ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

【ウィーン旅行記 11】王宮_シシィミュージアム

2017-11-30 22:51:23 | 旅行(ウィーン2017)
銀器博物館が終わるとミュージアムショップが有り、皇帝の階段で3階まで上がった所からシシィ博物館になります。
エリーザベト皇后の一生がまとめられていますが、残念ながらここからは撮影NG。
(・・・の割にはネット上で検索すると写真が出てくるので、ご興味の有る方はそちらをご参照ください。)

第一室では少女時代から婚約まで
ウィーンへ旅立つ前の送別会に着用したものと思われるドレスの複製などが展示。

第二室のテーマは「宮廷」
多分、一番有名な星のドレスのシシィの肖像画が有り、再現された髪飾りのダイヤモンドの星のショーケースも展示。


そしてもう一つの目玉が、ハンガリー女王としての肖像画と戴冠式のドレス。

(たぶんコレ)

第三室「逃避」
エリーザベト皇后は日常生活の大半をその美貌を守るために費やしたそうです。
くるぶしに届くまでの髪をとかし編み上げるまでに毎日2~3時間、子牛の生肉でパックしたままの睡眠、毎日の体重計測で、
”身長172cm、体重45㎏、ウエスト51cm”
等身大の立像も有ったのですが、顔も小さい・・・
横に並ぶと、とても同じ人間とは思えなかったです。

あと晩年の旅に使われた専用のお召し列車を再現した展示も有ります。
それから暗殺された時の黒いドレスも。

その後は、「皇帝の部屋見学コース」
皇帝夫妻の居住空間が見れます。
あらゆる贅沢を無用の長物と考えていたフランツ=ヨーゼフ皇帝の寝室は簡素。
ベッドも鉄で、こじんまり。

皇后の部屋で目を引くのは、「化粧と体操の部屋」
鉄棒や、吊り輪など、宮殿にあるまじきものが・・・
そして皇帝一家としては画期的なバスルームも設置。
あと当時としては最新の水洗トイレも見れます。

などなど全部で76項目の見学は見ごたえ十分。
見学を終えて出てきたら、すっかり日も高くなっていました。

10時から11時頃になると、各国のツアー団体がどっと増えます。
でも、欧米系の方は大体この年齢層。
シニアに人気の街、ウィーン。
そういえば中心部分は階段、坂道も無いし。


せかせかした感じが無いんですね。
車道を馬車が走っていても全然違和感無い。






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【ウィーン旅行記 10】王宮:銀器コレクション

2017-11-21 22:51:53 | 旅行(ウィーン2017)
ID:dp9eix
いざ、王宮です。

旧王宮と新王宮が有るのですが、今回はホーフブルグと呼ばれる旧王宮の方です。


ミヒャエル門の天井。
門の右手に入り口が有ります。
行列ができる・・・との情報により、それを避けるために朝一できました。
9時のオープン時には私達含めて4組ほど。

ウィーンパスカードを買っていたので、チケット購入不要でスイスイ~と入場。
本当は王宮とシェーンブルン宮殿はパスを見せてチケットと交換しないといけないのですが、今回は空いている時間だったので、そのままOK!と入れてくれました。
後で詳しく書きますが、今回の旅行はすべてウィーンパスでの入場です。

王宮の内部は銀器コレクションとシシィ博物館、皇帝の部屋という構成なのですが、残念ながら後ろ2つは撮影NGなので、写真は有りません。

まずは銀器コレクションからスタート。
私はこういうの好きだし、時間制限もないので全部見ましたが、皆さま結構ここ飛ばしていかれます。
それと団体さんは別の入り口が有るのか、シシィ博物館からスタートしているようです。
私的には勿体無いっ!ですけど。

ガイド無見学にはオーディオガイドの貸出が有りますが、重いし、時間がかかるので、紙のガイドをもらいました。
詳しく書いてあるし、後でじっくり読めるので。

で、展示物の中身ですが、眩暈がするほどの量とゴージャスさです・・・
疲れるから飛ばそう、と思う人が多いのも納得。
写真はほんの一部です。
しかもほぼ前半(笑)

