勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

風薫る

2009-04-30 15:03:25 | Weblog

い~らぁ~か~の なぁ~みぃ~と~
く~もぉ~の~ な~みぃ~


「小憎君、歌が上手いねぇ」

「あっ、おじちゃん、今月はおそかったね」

「ゴメン ゴメン、一ヶ月のご無沙汰だね」

 
「ボク、おじちゃんが来るの、楽しみに待ってたよ」

「ありがとう♪」


「ところで、世の中大型連休だそうだが、小憎君はどこにも行かないのかい?」

「だって、怖いインフルエンザが流行っているらしいから、行きたくないよ」

「そっかぁ、その方が安全かもね」

「ボク、少年野球のエースで4番なんだ」

「へぇ~、すごいねぇ♪」

「みんな、ボクのこと小便王子って呼ぶよ」 

「おじちゃんは、尿漏れオジィって呼ばれるよ」

「おじちゃん、ゴールデンウィークには、どこにも行かないの?」

「世の中未曾有(みぞうゆう) の不景気だっていうから、おじちゃんも家にいるんだよ」

「あれっ?それ、みぞう って言うんじゃないの」

「小憎君、よく知ってるねぇ」

「この字くらい読めないと恥かしいよね」

「・・・・・」


「オイオイ、小憎君、鯉におしっこかけちゃだめだよ!」

「ミミズにオシッコかけるとおチンチンが腫れるっていうでしょ?」

「鯉ならボクのおチンチン、もっと大きくなるかと思って・・・」


「ばかだねぇ、あれはね、汚い手でおチンチン触ってはダメという戒めなんだよ」

「おじちゃん、知らないんだ」

「何を?」

「ミミズにオシッコをかけると液を噴射するミミズもいるんだって」

「それがおチンチンにかかると、かぶれて腫れるらしいよ」


「ヘェ~、小憎君、もの知りだねぇ」

「ボク、ここでオシッコしてるだけじゃなくて、勉強もしてるんだよ」

「偉い!次の総選挙には出馬しないかい」

「おじちゃんも、鯉にオシッコかけてみたら?」

「こいのぼりのように、大きく元気になるかも知れないよ」


( ̄□ ̄;)

何故?

2009-04-28 20:36:15 | Weblog
 ケータイに電話があった。登録していない固定電話からである。
注意深く電話に出た。
「fujiさんですか?」
仕事上の名前で呼ばれた。しかし相手は男性、お客様ではない。
「Suicaを落としませんでしたか?」
JR南浦和駅からだった。
予備のためSuicaを二つ持っている僕は、失くしたことに気付いていない。
身分証明書を持って、南浦和駅まで受け取りに来るように言われた。


 予備のSuicaはパスケースに入れ、他に数枚のオレンジカードとテレフォンカードが入っているだけの筈だ。
受け取りに行きながら考えた。何故僕であることがわかり、何故仕事上の名前で呼ばれ、何故ケータイの番号がわかったのだろう?

 駅の事務所に行くと、何故か僕の職業まで知っていた。Suicaを買うときにそれらを登録した覚えはない。メインで使っているSuicaには、名前と生年月日の登録をしたような気がするが。。。

 Suicaを受け取ってケースの中を見ると、カードのほかに名刺が入っていた。
疑問は解けたが、何故この駅に届いたのか駅員に尋ねた。
「30歳くらいの女性が改札に届けてくれました」と、帳簿を見て教えてくれた。
何気なく入れた名刺が、こんなことに役立つとは思わなかった。

 南浦和駅で降車した親切なその女性に、この場で「ありがとう!」とお礼を言いたい。

男の料理

2009-04-27 11:02:05 | Weblog
酒を飲んで公園で裸になったわけではない
<>
僕の尻はこんなに可愛くもないし
草なぎ君のように自信もない
(マウスオンでどうぞ)

