勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

いつの世も

2005-06-30 18:10:41 | Weblog
 我が住む街、台東区にはお寺が多い。何処を歩いてもお寺の前を通らずに過ぎることはできない程と言ってもいい。
そんなお寺の掲示板で見つけた言葉。
        
 奪い合い、憎しみ合い、そして殺し合う。いつの世にも繰り返されてきた争い、そして戦争。
世の中は日進月歩、目覚しいほどに進歩している。しかし人間の欲望や争いは太古の昔から少しも変わらない。

 友人がいた、彼はいつも最後の一つは僕のために残してくれる。いや誰のときでもそうである。
或る日、和菓子を買ってくるように頼まれた。マンションの管理人さんにもあげてくるように言われ、一つ置いてきた。すると彼は言った「何で一つっきり置いてこないの?」
奪い合うのは大変、分け合うのは簡単。でも大変な事は出来ても、簡単な事はなかなか出来ない。それは僕だけだろうか?
2005.06.30

役に立った、役立たず

2005-06-29 23:23:10 | Weblog
 以前このブログで紹介した、通販で購入した役立たずが役に立った。我がブログを見てその使用方法を教えてくださった方がいて、やってみました。
        
このスチームクリーナー、風呂場で使ってみた。
台所の油汚れには効果がなかったが、今まで擦っても落ちなかった風呂場の汚れが落ちた。元のようにきれいになった訳ではないが、少なくとも今までよりはきれいになり、隅の落ちにくい汚れも落ちたのだ。
馬鹿とハサミは使いようというけれど、このクリーナーも使いようによっては役に立つのだ。
今度は何処をきれいにしようかな。僕の心の中はこれではきれいになりそうもないし。
2005.06.29

我が家のクールビズ

2005-06-28 21:37:38 | Weblog
 今日の東京都心の気温は正午前には36.2度に達し、観測開始以来、6月としては最高だそうだ。 
そんな中、クールビズが叫ばれて、一ヶ月が過ぎようとしている。
朝日新聞社の世論調査によると「クールビズ」に対して67%の人が「好ましく思う」と答え、「そうは思わない」(20%)を大きく上回ったという。

 この一ヶ月テレビの中のクールビズをウオッチングしてみた。
先ずニュースキャスターでノーネクタイで出演しているのは、筑紫哲也氏ただ一人、他のキャスターのノーネクタイ姿は見たことがない。(僕が見ていないだけかも知れないが)筑紫さんの実行力に拍手を送りたい。
政治家の服装も様々、そこにはそれぞれの思惑も反映し、ネクタイ派とノーネクタイ派に分かれたようだが、それぞれのセンスが伺われて面白い。

 この暑さの中、我が家でもクールビズの開始である。
夏が好きな僕は、クールビズでなくても夏のエアコンは殆ど使った事がないのだが、「チーム・マイナス6%」の会員でもある僕としては、昨日今日の暑さにもエアコンを使うわけにはいかない。
        
そこで玄関の戸を開け、風通しをよくし、扇風機も出してこの暑さを楽しもうと思う。
そもそもマンションの5階に住む我が部屋は、窓という窓を全て開け、玄関の戸を開けると写真のように提げた暖簾が真横になるほど風が入る。扇風機も持ち運びに便利な小さなもので充分だ。
        
ところで以前ライブドアのホリエモンのことを、ネクタイもしないで不謹慎だというような事を言っていた輩(やから)は何処のどいつだったっけ。
2005.06.28

大入り袋

2005-06-27 18:41:45 | Weblog
 我が勤務するお店では、一定の入場者数を越えると大入りが出る。500円玉の入った大入り袋、貰うと嬉しいものだ。
現店長になってから始まったこの制度、第一回目が平成11年12月18日。当初は在籍していれば全員が貰えたが、間もなく出勤者だけが貰えるようになった。
先週の金・土の二日連続で大入りになったが、一時から比べると入場者数も減少気味の昨今、二日連続の大入りは久しぶり。中身はともかくとして嬉しくない筈はない。
初めから貰った全てを封を切らずに保存してあるので、どれだけ貯まるかが楽しみであり、老後の蓄えにしなくっちゃ。
2005.06.27

植木市

2005-06-26 21:47:48 | Weblog
 浅草では、昨日と今日(25日・26日)の二日間、植木市が開かれている。5月と6月の最終土・日に開かれる「お富士さん」と呼ばれる市である。
浅草寺の裏通りで開かれるこの市は浅草の名物の一つでもあり、遠くから訪れる人も多いと聞く。
        
今年は暑かったせいか、人出も例年より少ないように感じたが、御夫婦と思しきカップルとそのお孫さんであろうか、若い女性の浴衣姿が涼しさを感じさせ、粋な浅草を演出してくれていた。そして、我がカメラにも快く収まって下さった。
2005.06.26

