勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

お富士さん

2013-06-29 21:29:49 | Weblog
 浅草観音うらでは、「お富士さんの植木市と花のフェスティバル」と銘打って、植木露天商が立ち並び、植木市が開かれている。この近くには浅草富士浅間神社があり、初夏の風物詩として「お富士さん」と呼ばれ、この界隈では伝統ある有名な市である。


 この植木市は5月と6月の最終の土・日に、2回に亘って行われるが、近年露天商の数も減り、以前のような賑わいがなくなったのが淋しい限りである。それでも好天に恵まれた土曜日は人出もあり、色とりどりの草花や盆栽などが訪れる人の眼を楽しませてくれていた。

 この市は我が家から数分の場所で行われ、花好きの僕にとって楽しみのひとつでもあるが、狭いベランダでは多くの鉢が置けず、また花好きの方から珍しい草花をいただくことも多く、ここでは見る楽しみだけにしておくことにした。

社会を明るくする運動

2013-06-26 23:29:17 | Weblog



小僧くん 「社会を明るくする運動」ってなんだい?


あれっ おじちゃん知らないの?


恥ずかしいけど おじちゃん知らないんだよ


エヘン! じゃぁボクが教えてあげるね


た 頼むよ 小僧くん


“社会を明るくする運動”はね
すべての国民が、犯罪や非行の防止と
罪を犯した人たちの更生について理解を深め
それぞれの立場において力を合わせ
犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動をいうんだよ



小僧くんのそばにはひまわりがあるし
小僧くんもひまわりのTシャツを着てるけど
それは何か意味があるのかな?


おじちゃん よく気が付いたね エライ!


ありゃりゃ 小僧くんに褒められちゃった


ひまわりはこの運動のシンボルマークなんだけど
黄色い羽根もシンボルになってるんだよ



黄色い羽根って交通安全に使われているんじゃなかったかな


おじちゃん よく知ってるね エライ! 


あれれ また褒められちゃった


社会を明るくする運動の黄色い羽根はね
刑期を終えて出所した男性をあたたかく迎える夫婦愛を描いた
あの山田洋次監督の映画「幸せの黄色いハンカチ」をヒントに作られたんだよ



で・・・この運動はいつから始まるんだい


7月1日から1ヶ月間を強調月間として
犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ
というキャッチフレーズで行われるんだよ



おじちゃんも 地域のチカラになれるかなぁ


おじちゃんは そのハゲ頭で社会を明るくしてるから充分チカラになってるでしょ


ワ~ォ ( ̄Д ̄;;

平和の詩

2013-06-25 00:08:56 | Weblog
"へいわってすてきだね"

 平和に難しい言葉は要らない。何気ない日常に見いだす平和。目の前にあるのに気付かない平和。平和は創り出すものではなくて、そこにあるもの。平和を壊すのは人間。メーテルリンクは幸せの象徴である青い鳥は自分のすぐそばにいると教えてくれた。沖縄県与那国町立久部良小1年の安里有生(あさとゆうき)君は、“へいわってすてきだね”と教えてくれた。

潮来花嫁さん

2013-06-24 02:51:50 | Weblog
 友人が車を買い替えたので、初の遠出にちょっとドライブでもしようと誘いがあった。そこで出かけたのが、あやめ祭りが行われている「潮来花嫁さん」で有名な水郷の潮来。


 花村菊江さんが歌った「潮来花嫁さん」が発売されたのは、1960年4月というから、今から53年も前のことである。「月の出潮をギッチラコ・ギッチラコ」と歌われたように、潮来といえば櫓舟が有名である。我々が乗ったのはモーターで走る櫓舟だったが、潮来花嫁さんが行く船と遭遇する幸運に恵まれた。


 水郷潮来では、花村菊江さんの「潮来花嫁さん」より5年ほど前に発売された、美空ひばりさんの歌った「娘船頭さん」が今も櫓をこいでいる。


 歌の中の娘船頭さんは、「わたしゃ淋しい船頭娘 ツバメ来るのに便りもなくて 見るは菖蒲(あやめ)の花ばかり」と歌うが、その菖蒲も見ごろは少しばかり過ぎたとはいえ、まだまだ娘船頭さんのように花盛りである。