先日作ったおやじの味の具材が余ったので、混ぜご飯を作った

そして、可愛いお尻はサラダになった

男の料理は、ちょっぴりお色気も混ぜ合わせた

あざみの歌

2009-04-25 21:36:25 | Weblog
 冷たい雨の中、小田原の眼科の検診に行った。丘の上から見る緑は雨にけむり、行くたびにその色が増してくる。
 病院の敷地の草むらには、鮮やかな野あざみが、雨の雫に濡れて愁いを秘めた姿で佇んでいた。


山には山の愁いあり
海には海のかなしみや
ましてこころの花園に
咲きしあざみの花ならば

 雨の中、思わず口ずさんだのは、その悲しいメロディーと、格調高い詩に魅せられて、若かりし頃我が愛唱歌として親しんだ「あざみの歌」だった。

 昭和24年にNHKのラジオ歌謡として放送されたあざみの歌は、のちに多くの歌手が歌っているが、当時から聞き慣れた伊藤久男さんを超える歌を聞いたことがない。


♪♪♪
いとしき花よ 汝(な)はあざみ
こころの花よ 汝(な)はあざみ
さだめの径(みち)は はてなくも
香れよ せめてわが胸に

あああー

 この歌を聴くと、心の底から湧く、愁いと、悲しみと、切なさと、懐かしさが込み上げ、日本の叙情歌の素晴らしさをひとり噛みしめる雨の夜は、雫に濡れたあざみのように、心が洗われるおもいがする。

躑躅

2009-04-23 19:28:34 | Weblog
東京文京区の根津神社では、つつじまつりが開かれている。
 爽やかな晴天に恵まれた境内の2000坪のつつじ苑には、約50種3000株の躑躅(つつじ)が咲き乱れ、華やかに春を彩っていた。

これから苑内を勿忘草がご案内いたしますので、ごゆっくりお楽しみください。
 尚、最後までご覧いただいた方は、つつじ苑の入苑料が200円かかっていますので、隅田公園青テントまでお届けください。(ニッコリ♪)

おやじの味

2009-04-21 23:20:27 | Weblog
ハッタリ料理学園もほとんど休校、コンビニジジイを決め込んでの手抜き料理もしばしば。
たまにはおやじが作るおふくろの味でも、ということで作ったおやじ料理。
おふくろの味として定番の筑前煮とは、名前が示すように、そもそも福岡県の郷土料理だとか。
おふくろの味という言葉は、料理研究家の土井勝氏が生み出した言葉だそうだが、おやじが作ってもおふくろの味とはこれいかに?


おやじが作った おふくろの味
ひとり味わう
おやじの背中には
むかしの影が ゆれている
恋も 涙も 悲しみも
だれにも言えない 傷あとも



そんなおやじの姿
誰も気付いてくれないけれど。。。

(涙)

歌は心

2009-04-21 00:14:42 | Weblog
 トリノオリンピックでは、開会式で今は亡きオペラ歌手のパバロッティー氏が歌い、金メダルを獲った荒川静香さんが使った曲、歌劇トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」が話題になった。

 そして、浅田真央ちゃんが使用している、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」も、クラッシックとしては、異例の売り上げを記録しているという。


 イギリスで4月11日放送のオーディション番組「Britain 's Got Talent」に出場した47歳の女性が、たぐい稀な歌唱力で満場の喝采を浴びたというニュースが流れた。

 容姿に似合わぬ素晴らしい歌声を流すYouTubeには、アクセスが殺到しているという。
ここには「見かけで判断してはいけません」と、サブタイトルがついている。

 その容姿はお世辞にも美しいとは言い難く、50歳に近い年齢も、このような番組には似つかわしくない。審査員も会場も冷たい反応。

 しかし、彼女が歌い出すや否や、審査員も会場もその美しい声に唖然とする。
彼女の歌う、 I Dreamed a Dream「夢やぶれて」をじっくりと聞きたくなった。

