七転八倒
☆
つまずいたり
ころんだり
するほうが
自然なんだな
にんげんだもの
-みつをさん-
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つまずいたり
ころんだり
するほうが
自然なんだな
にんげんだもの
-みつをさん-
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マウスオンでご覧くださいテレビその他で、その道の専門医の人がよく次のようなことを言っております。
「最近の子どもは、ころぶとすぐ骨を折る。その原因のひとつは、小さいうちにころぶ体験をさせておかないからだ。体験がないからころび方がヘタなのだ」
「ひざ小僧をすりむく程度の小さなケガの体験は小さいころからいっぱいさせておくといい。そうすること子供は、自然にころび方がうまくなり、ころんでも大きなケガをしなくなるものだ」
人間生きているかぎり失敗やつまずきはつきものです。そういう時にどうするか?<第二の矢>を受けないことです。
Aさんという若いお母さんが、小学校三年生の男の子を連れて近くのスーパーへ買い物に行きました。特価品売り場でついAさんは夢中になりました。
そこでAさんは「これちょっと持っていておくれ」と、買い物袋を子供に預けました。買い物袋には財布が入っておりました。あれこれと買い物を済ませ、レジに行き会計をしようと子供から買い物袋を受け取ると財布がありません。Aさんは恥かしい思いをしてスーパーを出ました。Aさんはその鬱憤を子供にぶつけました。
「お前がボヤボヤしてるからお母さんとんだ恥をかいちゃった」
「お前はなにをやってもだらしがないんだから。だからテストだって悪いのよ!!」
Aさんの小言はダラダラと家の近くまでつづきました。
そのとき子供が「うるさいな、もうわかったよ!!」
と怒鳴って駆け出しました。そこへ路地からバイクが飛び出し子供に接触、子供は転倒。足の骨折で入院。全治するまでに三ヶ月かかったとの話です。
さて、この場合、最初の損失を、第一の矢といいます。その連鎖反応で起こした骨折を第二の矢といいます。最初の損失のときに「今日はついてなかったね、ケガでもした気になれば安いものよ」とさらりと打ち切りにすれば骨折事故は起きなかったのです。
人生における様々な失敗の中でこわいのは第一の矢よりも、それにこだわりつづけて起こす第二の矢です。第二の矢を受けないように・・・・・。
文章はすべて相田みつをさんの著書「一生感動一生青春」からの抜粋です。
子供たちの可愛いしぐさにも感動。あらゆるものに感動し、青春の心でものを見ることが出来たらと、我がブログの概要も「一生感動一生青春」と変えました。それを生きている証として・・・
2007.03.12