忍池をかけているようだ。

 皆さんのお近くにはどんな坂がありますか?

 東京の坂の紹介がこちらにあります。
2005.12.18

5り霧中

2005-12-17 21:36:10 | Weblog
 朝日新聞≪素粒子≫から

☆やっぱり
 非アネハ系の建物にも強度偽装の疑いありと国交省。

☆がっくり
 演説のような喚問をした議員。自民党幹事長も謝る。

☆ちゃっかり
 あちこちにジェイコム株成金。誤発注のおかげ。

☆びっくり
 フィギュアスケート・グランプリファイナル優勝の真央ちゃん連発。
15歳、のびやか。

☆どっかり
 上空に寒気団。〈海へ還る地吹雪晩年泣かぬ母〉慎爾(しんじ)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 

 あなたはどれをしっかりと見たいですか。

 僕はフィギュアスケートの浅田真央ちゃんの快挙に拍手を送ります。
可愛くて、キュートな彼女がオリンピックに出られないのがちょっと残念ですが。

 明治期の実業家の草分け、渋沢栄一が掲げた主張に「右手にそろばん、左手に論語」という言葉があるそうだ。
利潤の追求と道徳という、一見相いれない二つのものをあえて両の手に掲げたのは「商売の徳は売るものも買ふものも共に利益を得て悦ぶ所にある」と述べているそうです。
「やっぱり」や「ちゃっかり」には、そろばんだけで、論語などは論外なのだろう。

 そしてここには、もっといい言葉がたくさんあります。

 17日~19日にかけて、この冬一番の寒気が日本列島にどっかりと流れ込み、各地で大雪の恐れがあるそうです。
皆さん寒さに負けないよう、お気をつけ下さい。
2005.12.17

悲しみは駆け足でやってくる

2005-12-16 23:14:21 | Weblog
       
       悲しみは駆け足でやって来る
                       アン真理子 作詞
                      中川克彦  作曲

      
        明日という字は 明るい日とかくのね
      あなたとわたしの明日は 明るい日ね
      それでも時々 悲しい日もくるけど
      だけどそれは 気にしないでね
      ふたりは若い 小さな星さ
      悲しい歌は知らない

      若いという字は 苦しい字に似てるわ
      涙が出るのは 若いというしるしね
      それでも時々 楽しい日もくるけど 
      またいつかは 涙をふくのね
      ふたりは若い 小さな星さ      
      悲しい歌は知らない


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 若い皆さんはご存じないと思うが、遠い昔の僕の若い頃、こんな歌が流行った。

 駆け足でやって来るのは、悲しみだけではない。
まだ夏が終ったばかりだと思っていたら、もう今年も残すところ僅かとなってしまった。
月日の経つのは早い。「光陰矢の如し」というが、我が歳になると老いも駆け足でやって来る。
一日一日の大切さを身に沁みて感じるこの頃であるが、焦っても仕方ないので無理をせず、ゆっくり歩くことを心掛けている。

 ところでこの歌詞、元の詩か文章があると聞いた事がある。
長年それを知りたいと思っていながら今日に至ってしまった。
どなたかご存知の方がいたら、お教え願えないだろうか。
2005.12.16

名残

2005-12-15 20:12:44 | Weblog
 我が住む街、浅草、上野、入谷界隈はお寺や神社の多い街でもある。
仕事の行き帰りに通る、下町八社福参りのひとつにも数えられている、入谷の小野照崎神社もそのひとつ、学問.芸能にご利益があるそうだ。

 肌を刺すような冷たい風に散る銀杏の葉に、我が身を重ね合わせちょっと寄ってみました。 
 
 
 
 
 
 


 今年の冬の訪れはいつもより遅かったようだ。今の時期に、銀杏が秋の名残を惜しむかのように散る姿を見せているのは、珍しいのではないだろうか。
 これからしばらく続く寒い冬に風邪など召さぬよう。
2005.12.15