春なので・・・

2009-04-20 01:06:30 | Weblog
春なので、すべての窓を開け放した
春の風に部屋にいた冬が逃げて行った


春なので部屋に花を飾った
春が溢れた


花を飾ったら部屋の模様替えをしたくなった
部屋の真ん中にあったソファーを窓際に移した
部屋が広くなった
広くなった部屋には春の風が心地よい

春眠暁を覚えずというが
春は早起きをすると三文の徳がありそうだ
 

春だから・・・

2009-04-18 23:57:38 | Weblog

☆つる草の指☆

何を掴もうと
しているのか
くるりと巻いた
つる草の指
こぶしを握って遊んだ
子供の頃
それが見えたような
気がするんだけれど
今は何も見えない

-星野富弘さん-


春だから風が美味(うま)い

春だから光が痛い

春だから色が眩しい

春だから野の花が輝く


子供の頃
道端に当たり前にあった
野の花が
こんなにきれいだったことに驚く
都会では
見られなくなったからだろうか?

野の花がきれいなのは
野にあるからかもしれない
 

ナニワノイバラ

2009-04-16 22:33:46 | Weblog
 ブログを見てくれている、花好きの姉からメールが届いた。ベランダに咲いたバラの元の持ち主である。

「ベランダのバラはナニワノイバラだと思います」
「ナニワイバラじゃなくてノが付くのか?ありがとう、きれいに咲いたでしょ」 

「すごいね」 
「すごいのはバラが咲いたこと?写真の腕?」 

「あげた人かな~、ウフフ!!」 
「ギャフン(>π<)」

 というわけで、我が家のベランダに咲いた白いバラの花は、「ナニワイバラ」ではくて「ナニワのイバラ」でもなくて「ナニワノイバラ」という名前のバラでした。

 花の名前の由来は、江戸時代に難波(なにわ)の商人によってもたらされたことによるらしい。
 
 このバラは、虫もつず病気にもかかりにくく、育てやすい花だという。
欠点は、大小の棘がたくさんついていることで、一説には20~30メートルも伸びるとか。。。

 虫もつかず棘の多いところなど、僕にそっくりだが、綺麗なバラには棘があるもの。
来年はもっとたくさん咲かせてみよう♪

後遺症

2009-04-15 21:35:49 | Weblog
 ひとりで飲む夜明けのコーヒーはちょっとほろ苦い。食事のあとの渋茶はひとりで飲むと何故かホッとする。少しだけ負け惜しみだが。。。