日曜日ということもあって、イベントも盛りだくさん。潮来囃子の演奏とあやめ踊りも堪能できた。



潮来囃子のあとは、咲き終わった菖蒲の花がら摘みが行われ、菖蒲田の整備も怠りない。


 雨の少ない梅雨ではあるが、ここ数日梅雨空が続き、梅雨の晴れ間といえる夏空に、水郷潮来の菖蒲は最後の花を咲かせて訪れる人を楽しませていた。


資格

2013-06-19 23:51:20 | Weblog
 資格とは、①あることをする場合の、その人の立場や地位。②一定のことを行うために必要とされる条件や能力。と、我が大辞林にある。

 あの東日本大震災による福島原発事故後 「原発さえなければ・・・」 と、牛舎小屋の板壁に書き遺して自殺した酪農家がいる。


 「母ちゃんと二人でロープにぶら下がった父親を下ろした俺の気持ちを想像しろ」 「私はお金が欲しくて申し立てをしたわけじゃない。原発事故による死者はいないと言わせないため。脱原発のため。樽川家への謝罪を求めるため」東電に対しそう言ったのは、自殺した福島県の有機栽培農家の次男である。

 自民党の政調会長の高市早苗氏が「福島原発事故によって死亡者は出ていない」と発言し、各方面からの相次ぐ批判を受けると、簡単に発言を撤回し謝罪をした。覆水盆に返らずというが、どんなに謝罪をしようが、彼女の原発事故へのゆがんだ考え方と、本音が変わったとは思えない。

 彼女には、前述の二人をはじめとする、原発事故の影響による肉体的・精神的疲労などで命を落とした人たちや家族の気持ちなど全くわかっていない。その言葉の裏には、安倍政権の原発再稼動のもくろみが見え見えであるが、こんな無能で軽々しい発言をする彼女に、政調会長はおろか、政治家としての能力も資格もない!

薄化粧

2013-06-18 23:14:06 | Weblog
 夏至は一年でいちばん昼が長い日として知られている。今年はその日が6月21日だそうだ。その夏至の日から数えて11日目(7月2日)を半夏生(はんげしょう)という。


 その半夏生の頃に、葉の半分だけ白く化粧をすることから名が付いたという「ハンゲショウ(半夏生or半化粧)」が我が家のベランダで薄化粧を始めた。昨年は育て方を間違えたため、すっぴんのままで終わってしまったが、今年は日当たりの良い場所を選んで、水遣りも怠らず育てたためか、早々と白粉を塗り始めたのだ。ハンゲショウはドクダミ科の植物だそうだが、葉に触れると独特の香りがする。僕にとって決していやな香りではなく、僕の好きな夏の香りである。

ポチ袋

2013-06-17 02:06:37 | Weblog
 前回のリボン結びの記事の枕に使ったポチ袋の話ですが、このポチ袋に興味を持っていただいた方も多いようなので、作り方をアップしました。


使用する用紙は身近な包装紙のような28×13の紙を用意します。

裏返して下4cmの部分を折り返します。

図のように折り、上部5cmの部分に両端1/4に切り込みを入れます。

上の図のように上部の切り込みまでを3等分して、向こう側に上から2回折ります。

切り込み部までを図のように折り曲げ、襟を作ります。

下部を折り曲げ、襟の部分に納め、襟元にリボンをかければ出来上がりです。


画像では山折り谷折りが逆に見えるところもあるので、お気をつけください。
 


リボン結び

2013-06-15 00:43:13 | Weblog
 以前あるイベントで、身近な紙で折るポチ袋の作り方を教えてもらった。仕上げに襟元にリボンを結ぶのだが、教えていた女性に「お上手ですね」といわれた。「リボンを結んで上手だといわれるとは思わなかった」というと、「男性はリボン結びができない人も多いのよ」といわれ、そんなバカなとびっくりしたものだ。


 無資格で医療行為をして逮捕された男がいる。逮捕されるきっかけが、傷口の縫合をリボン結びしたことからニセ医者であることが発覚したという。このニュースを見て思わず爆笑。もしかしてこの男、おしゃれなのかもしれないと思うと、可愛いと思ってしまった。しかし、どんなにリボン結びが上手くても、こんな奴に傷口の縫合などして欲しくはないが。。。

うそ

2013-06-13 00:51:24 | Weblog
 「折れた煙草の吸いがらで あなたの嘘がわかるのよ♪」と中条きよしは歌った。歌の主人公の女性は、そんな嘘のうまい人を心のどこかで許しているのかもしれない。でも世の中には許せない嘘もある。


 プロ野球の統一球問題で記者会見した加藤良三コミッショナーは、変更した事実は11日まで全く知らなかったとしらを切った。日本野球機構(NPB)の下田事務局長が、コミッショナーと相談して変更を決めたといいながら、記者会見では「報告しなかった」と発言を翻した。そして加藤コミッションーは、「事実を隠蔽する意図はなく、不祥事を起したとは思っていない」と開き直り、辞任の意思がないという。こんな嘘が通るとでも思っているのだろうか?これを不祥事といわずしてなんというのか?百歩譲って、報告を受けていなかったとして、そんなコミッショナーが必要なのか?それを恥じる気持ちはないのか?