陶器のセット。

こんなセットがデザイン違いでいっぱい。
”おまる”なんかもそれぞれのデザインごとに有ったりもします。

国家的ディナーのテーブルセッティングだそうです。

「皇帝のひだ」と呼ばれる窪みに、新鮮なプチパンを置くこのナプキンの畳み方は、皇帝臨席のディナーのみ用いられ、この畳み方は極秘で2人の担当者のみしか知らないという大層なもの。
ナプキン広げる時は、パンはどうするんでしょうねぇ。

グラン・フェルメイユ
金細工の最高峰のこのセットは4500点の食器からなり、重さも1トンを超えるとか。




エリーザベト皇后の旅行用ミラマーレセット

皇后愛用のヨットで使われていたセットです。

各種センターピースのアレコレ






これもそれぞれ○○風と時代によって有るのですが、ただただ圧倒されるばかり・・・

装飾ナプキン

まじまじ見ましたが、どう折っているのかは謎。

ハプスブルク・セット

フランツ=ヨーゼフ皇帝の両親の婚礼に際して製作されたもの
歴代の支配者と夫人の肖像が描かれています。

この後、マイセン、伊万里、ミントンなどの陶磁器などなどのコレクションも有りましたが、もうそのころには疲れてましたので、写真は有りません・・・
素晴らしさゆえに、素晴らしすぎるがゆえに
ウィーンで最初に”財宝疲れ”を感じた場所でした。




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【ウィーン旅行記 9】グラーベンからコールマルクトへ

2017-11-16 18:01:31 | 旅行(ウィーン2017)
さて、観光第1日目。
本日のメインは王宮。
入場は9時からなので、ホテルから王宮までの道のりに有る観光スポットを30分ほどで見学しながら向かうことにしました。

まずはホテルからちょいと歩くと直ぐに現れる
シュテファン寺院

昨夜は暗い中でしたが、今日は朝日の下で。

その手前の大通りグラーベンを進むと、ペスト大流行の終息を神に感謝して建設された
ペスト記念柱

早朝だったので空いてましたが、昼間は観光客等でいっぱいでした。



で、またちょっと歩くと噴水が有り、


その向かい側辺りの奥に有るのがペータ教会



奥まった場所に有って目立ちませんが、中はかなり豪華で荘厳です。
夜20時くらいまで開いていてほぼ毎日なんらかのコンサートも開かれているらしいです。




天蓋のフレスコ画「聖母マリアの被昇天」


聖人のミイラは教会で見ることも多いですが・・・
(だろうと思いつつ、そうじゃないと言い聞かせてましたが

ここまでリアルにホネ見えちゃうと、やっぱりみんなそうなのね、本物なのねと。
肋骨が見えてるのを見たのは初めてかも。
あえて見せているのには何か意味が有るんでしょうか?




これまた人がいなくて見放題。

教会を出てちょっと歩いた角からコールマルクト通りに入ります。
もう王宮のミヒャエル門が見えてきました。

ここらへんはブランドショップが軒を連ねていて、ザッハーとトルテで争ったデーメルも有ります。
ちなみに通った2つの大通りは歩行者天国です。


が、王宮広場までくると、途端に車と自転車とバイクがカーブを飛ばしてきます・・・。

王宮前の右手にミヒャエル教会


天使が舞い降りてくる教会です。


ここまですべて有難くも無料施設ですが、見ごたえ十分でした。

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これいい!

