勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

アスリート

2007-03-26 05:44:56 | Weblog
 スポーツは筋書きのないドラマだという。水の中、氷の上、土俵上で連日繰り広げられる熱き戦いに胸躍る。

 水の中で見事にシンクロさせる足技に眼を見張り、氷上の美しき戦いにため息をつく。土俵上では、モンゴル出身の朝青龍と白鵬の優勝争いに興味をそそられる。そこに見るドラマは、どんなドラマチックな筋書きのフィクションも適わない。
シンクロナイズド・スイセン

 一年前、トリノ冬季五輪で、跳んでは転び、滑っては転び、惨敗をした安藤美姫選手が見事復活、金メダルに輝く。韓国のキム・ヨナ選手のSPでの完璧な演技、続くフリーの前半での演技を見る限り、彼女の優勝は間違いないと思わせた直後の転倒また転倒。本命といわれた浅田真央選手は、SPでは、まさかの5位スタートから、フリーでの素晴らしい演技で2位にまで順位を上げた。男子の高橋選手も含め、彼女達の涙は見るものまで胸を熱くさせてくれる。

 大相撲では、2敗で並んだ横綱と大関の一騎打ち。本割では横綱らしからぬ横に跳んで勝利を納めた朝青龍が、決定戦で同じように跳ばれて負ける。思わず苦笑いの朝青龍に「眼には眼を」の仕打ち。

 こんな二つのドラマを書いたとしたら、あまりにも作りすぎといわれるだろう。「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものだ。

 まだまだ続く水中のアスリート達の熱き戦いに、ブログも手抜きになるほどテレビから眼が離せない。スポーツっていいなぁ!
2007.03.26