 統一球を飛びやすく変更したことを隠すという嘘。そして一度は相談したといいながら、報告しなかったという嘘。それを受けての報告がなかったとの見え見えの嘘。そんな嘘つき団体を信用などできない。

 そもそも、この問題で嘘をつく必要がどこにあったのか。メディアでは様々な憶測が飛ぶ。報道によると去年のボールの在庫処分が2月迄行われたという。そんなみみっちい根性が、ファンも、命がけでプレイをする選手をもないがしろにした、愚かな嘘の源ではないのか。数年前、読売新聞のトップに君臨する、傲慢な老害を撒き散らすナベツネの言動に嫌気が差して、巨人ファンをやめ、プロ野球を見なくなった。しかし、今年は日ハムの中田君や大谷君の活躍で、日本のプロ野球も見るようになったが、この問題の発覚と、ファンや選手無視の嘘つき体質に再び野球に興味がなくなった。

ラテンダンス

2013-06-12 01:40:59 | Weblog
 競技ダンスにはスタンダード部門とラテン部門がある。どちらにもそれぞれの良さがあるが、僕はラテンダンスの華やかさが好き。そのラテン部門に於ける世界のトッププロのデモンストレーションが行われた。

 どちらの部門も5種目で争われるが、ラテン部門は、ルンバ、チャチャチャ、サンバ、パソドブレ、ジャイブの5種目がある。今回はイタリアの「ステファノ・デ・フィリッポ&ダリア・チェスノコヴァ」組の迫力ある妙技をご覧いただきたい。

チャチャチャ



サンバ



パソドブレ



ジャイブ



ルンバ


DJポリス

2013-06-10 00:49:47 | Weblog
 以前、箱根登山鉄道の落合信哉さんという名物車掌さんが話題になった。そのユーモア溢れる名調子は心が和む。

箱根登山鉄道の車内アナウンス

 その落合さんとは違った意味で、巧みな話術で心を和ませてくれる警察官が、DJポリスとして話題になっている。サッカーの日本代表がワールドカップへの出場を決めた4日の夜の渋谷駅前の人混みでマイクを握る若い警察官。

 「目の前の怖い顔をしたお巡りさんも、日本代表のワールドカップ出場を実は喜んでいるのです。みなさんのチームメイトです」「ここに集まっているみなさんは、日本代表12番目の選手です」

 彼は第9機動隊に所属する隊員だそうだが、彼ら二人に共通しているのは、20代の若さでありなら、独自の話術を駆使し、人の心をとらえ感動させる才能の持ち主である。

DJ警官 in 渋谷スクランブル交差点

 二人の話題は連日メディアでも取り上げられ、今更という感は否めない。しかし、彼らの滑舌の良さもさることながら、言葉のセンスの良さと、琴線に触れる言葉選びに、胸が熱くなる思いである。若い彼らに敬意を表する意味で、敢えてここに紹介した次第である。

裏葉草

2013-06-05 22:36:38 | Weblog
 物にはすべて表と裏があり、裏という言葉にはマイナスイメージが付きまとう。「裏」をわが電子辞書でひくと、①置かれたとき下になって、目に見えにくくなっているほうの面。②主立っていないほうの面。③町並みなどで、表立っていないほう。④物の正面と反対になるほう。⑤奥のほう。⑥衣服で、内側にあって表からは見えない部分。⑦表に現れない隠れたところ。などがあり、どれもがネガティブな言葉で占められている。

 時として裏側にスポットを当てると、普段は見えないものが見えてくることがある。増位山さんが歌った「男の背中」では、「男の肩と背中には、むかしの影がゆれている」と歌い、男の裏側に哀歓をみる。


 我が家のベランダには、わずかな風にも揺れる草がある。その名を「風知草」といい、この草が揺れることで風を知る涼しげな草である。この草の別名は“裏葉草”といい、葉の基部でねじれて、葉の表面が下になり、裏面が上になって垂れ下がり、見た目にも涼しげな野草である。