2017-11-13 21:21:39 | うちのワンコ
介護体験者としては、この動画の飼い主さん手作りイスに感動です!
動画のリンクが張れなかったので、画面コピーですが。
MSNの動画であがってました。
良かったら、見てください。
先天性の病気を持つティンクというわんちゃんですが、体を立てた状態で食べないとうまく摂取できないため、飼い主さんが作られたそうです。


リカさん介護中、ゴハンを食べさせる時に体を支えてくれるものが、本当に欲しかった。
痩せたとはいえ、支えるには結構な重量で、伏せの姿勢でもグンニャリ、ヨロヨロする体を支えるのに腕1本は必要。
で、器とスプーンを持つとなると、手が1本足りない・・・
箱に入れたらと試したんですが、支え切れず。
胴長足長のダルメシアンの体型ならでは、ということもあるかもしれませんが。

それに食後すぐに横にさせたり、伏せの姿勢だとちゃんと飲み下せてない様な感じも有り、しばらく抱いて体を縦にしてました。
ということで、この椅子応用すれば、老犬介護にもいけるんじゃないかと。
さらに応用したら、トイレする時の補助具にもなるんじゃないかと。

ただ、老犬介護の場合は、あっという間にその瞬間が来て、毎日刻々と状態が変化していき、しかも飼い主には色んな意味で余裕がないので、その時に作ったりはできないよな、とも思います。
ということで、ペット用品のメーカー様、ぜひ商品化を!です。



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【ウィーン旅行記 8】ホテル

2017-11-10 23:14:46 | 旅行(ウィーン2017)
滞在したカイザリン・エリーザベト
かなり女性的なホテルです。
女性一人の滞在も多いようで、逆に男性一人でいると浮きそうな雰囲気です。
団体は無理なホテルなので、私の滞在中には日本人以外のアジアの方はおみかけしませんでした。

至る所に有るエリーザベトの肖像画。


皇帝のも有りますが、やや影が薄い・・・


フロントもこじんまり。
肖像画の有る部屋にソファ席が有りますが、ロビー階にはトイレとかは無いようでした。

で、どびっくりなのが、
この鍵 ↓ ↓ ↓

まだこんな鍵使ってるトコ有ったんだ・・・
デカい、重い。
鍵そのものは電子錠のようでしたが。
当然ながら、持ち歩きNO。
必ずフロントに預けてくださいとのこと。
ドブロヴニクと正反対に出入りをしっかり管理されます(笑)

そしてこの大層な鍵で開け閉めする部屋のドアは二重扉。
でもそれが結構バタンっと音が響くのです。
音に関して言えば、水回りの音もよく響きます。
お風呂もトイレもなんだか逐一分かる様な気がします・・・
ヨーロッパらしい、とも言えますが。

部屋の写真、後で撮ろうと思っていて、これまた忘れました・・・。

ヨーロッパの町の中心地に有るホテルにしては広いと思います。
ベッドスペースの他にわりとゆったりしたソファスペースも有りました。
家具も落ち着いた上品な感じでした。
が、素敵なだけに、クローゼット以外に引き出しなど収納スペースが無いので、ちょっと物の置き場には困りました。

不思議な形のバスタブ

シャンプー、石鹸は備え付けタイプだったため、ちょっと不便。
そして、どこでも有るだろうと思っていたコットン、綿棒が無い。
こういう時に限って持ってきていなかったりする
あとトイレットペーパーホルダーの位置が遠いのは何ででしょうね?
どこかは忘れたけれど、背後に有ったところも有ったので、まだマシな方かもしれませんが、世の中色々なトイレが有るものです。

朝食ビュッフェ

さほど種類は有りませんが、朝食としては満足できるラインナップ。
チーズは種類も豊富で美味しかったです。




目からウロコのグレープフルーツの盛り方。

パンコーナーにはカイザーシュマレンも有りました。
クロワッサンの下に有るのがそうです。
一言で言うと、皇帝のお気に入りスィーツで、ちぎれたパンケーキに粉砂糖がかかっていて、ジャムをつけて食べるもの。
これも名物スィーツなので、一応食べとこうと思ってたので、こちらで味見。
ちょっと生焼けの様な気がしましたが、他で食べていないので、こういうものなのか、アタリが悪かったのか不明。
機会が有ったら、どこかで再度食べてみたいと思います。



それにしても、かってないほど、静かで緊張する朝食レストランでした。
おひとり様も多いことも有るのでしょうが、あまりにシーンとしているので、喋る時は自然にヒソヒソ声になってしまいます。
周りは見るからに上品なマダムと紳士ばかり。
シルクのブラウスにタイトスカート、アクセサリーはパール。
きちんとワイシャツ、ネクタイ、ジャケット。
いかにも旅行者なおっちゃん、おばちゃんなんてどこにもおりませーん。


