勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

山野草

2007-03-22 23:32:58 | Weblog
 盆栽を育てていた花好きの父に似たのだろうか、僕など足元にも及ばない花好きの姉がいる。それも園芸種ではなく、山野草にこだわっている。
豆粒のような小さな花が咲くという野草の寄せ植え
 
 両親が健在のときは、春と秋の年二回、兄弟姉妹揃って車2台を連ねた、両親と一緒の旅行を欠かさなかった。どんなに眺めのいいところに行っても、その姉だけはいつも下を見ながら歩く。手には園芸用の小さいスコップとビニールの袋。
鉢の中で咲く、小さく可憐な花

 野草の会に入り、展示会にも出品するという。我が家にも、時々鉢植えを持ってきてくれるが、一年花を咲かせると駄目にしてしまうことが多い。
爪楊枝にも使われるクロモジの花

 墓参りの帰りにその姉のところに立ち寄った。野草の写真を撮ろうと思ったが、今の時期はまだ花が少ない。しかし数え切れないほどの鉢の数に驚く。聞くと、千や二千ではないだろうという。毎日の水遣りにたっぷり1時間はかかるそうだ。季節ごとの植え替えや手入れも怠れない。簡単には手に入らないような珍しい花もある。
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 庭には置ききれず、鉢を置くために増設した車庫の2階まで溢れんばかりの山野草に、この花をひとつづつ取り上げても、ブログが成り立つのに、なんてことまで考えてしまった。
2007.03.22