勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

大人の逸品

2015-01-30 21:15:26 | Weblog
 大人の逸品という雑誌がある。季節ごとに送られてくる、ちょっと上質な逸品を紹介してくれる通販雑誌である。


 この雑誌で購入したのが「チョモランマ」という名の防寒肌着。熱伝導率が低い「ダンロン」という素材は、外気の影響をうけにくく、エベレストを制した登山隊が身に着けていた肌着と同じ素材だという。


 体温で温められた暖気を閉じ込め、汗をかいてもべとつきがなく、汗のニオイや加齢臭にも効果があるという消臭機能付きである。しかしこの素材、熱に弱く汚れを吸収しやすいという弱点があり、洗濯はぬるま湯で他の汚れ物とは別洗いがよさそうだ。


 上下合わせて13,824円×2=27,648円という値段が気に入らないが、寒がりの僕には柔らかい素材と温かさが気に入り、届いたばかりのチョモランマをパジャマにした。昨夜から今日にかけての雪の降る寒い夜も、これ一枚で充分温かく、暖房費が節約できるので良しとしようか。

ウルトラマン

2015-01-29 22:19:36 | Weblog



小僧君 勇ましい格好をしてるけど 何に変身したのかな?


おじちゃん ボク 悪をやっつけるウルトラマンになったんだよ


今「イスラム国」などという悪の集団が世界を敵に回してるけど 
小僧君がウルトラマンになってやっつけてくれないか


おじちゃん イスラム国っていう国はあるの?


イスラム国とはね 
通称ISIS(Islamic State of Iraq and Syria)とか 
ISIL(Islamic State of Iraq and Levant)などという 
史上最も残忍なテロリスト集団のことなんだよ


2人の日本人が拘束されたけど 一人は殺されたみたいだね


うん 湯川さんは殺害されたようだけど 後藤さんが心配だね


ボクがここから飛んでいけたら その悪の集団をやっつけるんだけどね


ネット上には 過去の残忍な画像もあるけど とりあえずは後藤さんの無事を祈ることにしようか


交渉時間が迫っているようだけど ボクもここから応援するよ


明日の朝にはいいニュースが聞かれるといいね


おじちゃんも元気な姿で また会いに来てね


バイバイ

訂正
小僧君の衣装を仮面ライダーと勘違いしましたが、ウルトラマンの間違えでした。僕にとっては仮面ライダーとウルトラマンの違いがわかりません。(≧∇≦)

人形町

2015-01-27 21:26:33 | Weblog
 このところカラオケの誘いが多く、今日は熱狂的な木下あきらファンからのお誘いで人形町まで出かけた。地下鉄人形町駅前の「カラオケの鉄人」での待ち合わせは、お店の開店時間の12時ちょうど。


 日本橋人形町は浅草とは所縁が深い町である。その昔は遊郭、今はソープ街として名高い、僕の住む浅草の吉原は、そもそも人形町にあった。江戸時代、人形町の遊郭吉原は振袖火事と呼ばれる明暦3年( 1657 )の大火で廓のほとんどが焼失し、吉原は浅草に移ったそうだ。


 そんな粋な街・人形町の街角には、粋なからくり時計が聳え立っていた。待ち合わせ時間の12時丁度にはからくり時計が動き出した。


 人形町の町名の由来は、庶民の娯楽の人形芝居が盛んで、人形を作る人、修理をする人、商う人や、人形を操る人形師ら多くの人形に係る人たちが暮らしていたことから人形町になったとか。粋な街の粋なからくり時計の粋な法被姿の人形が、纏の舞とはしご乗りを披露する。


 そんな人形町のカラオケボックスでは、木下あきらさんの歌を中心の歌比べと、木下あきらさんの話題で盛り上がった4時間だった。

119番

2015-01-21 13:20:35 | Weblog
 友人から誘われて行きつけのカラオケスナックに向かった。方向音痴の僕、何度も行っているのにいつもと違う道を選んだら迷ってしまった。すると路上に立ったまま微動だにしない人がいる。家の玄関前なので、誰かを待っているのかと思ったが、よく見ると目を閉じたままで様子がおかしい。


 「どうかしましたか?」近づいて声をかけたが返事がない。「具合でも悪いのですか?」何度目かの問いかけに微かに首が動いた。「救急車を呼びましょうか?」の問いに首を縦に振った。スマホから119番に電話する。「火事ですか、救急ですか?」「救急です」。訳を話し、電柱に貼られた番地を告げる。求められるまま僕の名前を告げ、救急車が来るのを待った。(画像は救急車を待つ間にスマホで撮影したものです)