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【ウィーン旅行記 7】夜のお散歩

2017-11-07 22:41:58 | 旅行(ウィーン2017)
ザッハーを出て、行きとは違う道を通って帰ることに。

道路を挟んで向かい側がオペラ座です。


デューラーの野ウサギの有るアルベルティーナが見えるアルベルティーナ広場。
ウィーンパスで優先入場できる美術館だったんですが、時間が無かったので行ってません・・・


そのまま真っすぐ歩いていくと、ノイアーマルクト広場に出て、そこにはドナーの泉が有ります。


が、ここにあるのはレプリカで、本物はベルヴェデーレ宮殿に保管されていてるのだそう。
 ↑ 行ったけど、見てないかも・・・


そして右折してケルントナー通りに戻ると、スワロフスキー。

このちょうど反対側の通りにホテルが有るので迷う事も無し。
スワロフスキーは同じ通りにもう1軒有って、そちらの方が商品が多くて買い物しやすい雰囲気でした。
後でもう1回行こうと思いつつ、行けずじまいになってしまいましたが。


閉まっている夜も華やかなショーウィンドーでした。

こんなのを見ながらフラフラ夜でも歩けるって、ホント平和な町~

夜のシュテファン寺院


身廊中央部や塔は17時頃に閉まってしまいますが、教会自体は22時までは入れます。

暗くてよく見えませんが。
昼間また来るからいいよね~ということで、サクっと見学。
(結局、この時が最初で最後になっちゃいましたが。
なんか今回、そのパターン多し・・・)

唯一よく見えた&気に入った献金箱。

寺院の形になっています。
日本のお寺も真似しませんか?




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【ウィーン旅行記 6】カフェ・ザッハー

2017-11-05 23:20:44 | 旅行(ウィーン2017)
ホテルに入ったのは20時頃。
あまり活動的でない私達は、夜の到着の時は普段ならもうホテルから出ないのですが・・・
今回スケジュールに余裕があまりないので、行けるところは行ける時に行っとこうと、夜のウィーンの町に出ました。
なにせホテルから目抜き通りのケルントナー通りはすぐそこ。
重度の方向音痴の私&夜という組み合わせでも何の問題もなく歩けちゃう町でした。
人通りも多く、お土産屋さんとかは21時頃までは開いているよう。
そして怪しげな人もいない(たぶんね)。
油断は禁物ですが、外国のそこそこの都会でこんなにふらふら歩いていても大丈夫そうに感じた所は初めてでした。
 
そしてあっという間に着きました。

カフェ・ザッハー
ウィーンに行ったからには、一応行っとかないとね。
でもそう思うのは皆一緒の様。
日中は行列ができているそうです。
だから皆さま夕食に行かれるであろうこの時間を狙ってきたわけです。

が、行列こそ無く入ることはできたものの、中はいっぱいでテラス席しか空いてませんでした。

とりあえず、ド定番のザッハートルテとメランジュ、そしてこれは食べてみたいと思っていたザッハープンシュを注文。

これが普通のザッハートルテ


で、こちらがプンシュ

見ての通り、オリジナルの半分位のサイズです。
何が違うかというと、こっちはお酒が入っているのです。
だからややしっとり。
でもどちらもド甘い点は同じ。
だから一緒についてくるこの甘くないクリームは必須。
このクリームがあってこそのザッハトルテ。
だからお土産用のものを買うこともできますが、このケーキは店で食べてこその様な気がします。

本当はこっちが良かったソファ席。

入った時は満席だったけれど、大人数のグループだったようで、一気に空いた隙にパチリ。
せめて写真だけでも訪れた証を。
21時前位が穴場かもしれません。
オペラが終わった時間も混みそうですね。
デーメルは19時までの営業ですが、ザッハーは24時までなので、夜行くのもいいのではないでしょうか?




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