語録

2005-06-25 23:08:36 | Weblog
 このところ少年が起こした悲惨な事件が続いている。一つは15歳の少年が両親を殺害した。もう一つも15歳の中学生の弟が、17歳の高3の兄を包丁で10数箇所を刺して殺している。
報道によると、彼らはホラー映画や、殺人ゲーム、或いは殺人マニュアルの本を好んで見ているという。そんなニュースを見て思い出す語録2つ。

その1. 2 ~3 週間前の「さんまのからくりTV」に出ていた小学生になるかならないかの、ギターのうまい少年だったと思う。「僕、ゲームはやらないの?」という質問に彼は答えた。「僕ゲームは嫌い、だって悪い奴はみんな殺されるでしょ、殺さないで、いい人になるようにすればいいのに」
この少年、なんという哲学の持ち主なんだろう。大人にだってそんな発想は無い、だから殺人ゲームが横行するのだろう。この少年の言葉、大人のどんな言葉より重い。

 
その2.  昨晩のテレ朝「報道ステーション」に出演していた松本幸四郎さんの言葉。お父さんが言っていたそうだ。「親孝行というのは、他人に言われてするものでもなければ、親に言われてするものでもない。自分がしたいと思ったときにすればいいもので、親が亡くなってからだとしても、お墓にお参りをして手を合わせればいい」それが親孝行というものだ、と言っていた。
そこに心があれば親孝行、今からでも遅くないんだ。
両親を殺害した少年、いつ親孝行すればいいのだろうか?

2005.06.25

交差点に咲く花

2005-06-24 23:58:45 | Weblog
 24時間途絶える事無く走り続ける車の騒音と排気ガスに耐えながら、都会の交差点に咲いた花。その生命力と健気さに驚き、真夜中に交差点の安全を見つめ、交通整理でもしているかのようなその姿に不思議な調和を感じました。
2005.06.24

月の光

2005-06-23 23:43:14 | Weblog
 午後11時を過ぎて雲間から顔を出した月が今宵も美しい。月のきれいな夜は何故か心が落ち着く。冬の月は煌々として冷たい光が痛くさえ感じるが、今頃の月はぼんやりと温かみを帯び、優しくその光を投げかける。窓を開け夜風に身を委ねるとちょっと幸せな気分になる。
昨夜からの僕、ちょっと変。
2005.06.23

日陰の花

2005-06-21 23:19:09 | Weblog
 その悪臭と、名前からくるイメージの悪さから、あまり好かれない、そして何処にでもある花、ドクダミ。
我が身とオーバーラップするためか、日陰に咲くこの花にも美しさを感じるのは僕だけか?
毒や傷みを和らげる作用があることから名づけられたとも言われる白十字の花。裏通りの木々の茂る日陰の湿地に、群れを成して咲いていたドクダミの花を見つけました。 

平地の日陰に多く、全体に悪臭があるり、六月頃、円柱状の花穂に黄色の小花をつけ、花穂の基部には白色で花弁状の苞葉が十字に四個ある。全草に整腸・利尿・解毒などの薬効があり薬用とされる。十薬(じゆうやく)。[季]夏。

《どくだみや真昼の闇に白十字/川端茅舎》 
2005.06.21

梅酒寒天

2005-06-20 23:29:50 | Weblog
 以前、寒天の効能について我がブログ でも紹介しましたが、最近また、あちこちのメディアで盛んに寒天を取り上げ、その素晴らしい効能が注目されているようです。
NHKのTV番組「試してガッテン」で取り上げた直後、店頭から寒天が消えたと聞きました。
そんなに身体にいいといわれる寒天、食べないてはありません。
高血圧、高血糖、高コレステロール、肥満の改善・予防 etc。

そこで再び寒天の利用法を考えました。
皆さんの声を聞くと、梅酒は造るけどなかなか飲まないというお話でした。出来上がった梅酒、そのまま眠らせておくには勿体ない。是非、梅酒を寒天で固めて召し上がってください。

水と梅酒 3:1~4:1で割り、砂糖を加え寒天で固めます。
砂糖も梅酒の量もお好みで加減すればいいし、粉寒天でしたら、その中に入れて溶かしながら沸騰させるだけなので簡単です。
中に梅を入れれば、梅も残さず利用できます。写真中央の器のものは、食べる前に梅酒をちょっと入れればおもてなしにもなります。
眠っている梅酒があったら是非お試し下さい。

2005.06.20

デンキを消して、静かな夜を

2005-06-19 22:38:04 | Weblog
 CO2削減の一環として、6月18日(土)、19日(日)、21日(火:夏至の日)の3日間、「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」の実施が行われている。
特に、夏至の日の直前の日曜日である今日、6月19日(日)の夜を「ブラックイルミネーション2005」と題し、20時~22時の2時間、世界の大タワーを始めとするライトアップ施設や各家庭の電気を一斉に消すことを、環境省では広く呼びかけています。

我が家でも、デンキを消してみた。ただ真っ暗にするのも芸が無い。そこで何年も眠っていた蝋燭を灯してみた。約一時間、テレビもつけず蝋燭の明かりだけで過ごしてみて感じた。ゆっくりと流れていく時間と、静かな夜がなんと贅沢な事か。不思議な発見である。
時にはこんな贅沢もいいもんだ。
2005.06.19