 数分後サイレンの音がし、それと同時にスマホに着信があった。「今そちらに向かっていますので、救急車が見えたら手を振って合図してください」。救急車が来る直前に彼は僕の腕にもたれかかりながら、その場に座り込んでしまった。救急車に後を任せて、僕も無事にお店に着いたが、彼も無事だったろうか。スマホやケータイからも110番や119番に繋がり、こちらの番号も表示されることを知った、昨日の路上でのハプニングだった。

加湿器

2015-01-19 21:01:28 | Weblog
 晴天が続く東京は寒さも厳しく、乾燥しているので風邪をひきやすくなっている。特に寒さに弱い僕は、睡眠時はオイルヒーターで暖房をし、電気敷毛布を使っている。そこで乾燥には特に注意をしなければならないが、僕にとっては加湿器が寝室の友である。


 僕の風邪予防は加湿器に頼っているが、明日は大寒だとか。まだまだ寒い日は続くが、皆様も風邪など召さぬようお気を付けくださいね。

一周忌

2015-01-17 21:15:51 | Weblog
 突然の訃報に驚かされたあの日から1年が経った。48歳の若さでこの世を去った甥の命日が丁度土曜日と重なり、自宅で一周忌の法要が行われたが、僕の中では未だに彼がこの世にいないことが信じ難い。


 彼の父親(僕の兄)も今は亡く、家長がいなくなり家業の電気店は実質閉じた形になっている。それでも生前の彼を慕うお客様からは仕事の注文が入るといい、親子3代に仕えたパートナーの手助けを借りながら営業が成り立っているらしい。遺された一人息子も小学5年生になり、家業の電気店を継ぐと健気なことを言って泣かす。その彼は父親の死について何も語らず、悲しい顔を見せたことがない。ところがある日母親にポツリと言ったという。「今まで心が痛かったけど、もう大丈夫」と。そしておばぁちゃんを亡くした友達に言った言葉「心は大丈夫?」は、自分とその友達を重ね合わせたのかもしれない。小学生になる前、僕が実家に行くとそばから離れず僕に甘えた彼も、逞しく成長しているようだ。

木下あきら・生出演

2015-01-15 18:40:32 | Weblog
 我がホール新世紀に、待望のアローナイツのボーカリスト・木下あきらさんの出演が決まった。時々このブログでも紹介しているが、ある日偶々YuoTubeで聞いた彼の歌の上手さに嵌り、昨年・一昨年とディナーショーにも行き、熱烈なファンになった僕、彼の歌をスマホに取り込んで毎日聴いている。その木下あきらさんの出演となれば、宣伝も兼ねてここで紹介させていただこうと思った次第です。


画像は昨年の10月26日のディナーショーの時のものです

 出演は2月18日(水)のpm7:00とpm8:00の2回、入場料は3,500円。生出演に当たっては僕の強い薦めによるものと自負しているが、60代半ばになっても歌声は衰えるどころか、熟成された大人の雰囲気を醸し出し、若いころよりも味わいが増し、今の歌謡界で彼の右に出る者はいないとさえ思っている。この機会に一度彼の歌を間近で聞いていただけたら幸いです。社交ダンスのメッカ、ホール新世紀は、JR山手線鶯谷南口を降りるとすぐのところにあります。お問い合わせはダンスホール新世紀・TEL03-3874-7984まで。よろしくお願いします。

 僕がお勧めのYouTubeからカバー曲の動画ですが、お時間がある方はじっくりとその歌の上手さと、味わい深さを堪能していただければ幸いです♪

あなたの背中に 木下あきら


この歌は僕のレパートリーのひとつでもあります(^^♪

上野警察です

2015-01-14 12:35:14 | Weblog
 昨日のこと、一人でカラオケボックス『歌広場』にいる時だった。登録されていない電話番号からケータイに着信があった。家の固定電話は勧誘などの迷惑電話であることが多いが、ケータイへの電話は宅配業者のこともあるので用心しながら電話に出る。「上野警察ですけど○○さんですか?」。一瞬何事かと頭の中がぐるぐる回った。僕、何かやらかしたのかな?そう思いながら。。。


 「落し物が届いていますが、○○さんの名前と電話番号が記されていましたので・・・」。僕は何かを落とした記憶がない。「薄茶色の手帳ですが、『歌広場』に落ちていたそうです」。


 そうか、それは僕の歌のレパートリーと、キーの高さを記した手帳だ。特に大切なものではないが、印鑑と身分の証明できるものを持って、とりあえず今日受け取りに行った。お店の方が届けてくれたのだろうが、新年早々落し物が戻ってきたことがちょっと嬉しい。