 気がつくと、熱いコーヒーと熱いお茶が唇に沁みて痛い。熱いみそ汁も。。。
唇を噛まれた覚えもないのに。。。

 何故だろう?そうだ、あの日演奏会に行った時、閉まっていたガラスのドアに顔を激突させて唇が切れていたのか。

 ぶつかった瞬間は恥かしさと己の不甲斐なさに、急いでそこを立ち去った。衝撃のわりには痛みもなく、怪我もなかったことに、少しの後悔を吹き払っていた。

 次の日、目の上に小さな瘤があり痛みを感じた。眼鏡が壊れなかったことに運がよかったと、自分の不注意をプラス思考に変えた。

 しかしひとりで飲む夜明けのコーヒーが唇と胸に沁みる。目の上の眉の辺りの瘤は大きくなった。潰れた顔はそのときの衝撃によるものではない。生まれつきである。

☆ 

鉢植えの椿の根元に咲いた都忘れが、朝日に照らされて眩しく
ガラスのドアに激突した僕は物忘れが激しくなった。
 

バラの溜息

2009-04-14 00:51:36 | Weblog
バラが咲いた バラが咲いた 白いバラが♪

淋しかった 我が家の窓辺に バラが咲いた。♪

たったひとつ 咲いたバラ 小さなバラで♪

淋しかった 我が家のベランダ 明るくなった♪

バラよ バラよ 小さなバラ♪

そのままで そこに咲いてて おくれ♪

バラが咲いた バラが咲いた 白いバラで

淋しかった 我が家のベランダ 明るくなった

 数年前に姉から貰った、一株のナニワイバラ。大きな鉢に植え替えたら枝がどんどん伸びて、今年は12個の蕾を持ち、初夏のような暖かさに一気に花開いた。

 そっと顔を近づけると、バラの香りが狂しくて、涙はそっと流さないが、窓から窓から見える広場を、百万本のバラの花で埋め尽くしてみたいもの。あなたのために。。。♪

演奏会

2009-04-12 23:14:22 | Weblog
 趣味でアマチュアコーラスグループで活動をしているという、同じマンションに住む方から演奏会の切符をいただいた。彼女とは、普段から親しく挨拶を交わし合う仲である。

 僕も高校生の時、コーラス部に所属し、コンクールにも出場したことがある、とお話をしたことから、是非というお誘いを受けた。
 曲目は、ハイドン作曲・オラトリオ「天地創造」という、本格的なクラッシックである。ママさんコーラスと思っていた僕の認識は覆されたのだ。

 2時間を超えるオーケストラと合唱の荘厳な音楽は耳に心地よく、いつの間にかウトウトと春の夢。
音楽を聴いて居眠りがでるのは、良い演奏である証明だと、著名な音楽家が言っていた。
 僕が通った高校は、今話題のNHKの朝ドラ「つばさ」の舞台にもなった川越にある男子高校。
コーラス部は昔から定評があり、合唱コンクールではいつも上位入賞、全国大会にも出場経験がある。

 高校3年生の時、女子高との交歓会があった。
演奏曲目のひとつに、コーラスとソロの掛け合いがあり、ソロを担当した僕は、突然声がひっくり返り、裏声になってしまった。
コーラスのメンバーは爆笑し、演奏は滅茶苦茶。あとで先生に謝りに行ったが、先生は無言だった。

 今日の演奏会が終って帰るとき、出口の閉まっているガラスのドアーに思い切り顔をぶつけた。眼は良くなったはずなのに。
高校の時の罰が当たったのかもしれない。

ぢぃ散歩

2009-04-11 22:38:28 | Weblog
 週に一度の眼の診察日、初夏のような暑さの中、満開の枝垂れ桜とタンポポが迎えてくれた。

 明るい初夏の陽射しに照らされた、総天然色で見る小田原の丘は、早くも緑萌え、新緑の季節の訪れを告げている。

 駅でこの看板を見たとき、バスで7~8分の道のりを、一度は歩いてみようと思っていた。

散り遅れた桜の花と、芽吹いた新緑が眼にやさしい。

汗ばむ肌には、初夏の風が心地よく、

白秋の語る「小田原は海より丘や山の方が趣が深い」という言葉がうなずける。

 思いがけないお花見と、初夏の風に吹かれてのんびりと歩いた1時間半の「ぢぃ散歩」は、小田原の花と緑を独り占め。そして眼と心を癒してくれた。

使用前・使用後

2009-04-10 21:46:52 | Weblog
 仕事柄汗を掻く機会も多く、加齢臭が気になりだし、2月のはじめに使い始めてから2ヶ月になった柿渋石鹸。
 汗を掻いたあとのパジャマや、仕事で踊ったあとの体臭が、以前ほど気にならなくなっていた。

 しかし、自分の匂いは自分では気がつかないもの。そこで、仕事で汗を掻いたあと、普段から本音でものを言い合う仲の、二人の女性教師に聞いてみた。
「本当のことを言って欲しいんだけど」と言って切り出した。
「今、汗を掻いたんだけど、汗臭い?」
身体に顔を近づけて、「臭わないいわよ」
「ホント?」
少しだけ安心した。

 何がどのように作用しているのかわからないが、僕にとってこの石鹸は手放せないアイテムになりそうだ。
この石鹸で若返ればなおいいのだが。。。