梅醤油、作りました

2005-06-18 22:24:24 | Weblog
 ブログを通じて知り合いになり、わがブログのコメンテーターとして、いつも貴重なコメントを頂いている陽子さんのブログつれづれ話 で先日紹介されていた「梅醤油」、我が家でも作ってみました。  
             
 青梅に醤油を入れるだけ、半年くらいで出来上がるそうです。醤油は梅の酸味を考えて減塩にしてみました。出来上がったら、また紹介しますが、使用方法を考えるに、我が家では、焼き魚、冷奴、鍋物等にはポン酢が欠かせません。焼き魚等に大根おろしを付けますが、そんな時ポン酢ではちょっと味が薄くなり物足りません。そこでこの梅醤油がいいのではないかと今から楽しみです。また、酢の物等の3杯酢に使ってもよさそうですね。

 梅酢もよく作りますが、これは梅酒を造るのと同じ要領で、焼酎の代わりに酢を使います。夏場の疲労回復にはもってこいの飲み物になります。

半年後というと冬、鍋物の時期なので、湯豆腐などが楽しみになってきました。皆さんどうぞご一緒に鍋パーティなどいかがでしょう。
2005.06.18

開拓者

2005-06-17 23:18:46 | Weblog
 いつの世にも開拓者と呼ばれる人は沢山いる。新しい分野を切り拓くとき、そこには必ず大きな抵抗があるものだ。その抵抗に打ち勝ってこそ真のパイオニアであり、新しい世界が拓けていく。ライブドアの堀江氏然り、医療の世界では、日本で始めて心臓移植手術を行った和田寿郎教授もいた。彼はその後、殺人容疑で起訴されたと記憶している。その事により、日本の心臓移植は世界から大幅な遅れをとったという。

 ファンから裏切り者と罵られながらも、自分の力を信じて一人海を渡って、本場のMLBで大活躍した野茂もその一人であろう。
その野茂が日米通算200勝を達成した。その偉業は名の通り、英雄といえるだろう。アメリカでの勝ち星のほうが、日本でのそれよりはるかに多いのがその理由でもある。
彼のエピソードをサンケイスポーツがこのように伝えている。
 
 2002年5月、ド軍の監督とコーチが野茂を呼んだ。開幕からの不振を理由に、先発から外す可能性がある事を事前に伝えるためだ。
話を終えた後、監督が尋ねた。
「もしキミがこの(監督の)椅子に座っていて、信頼しているベテラン投手が調子を落としたとする。キミならどうするか?」
野茂はしばらく考えた末に、こう答えた。
「その選手を信じているなら、最後まで信じ続けます」
この話し合いの後もローテ落ちさせなかった監督の期待に応えて野茂は、その後先発した26試合で24勝をチームにもたらした。
信じると決めたら、何処までも信じ抜く。自分の力を信じて海の向こうで今も戦い続けている野茂の、日本野球界に及ぼした影響を無視することはできないだろう。
と記事は結んでいる。

己を信じ、期待に応える。そんな強い精神を持てない我が身に照らしてみて、MLBで活躍する彼を、最初からBSを通して見続けてきた僕には、畏敬の念すら覚え、今後の活躍をその他の大リーグの日本人選手も含めて期待したい。 

訂正があります。
 一昨日の「一周切符」の記事の中で、《駅構内では》と言ったところは、《改札内》という意味で使ってしまいました。構内とは、改札も出た建物の中と言う意味なので、一周切符を使うためには矛盾しています。大変失礼しました、そして意味の通じない記事とコメントになってしまい、ちょっと恥じています。訂正と、お詫び致します。

2005.06.17

レンジ料理

2005-06-16 21:55:17 | Weblog
 先日、仕事仲間でありブログ仲間でもある友人から、彼の出身地である山形県米沢市で作られている「うまいたれ」 という醤油をいただいた。はったり料理学園々長としては旨いものを作らなければ面目ない。そこで作ってみた。
火を使わずにレンジだけで作るチキンロールです、お試し下さい。

《材料》   
鶏もも肉、にんじん、ごぼう、いんげん、しょうが
《調味料》  
米沢のうまいたれ、 酒(できれば米沢産)、みりん(何処のでもいい)、砂糖(三温糖・僕のこだわり)
《作り方》 
① 調味料を合わせた中におろししょうがと、厚さを整えた鶏もも肉を漬けておく。
② にんじん、ごぼうは1㌢角に切り、いんげんの長さにそろえ、レンジで軽く熱を通しておく。
③ ①に②を巻いて凧糸で括る。
④ 器に③を入れ、漬け汁と一緒にレンジで温める。満遍なくたれがつくように、何度か上下を返し、熱が通れば出来上がり。


写真のものは勿論、今夜の我が家のおかずの一品として、今はわが胃袋に収まっている。「うまいたれ」のお陰で、うまいチキンロールがきちんとできました。
2005.06.16