カラオケ三昧

2015-01-10 10:29:57 | Weblog
 このところカラオケに凝っている。去る7日、同年代のカラオケ仲間と4人で行きつけのカラオケスナックに行った。午後1時に待ち合わせをし、昼間から営業しているスナックに直行。仲間のひとりは、カラオケ大会でも優勝するほどの腕前の持ち主。彼は千葉県成東市に住み、東京に出てくるときは泊りがけが多い。僕を除くほかの3人はカラオケのベテランでもあり歌も上手く、別のひとりはいつも90点以上の点数は当たり前、95点を超えても当然といった顔をしている。ところがカラオケ大会で優勝する彼はあまり高得点が出ないが、自分の世界を持ち、人を感動させるテクニックは抜群である。機械の判定と人の耳に心地よいのとは少し違うようだ。

 一軒目のスナックでは他に客もなく、4人で4時間近く歌い放題。その後、別のスナックに梯子し、再び歌の競演。午後8時を過ぎた頃お開きになったが、千葉の彼と、彼と僕との共通の友人が僕の部屋に泊まることになった。外で夕食を済ませた後、部屋での話が弾み、眠りに就いたのは午前2時ごろ。次の朝9時過ぎに起床し僕の手料理で朝食。女が3人寄れば姦しいと言われるが、3人の初老の親父の会話も時間が経つのを忘れるほど話が尽きない。午後になると別の仲間からカラオケの誘いの電話があり、再び昨夜のスナックで午後5時に待ち合わせをし4人で合流、そこで約3時間歌い続ける。2日連続の、合わせて12時間近いカラオケだが、それでも物足りなさを残し、再会を約束して解散した。


 画像の花は、朝陽に照らされて我が家の出窓に咲いた「ムシトリスミレ」。名前が示すように食虫植物である。この花は今の季節に咲くが、花が虫を捕るわけではない。葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕えるという。


 粘り気のある葉で捕まえた虫は、消化酵素で溶かして栄養にするらしい。我が家のムシトリスミレに捕えられた小蠅もいづれこの花の栄養になるのだろう。僕もカラオケ仲間の歌を栄養にして、いい点数を出せるように、カラオケスナックへの誘いをムシトリスミレのように黙って待っていよう。

果実王

2015-01-05 21:27:48 | Weblog
 1粒で2度美味しいのは「アーモンドグリコ」。1個で2度美味しいのは、果実王と呼ばれる熊本産の八代晩白柚(ばんぺいゆ) 。正確にいうとこの晩白柚、1個で4度美味しいと言えるかもしれない。昨年のクリスマスに熊本から届いた2個の晩白柚は、果皮が厚く果汁が多く、香りが高いスグレもの。


 4度美味しい理由は後ほど解き明かすことにして、枕元で甘い香りを放ち、心地よい眠りを誘ってくれていた晩白柚の一つを味わうことにした。


 厚い果皮をむいて現れた実は瑞々しく、グレープフルーツや文旦にはない、味の濃さと酸味と甘さのバランスが程よく、こんな美味しい柑橘類は今まで味わったことがない。


 上部を切って八等分した厚い皮の表皮をむいた白い部分は熱湯で茹で、水に晒してから固く絞る。そして鍋にたっぷりの砂糖と水と、彩を良くするためのオレンジジュースで、透き通るまで煮ると、白い皮が薄黄色の美味しそうなデザートに変身した。


 冷蔵庫で冷やし、食べやすい大きさに切ってグラニュー糖をかけると、皮本来の苦さと砂糖の甘さが醸し出す大人の味になった。


 1個で4度美味しい理由は、食べる前に味わう香りと果実と皮の美味さ、更に切り取った表皮を風呂に入れることで晩白柚の独特な香りが、1粒で2度美味しいアーモンドグリコを超える、4度の楽しみ方ができることである。ちょっと贅沢なデザートがお正月の疲れた胃と心を癒してくれた。

初詣

2015-01-03 15:43:15 | Weblog
僕は見なかったのだが、新年早々雪がちらつく寒い年明けだった。3日になって青空がのぞいたが、寒さは相変わらず。



今年初のウォーキングも兼ねて初詣に出かけた。歩数は7,466歩。


 毎年のことで予測はできたが、正月三が日の浅草は相変わらずの混雑。青空の下、浅草ならではの人力車も、晴れ着のお嬢さんも、今日の空のように晴れやかである。


 雷門から続く初詣客の列は午後になっても途切れることを知らない。僕はこの列には並ばず、お賽銭は日を改めることにして列の外から手を合わせた。


 今年も相田みつをさんの言葉「一生感動・一生青春」を心の糧として、「つまずいたっていいじゃないか 人間だもの」と呟きながら、今年一年が無事であることを祈願した。