 風知草がゆらゆらゆらと風に揺れると、裏に隠れた表葉が微妙に見え隠れし、表裏一体の哀歓を秘めた男の姿を物語る。マイナスイメージの強いでも、時には風知草のように表になって、自己主張してみるのもいい。負が正になるかもしれないから。前も後ろも自信のない僕は、横向きにでもなっていようか。。。

つゆ知らず

2013-06-04 14:21:04 | Weblog
 梅雨入りしたというのに東京は毎日晴天が続く。一体梅雨はどこへ行ってしまったのか? 天気予報によると、梅雨入りしている地域では、しばらく梅雨の中休みが続くらしい。中休みというより長休みになりそうだともいう。


 「つゆしらず」という言葉がある。この場合のつゆ「露」と書くらしい。わが大辞林によると「露」とは、わずかなことという意味があり、副詞で使われるときは、下に打ち消しの語を伴って、すこしもとか夢にもという意味になるそうだ。「露知らず」とはまったく知らないという意味であって、梅雨だということを知らない、という意味ではないらしい。


 梅雨入り発表に合わせたかのように、ベランダのアジサイが色づきはじめ、こんなに晴天が続くとは露知らず、昨年より一段と大きくなった株がベランダを彩り、暑さにめげず僕の眼を楽しませてくれている。


 梅雨は長休みでも、関東地方の梅雨入りは平年より10日も早かったのだから、これから梅雨入りすると思えば、まっいいか。

マイブーム

2013-06-01 22:26:53 | Weblog
 ケータイをスマホに代えたのが、2010年の11月も終わる頃だった。あれから2年半になるが、今では一時も手放せないアイテムになった。数あるアプリケーションの中でも音楽アプリには特にお世話になっている。PCでYoutubeからダウンロードした音楽をスマホに同期させれば、いつでもどこでもお気に入りの音楽を聞くことができる。ところがある日、PCの音楽ダウンロードソフトが起動しなくなってしまった。

 そんな話を仕事仲間の若い教師に話すと、スマホから直接ダウンロードできるアプリがあることを教えてくれた。有料アプリではあるが、170円也を支払って購入した。その後PCのソフトは、バージョンアップによる不都合のためとわかり、いちどアンインストールして、再度ダウンロードすることで解決したのだが、購入したスマホのアプリも料金を支払う価値のあるアプリであった。

 そのアプリで偶々見た中の島ブルースをスナックのようなところで歌っている、貫禄のある熟年の親父さんの歌の上手さにびっくり。Youtubeではよく素人さんが自分の歌をアップしているので、その中のひとつだと思った。ところがそれは本職の歌手であり、あの秋庭豊とアローナイツのボーカリストの木下あきらさんだとわかって二度びっくり。

木下あきら

 アローナイツは全員が北海道出身であり、札幌を舞台とした「中の島ブルース」は彼らの持ち歌だったが、内山田洋とクールファイブとの競作になり、アローナイツの歌の上手さには定評があったものの、クールファイブに隠れてテレビなどの出演回数は彼らほど多くはなかった。(この動画は、初めて彼の歌を聴いた動画とは違います)

 今は熟年になった彼の歌を聴いて、貫禄のある体躯もさることながら、歳を重ねた渋さと円熟味が加わり、若いときにはなかった重厚な魅力が溢れている。この動画は50代の時のもののようだが、1948年生まれの彼は、今60代半ばになっているはずだ。しかし2010年の時の声を聞いても全く遜色ない。彼の歌を次々とスマホにダウンロードし、暇があればその歌声に酔いしれている。

 そして新たに見つけた隠れた名曲「おもかげ」は、あのチョーヨンピルさん作曲によるアローナイツのデビュー10周年記念の曲だそうだが、この歌にも痺れている。

おもかげー秋庭豊とアローナイツ

 先日は美空ひばりさんの「津軽のふるさと」を歌った、若い歌手の松原健之(まつばらたけし)さんの澄んだ高音に痺れたばかりだが、それ以上に歳を重ねた熟年の味のある声は、どんな歌を歌っても彼の世界に引込んでくれる。歳を重ねて声が衰えた歌手も多いが、木下あきらさんの歌声はますます魅力的になり、あの風貌で女心の切なさを歌う熟年親父の面目躍如である。今、彼はソロで活躍しているそうだが、彼の歌は今の僕にとってのマイブームである。